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太宰治を読む。

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個人の読書感想文であるが、マガジンをきっかけに「太宰治の作品を読んでみたい」と思ってくれる方が1人でも現れたら、私にとってはこの上ない喜びである。
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#日記

「太宰治を読む前に」【5/11執筆】

太宰治の作品は、中学授業時に学んだ「走れメロス」を除き、大学入学後から読み始め、直近で何…

なおきち
3年前
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太宰治を読む。まとめ。【7/23更新】

「太宰治を読む前に」【5/11執筆】太宰治の作品は、中学授業時に学んだ「走れメロス」を除き…

なおきち
4年前
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「お伽草紙 太宰治」【7/14執筆】

↑青空文庫なので0円で読めます、オススメ  「舌切雀」 原作をほとんど知らない状況で読ん…

なおきち
3年前
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「竹青 太宰治」【6/30執筆】

↑青空文庫なので0円で読めます、オススメ 結末に「自註。これは、創作である。支那のひとた…

なおきち
3年前
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「清貧譚 太宰治」【6/23執筆】

↑青空文庫なので0円で読めます、オススメ 「以下に記すのは、かの聊斎志異の中の一篇である…

なおきち
3年前
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「走れメロス 太宰治」【6/16執筆】

↑青空文庫なので0円で読めます、オススメ 「メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除…

なおきち
3年前
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「女生徒 太宰治」 【5/12執筆】

↑青空文庫なので0円で読めます、オススメ 弱冠14歳の女生徒が、起床から就寝までに過ごしたありふれた日常のわずか1日を、丁寧に叙述している点に心惹かれる。 また、太宰治の女性の心理描写の巧さに驚きながら、女生徒が1日で経験する出来事に対する喜怒哀楽の心の変化に、こちらも心を動かされる。 そして、女生徒は、時折「自己嫌悪」に陥る。電車で見かけたおばさんに対する嫌悪感、来客のご機嫌を取る母に対する嫌気を抱かずにはいられないが、自らも同じ女性であること、また母と同じことをして