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医師起業日記_vol.47_コーチングをうけてみた

正直、自分のことはよくわかっていると錯覚していた

過去に2度、いわゆるコーチングと呼ばれるものを受けてきた。対話とワークだけのものと、スライドもある完全に講座化しているもの。

それぞれそれなりに自分が変容した実感はあったと思う。しかし、何かこう「もう一歩、自分の核心にせまってみたい」というぼんやりした気持ちも残っていた。

こうした内的なテーマというのは、もちろん突き詰めればキリがないのだと思う。しかし「もう一歩で本当に大きな変化が起きるんじゃないか」という予感・直感があった。

そこで、また気持ちを新たに、ちょっと怖い・不安な気持ちもあったものの、思い切って受けてみることにした。そうすると、また新たに自分に大きな変化が生じてきた。


ホンネではなく、自分勝手な使命感にとらわれていると気づく

まずセッションを通じて、自分の仕事をどう定義するのかを改めて考えた。そうすると、自分の中に思わぬほころびがあることに気づいた。

「松村さんの言葉にはエネルギーが足りない」
「使命感は、自らいきなり担うものではなく、後からついてくるもの」

そういうフィードバックがあった。
なぜだかわからないが、とってもグサッときた。

「仕事の内容にはやりがいを感じているし、使命感もあるはず…」

そう口ごもりそうになったが、そこで改めて、自分の原動力ってなんだろうかと考えるに至った。

「事業としてのミッションとは別に、自分の理想の自分像ってなんだろう…」

そう考える。しばらくは出てこない。

自分の中で「そのホンネを出したくない」「出して否定されたくない」みたいな気持ちがあった。しかし、おそらくこのホンネこそが本当に追うべき原動力。

そんな直感もあり、自分のホンネが初めてチラッと見え始めた。

「あー、自分はこれが欲しかったんだ」

そう腑に落ちるとともに、それまでは担うというよりほぼ追われていた使命感によって生じていた力みがとれる。もはや全身脱力とも言える感覚。

もちろん、まだまだ見つめてクリアにとらえる余地は残っている。

しかしこうして、事業にコミットしようとすればするほど抜け落ちていたホンネという観点が再度明らかになり、『努力』という感覚ではなく、自然と動く感覚を取り戻し始めたのは驚きだった。


自分にウソをついている状態で、人の支援はできない

これもまた真だと感じる。

とはいえ、そういった状態に陥っている人というのは、ウソをつこうとしてついているのではなく、自分を欺くことになれすぎているだけのことがほとんどだ。

自分にもまた今後そうなるリスクがあったのかもしれないと感じた(自分が納得できる変化を得たものしか提供していないので、現状それはないものの)。

自分が信じるものしか提供しないことを改めて誓ったとともに、真に自分の人生を生きることで、他人に自然と貢献できる状態のみを追求したいと感じる。


ホンネで生きることを最優先しよう

生きていて、ホンネで生きることを優先するのがどれだけ大変かというのは、誰しも感じるだろう。しかし、それが最もシンプルかつ豊かになれる方法であることは間違いない。

だからこそ、自分も今後それに向き合い続けていき、人にもそういった価値を提供できる人であり続けたいなと。


走り書きですが、少しでも参考になっていれば嬉しいです。


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