見出し画像

なぜ貴社のウェブ集客はうまくいかないのか

HPをつくっても、SNSやネット広告を利用しても成果が出ない

コロナやDXのこともあり、ホームページをリニューアルしたり、新たにネットショップを開設した企業も多いと思います。

しかしそれに比例して「作ったけど全く売れない」「思ったより集客できない」という企業様からの相談が増えています。

これはなぜでしょうか?

結論から申し上げると、他の競合と比較して「選ばれる理由」が無いからです。
もう少しいうと、新しい競合との差別化ができていないからです。

以前の記事でも述べましたが、インターネットの登場は少ないコストで多くの見込み客にアプローチができるメリットがありますが、逆に言うと全国の同業者やアマゾン・ポータルサイトといった大手企業との戦いでもあります。
これは小売業だけでなく、多くのサービス業も一緒です。

詳しくは過去の記事もご覧ください。

多くの企業は「さらなる差別化」が必要

プロダクトラウフサイクル(市場成長曲線)

上記の図は市場の成長を表したものです。
多くの商品やサービス・業界というものは、徐々に成長を遂げていきますが、最後には残念ながら衰退を迎えます。

導入期には競合は少ないです。この時には早期参入が必要です。
成長期は競合が増加しますが、需要自体も増えて行っているのでシェアの拡大が必要です。

しかし今、従来型のビジネスモデルの多くは成熟期に入っているのではないでしょうか?
成熟期には競合が多く、相見積もりや値引きが必要になっています。
この時に必要なのは差別化です。

少し話を戻しますと、インターネットの登場で今までにない新しい競合が生まれた業界がたくさんあります。
ウェブ集客を考えている企業様なら、ほとんどそれに該当すると思います。

つまり事業が成熟期にあって、普段でも地域で差別化を行っていたのに、さらに大きな差別化を考える必要性ができたのがウェブマーケティングなのです。

このような状況下で、今までにない新しい競合と比べて「選ばれる理由」が明確にあるでしょうか?

多くの企業がウェブサイトをリニューアルしても、新たにネットショップを作ってもうまくいかないのは、この差別化がうまくいっていないことに原因があるのです。

イノベーションが必要な企業も

上記の図で、残念ながら衰退期を迎えている企業様は、ニーズ自体が減少している状態です。
時代の流れで取り扱い商品の必要性が少なくなってしまったり、コロナ禍で衰退期に突入してしまった業界もあるのではないでしょうか?

このような状況下ではビジネスモデル自体の再構築(イノベーション)が必要です。

そうなるとどれだけウェブで集客しても、それは叶いません。
根本的にニーズ自体が減少してしまっているので、下りのエスカレーターを頑張って登ろうとしているような状態です。

つまり課題はウェブサイトのデザインやネット広告の運用のテクニックではなく、自社のビジネスモデル自体にあるのです。

そのような時にはぜびビジネスモデルの再構築にチャレンジしてください。
昇りのエスカレーターに乗ってください。

いま政府は事業再構築補助金という補助金で、イノベーションを支援しようとしています。
それだけ、日本の中小企業の多くにその必要性があるということだと思います。

そしてビジネスモデルの再構築にはぜひウェブを活用してください。
ウェブはきっとあなたの味方になって、少額の投資で最大の成果をもたらしてくれるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?