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チャート分析で重要な事

この記事は有料設定されておりますが、投げ銭システムを採用しており記事内容は全て無料でお読み頂けます事をご理解の上、お読み頂けたら幸いです。尚、投資判断は自己責任にてお願い致します。

以前にもチャート分析とはなにかと偉そうに解説しましたが、20年以上相場と向き合いチャートを見続けた私が初心者の方とお話していると、過去に囚われてしまうという事から脱する事が初心者にとっては非常に困難なのだろうと感じます
まずはこちらの記事をお読みになり、そしてこの記事を最後まで読んで頂き少しの学びとなれば幸いです
過去記事⇒チャート分析とは何か

以前の記事にも、チャートとは過去のものである
皆さんが必死に検証しているのは過去を検証し未来を予測するゲームをしているわけです
未来は誰にも分からないにも関わらず
では一体チャート分析で重要な事とは何でしょうか
あくまでも私が20年以上相場と向き合いチャートを眺め続けて分かった事をお伝えします

重要な事 其①

過去をあまり気にしないというチャート分析における矛盾を受け入れる
過去に学ぶ事も重要な事ですが、過去に囚われるという事は相場の世界では決して良い事ではありません
例を挙げると、上昇だと思いポジションを構築したが下落したので撤退したにも関わらずリベンジトレードしてしまう事や、ナンピンを繰り返す
これは人間の感情と云いますか、自己判断を否定しづらい脳のメカニズムにも起因しており、判定を中々覆せないという仕組みがそうさせているのです
詳しくはこちらで解説しています⇒相場の事は相場に聞け

要するにバイアスがかかってしまい感情トレードになって負けやすくなるという事です

重要な事 其②

自身の性格に合わせたトレードを心がける
上記のようにバイアスがかかりがちな性格の方は、思い込みが激しい性格といえるので(私もそうです・・・)何か別の方法で手法を確立するしかありません
インジケーターで例を挙げると、短期移動平均線が長期移動平均線を上回ったから買いから入る等々、感情的ではなく、自信以外の判断を無くして身を委ねる方法を模索するのが良いと思います

重要な事 其③

多くの方がやりがちな分析方法として取り上げると以下の事が挙げられます
ポジション構築の場所の選び方に欠点がある

何が言いたいかというと、心理的にここから上昇、或いは下落すると思いポジションを構築すると思いますが、「未来予想は不可能である」という観点から上がりそうだから買う、下がりそうだから売るという意識は間違えています
では最初にポジションを持つ際になにを考察すべきなのか?
「ポジションを持つ為にチャート分析をする」という固定観念を捨てましょう
ポジションを持つ為に分析するではなく、決済できる場所から探る事を覚えましょう
決済=利益確定であったり損切も決済なので、まず初めにエントリーを考えるのではなく決済場所を探る練習をしましょう
特に損切ラインをどこに据えるかが重要なポイントとなってきます
損切ラインはなるべく大きめ、要するに低レバが良いのけれども、これは人によってレバレッジの管理や決済判断の有無等が違うので一概に何が正しいとは言い切れませんが、とにかく決済場所をどこに据えるのかを最初に分析する癖を付けると良いです

あとがき

負けるトレードというのは必ず理由があるのですが、中々自分では気づきにくいものですよね
寧ろ勝ったトレードというのは案外ご自身の判断というよりも自暴自棄になって投げやりなエントリーだったり、インジの〇〇がこうなっていたからとか後から思い返せば以外な局面だったりした場合に多くありませんか?
それは上記でも書いたように固定観念の無いトレードだったり、損切ライン幅が大きかったり判断が緩い場面で出くわすことが多いのは無茶苦茶なトレードのように思えても、案外その方が正解だったりします
まずは予想は止め、固定観念に捕らわれず、相場に対して一歩引いて待つ姿勢を身に着けると良いですよ

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