【障害ってなんだろう②】〜バリアフリーってなんだろう〜


今日は昨日の記事の深掘りです。
昨日の記事↓

https://note.com/naoki_no_tsuzuri/n/nabe449ac0968

昨日書いた障害のある場所はその人の体じゃなくて社会にあるよという考え方には実は名前があります。
 障害の「社会モデル」と言って、障害は社会環境(例:車椅子の人にとって通れない階段しかない道、視覚障害者にとっての音のない信号、偏見、差別あるなど)によって作られたという考え方です。実は日本の法律も(障害者基本法をはじめとした法律)社会モデル的立場をとっています。それほど重要なのです。
 では社会に障害があるとしたらどんな種類があるのでしょうか。
  まず思いつくのが物理的なバリアですね。何度も書いちゃってますが道路、建物、製品、などにあるバリアです。これはわかりやすいようで案外「すべての人が」使えるのか?不便でないのか?という目線で考えると見落としてしまうバリアがたくさんあります。

 もう一つバリアの紹介を。「心理的バリア」です。偏見、差別、思い込み、無意識な人を傷つかせるステレオタイプなどでしょうか。人間は少しの情報で全体を把握しようとする、思い込みというのは何に対しても正しい知識がない状況では生まれがちだ思います。アメリカ人はハンバーガー好き、とか実際にどうかわからない、人によるのにそんな気がしてしまいますよね。日本人も寿司嫌いな人いるよっているとアメリカの友達に驚かれたこともあります笑。障害者=辛い、可哀想、真面目などゆく思われがちだなと体験を持って感じますが、よく考えてみてください。人によるし、障害者にも性格、価値観、考え方は人によります。一般社会に真面目な人もいればそうでない人もいるように人によって違います。勝手に同情されたり可哀想と思われるのは心理的なバリアですね。障害者という大きなグループ、でくくらず一人一人と向き合うコミュニケーションが大切ですよね。

 僕の意見ですが自分でサービスやお店をされていたり、バリアに困っている人と関わる機会があったらなんのバリアに困っていてそれに対して"一緒に”何ができるかというのを考えるのが大切だと僕は思います。まず話を聞いてみることから始まるサポートと、一方的な支援はまったく意味が違いますよね。
 社会にバリアを感じるというのは何も障碍者だけが抱えてるものではなく誰しもが何かしら感じることだと思います。その中でそのバリアの大きさが人によって異なり、そのなかでも障害者にとっては(もちろんその中でもバリアの大きさ、感じ方はひとによってちがうとおもいますあ)大きく、日常生活の様々なシーンで感じる現状があるのです。
 僕は弱視の当事者なのでさまざまなシーンで不便さを感じますが。他の人にとってのバリアが理解できるかはまた別の話です。その人の話を聞いて理解を示してから一緒に考えのが大切だと思います。コミュニケーションって大切ですよね。

ではま続きを!

#バリアフリー #視覚障害 #障害者 #福祉 #心理的バリア

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