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世界一周🌏 きっかけ編 前編

2023年9月、26歳になった2ヶ月後。
社会人3年目の半ば「世界一周をしよう」
と心の中で決めた。

ずっとずっと心のどこかで考えていたこと。

大学2年生と3年生の間、休学してニュージーランド留学(ワーキングホリデー)をした。
そのときに出会った旅人たちに影響されて、いつか自分も世界一周をしたいと思うようになった。

ゲストハウスで働いている時のクルー。この時にたくさんの出会いがありました。

それでも、慣れというのは怖い。

日本に帰ってきて大学生に戻り、彼女ができて、友だちと居酒屋で騒いでいる生活が楽しかった。ラクだった。

そのまま周りに流されるように、就活をして社会人になった。
仕事は本当に楽しかった。学習塾の先生として働いていたが、早朝から深夜まで、さらには休みの日も働くことは当たり前だったけれど、そこに苦はなかった。やりたいことだったし、何よりもやりがいがそこにはあった。先輩や同期、後輩にも恵まれて尊敬する社長と一緒に働くのは楽しかった。
家族や一緒に住むパートナーの理解や協力も大きかった。

同期の皆さま



しかしあるとき、「もし1年後に死ぬとしたら、自分は何をするだろう?」そう考えたときに、

「知らない世界をもっと見たい。日本しか知らない(日本もそれほど知っているわけではない)まま死ぬのはあまりにももったいない。ワクワクドキドキしたい!」

素直にそう感じた。

さらにそれと同時期に、1人の生徒からこう聞かれた。

「先生の夢はなに?」

「うーん。世界一周することかな」
「そうなんだ!かっこいい!」

子どもたちの未来を、可能性を広げたい。そんな気持ちがきっかけで入社したが、今の自分は子どもたちに対してそれができているだろうか?

大人だってキラキラしているところを見せたい。
口だけじゃなくて、背中で示したい。
何より自分が夢に向かって頑張っている姿を見せたい!

やるしかない。

では、いつそれを叶える?

仕事の特性上3月末で辞めるのがいいだろう
→そうなると次の3月か次の次の3月か(このとき9月だったため、半年後か1年半後か)

次の次の3月(1年半後)となると、28歳になる歳で出発することになる。帰ってくる頃には29歳、30歳になっている。

遅すぎる。

ということはもう次の3月(半年後)で辞めて出発するしかない。
歳のことを考えてもそうだが、何よりこの気持ちにフタをしたくなかった。
「今」しか考えられない私にとって、1年半後を待てるほど、気持ちに余裕はなかった。

「よし、2024年3月末に仕事を辞めて、世界一周の旅に出よう」

そう自分の中に決めたは良いものの、あらゆる物事が頭の中に浮かぶ。

仕事の上司、同期、後輩、関わってくれている人々、生徒たち、保護者の方々にはなんて言おう。

家族にはいつどうやって伝えよう。

お金はどうしよう。

何から準備すれば良いのだろう。

何よりも、一緒に住んでいるパートナーにはなんで伝えよう。

どうしよう…

後編へ

居酒屋の張り紙にも背中を押されたかな。

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