現状 Real Talk

2024-07-29 (mon)

7月も終わりが見えてきて、

8月がすぐそこまできています。

連日の猛暑にゲリラ豪雨、

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

もうすぐ8月になるこのタイミングで、

今回は自分の現状をお伝えしようと思います。

結論から言うと、

現状はどこのチームからもオファーは無く、何も決まっていません。

なぜこれをわざわざ伝えたかったかというと、

過去に何度か8月に入ってから契約のリリースを出したことがあり、

その経験からきっとまだ期待して待ってくれているファンの方々がいるのではないかと思ったからです。

その時は7月の末頃には契約は決まっていて、後はリリースを待つだけだったので、

僕としても「楽しみに待っててくれよ…ﾌﾌﾌ」といった感じでした。

ただ、何も決まっていない今の状況の中、

ファンの方々に期待させ待たせ続けるのは酷だなと、そう思いました。

きっと毎日信じて、今日こそは今日こそはと、

携帯の画面を見てくれているんだと思います。

でも、

残念ながら現時点で契約のリリースが出る予定はありません。

そして各チームのロスター状況を見ると分かるように、

この先も僕の契約のリリースが出る可能性は…

無いとは言い切れませんが、かなり低いと思います。

オフの間にいくつかのチームとはお話しさせていただきましたが、

契約の具体的な交渉のテーブルにつくことはありませんでした。

そして気付けばもう7月が終わろうとしています。

6月中に決まらなければ身を引こうと思っていたのに、

チームごとの状況次第でそれは変わっていきました。

いつもどこかに希望を見出して。

本当にこの職業は特殊だとつくづく思います。

この時期が嫌で辞めていく選手がたくさんいるのも知ってるし、

気持ちが痛いほど分かる。

このオフでもいろんな選手が引退発表をしましたね。

何人の選手が満足した、やり切った気持ちで引退したのかなぁ。

と、自分ごとのように考えてしまいます。

きっと満足いく形で引退できる選手の方が少ないんだと思います。

そういうものだと思う。この世界は。

僕自身は、

まだこれからどうするか決めかねています。

正直なことを言うとね。

とはいえ前途した通り、

現時点では新シーズンを選手として迎えることは難しそうです。

そうすると、引退？

途中加入できるチームが出るチャンスを待つ？

どうするの？

そんな想いが無限ループしています。

一旦現実的な問題は置いといて、

今の僕の正直な気持ちは、まだバスケがしたい。

このまま終わりたくない。

そんな気持ちです。

去年があんな感じだったから(いろんな意味で)、

尚更その気持ちは強いです。

不完全燃焼もいいところ。

僕は、なるべくしてプロになった選手ではありません。

たくさん頑張ってたくさんの人に助けられて、

やっとの想いでプロ選手になれました。

だからこそそれを簡単に手放したくないという純粋無垢な気持ちがあります。

もちろんそんな自分の気持ちがあっても需要がなければ居場所はないことは重々承知ですが。

そして僕はプロバスケ選手として活動するのがすごく好きです。

当然キツイことの方が多いけれど(今の状況然り)、

それ以上に喜びがあります。

自分がプレーする姿を見て、

元気を貰ったとか

日々の活力になるとか

仕事を頑張れるとか

そんなことを言ってくれる人たちがいて。

僕がバスケをすることで誰かの役に立てていることが本当に幸せなんです。本当に。

最初は自分がこれまで続けてきたバスケットボールでプロになりたいの一心でしたが、

キャリアを始めてすぐに、

誰かの喜びのためにプレーしたいと思うようになりました。

自分を必要としてくれて応援してくれる人たちがいたから、

だから頑張ってこれました。

支えてもらってばかりでした。

そんな人たちのことを考えると、

このままフッと辞めてしまうのはあまりに申し訳なく、

なんというか、今までの恩を仇で返すような、そんな気持ちにさえなります。

それはちょっと大袈裟で言い過ぎかもしれないけど。

だからこそ、

どんな形でもバスケを続けることで喜んでくれる人がたくさんいるのではないか、という気持ちがあります。

自分がプレーしたいという想いと、

誰かのためにプレーしたいという想い。

もしどのカテゴリーでも自分を必要としてくれるところがありましたら、

ぜひご連絡いただきたいです。

とは言うものの、

先ほど一旦置いといた現実的な事も考えると、

まだどうするか分かりません。

潔く身を引くか、このまま続けるか。

応援してくださってる皆様には

早く今後の報告ができたらなと思いますので、

何卒よろしくお願いします。

こんなことをわざわざ書いて発信する必要があるのかとても悩んだし、

すごく恥ずかしいし、半ば不本意での投稿です。

でも、

これまでずっと応援してくれた方々には知っておいて欲しかったし、

伝えるべきだと思い投稿しました。

ここまで読んでくださった方ありがとうございました！

ここから先はもう少しディープな話になりますので、

購読者限定とさせていただきます。