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《GBA》シミュレーション『真・女神転生 デビルチルドレン メシアライザー』

個人的評価「親しみやすい女神転生ライト版・RTS」
 ★★★★☆ (4.5)

 歴史ある人気ゲーム「女神転生シリーズ」の子供向け版、といった印象。「デビルチルドレン」としては6作目に当たるはず。
 「闇の書・光の書」から続くシリーズの続編的な内容だが、RPGではなくリアルタイムシミュレーションゲームという決定的な違いがあり、キャラクターなどの設定にも相違点が見られる。
 「闇の書・光の書」から続くこれまでのシリーズと比べると、ストーリにかなり比重が置かれている印象。シリアスな要素もあるが、全体としては朝アニメのような前向きな内容になっている。
 シリーズ特有の“合体”システムは健在で、これまで同様に世界観やデビルがとっつきやすくデフォルメされているので、シリーズ全体の入口としての秀逸さを感じる。
 ――女神転生シリーズの魅力を残しつつも、親しみやすい独自の魅力を放つ作品。特に今作は、ゲームシステムの特異性が目立つ。


あらすじ

凶悪きょうあくなデビルを封印ふういんした“メシアライザー”をねらい、帝国軍ていこくぐん暗躍あんやくしはじめた。ふたたおとずれるヴァルハラの危機きき…。

…はるか昔。
強大な力を持つデビルが出現し、ヴァルハラを支配しようとしました。
そんな危機の前にあらわれたのは、「伝説のメシア」と呼ばれるデビルチルドレン。彼は“秘石”の力を借り、デビルをメシアライザーに封印。
ヴァルハラの平和は守られました…。

…そして現代。
封印されたデビルの力に目をつけた帝国軍が、その力を利用するために動き出しました。
帝国軍に襲われたヴァルハラの巫女・亜美は、アキラ、ジン、レナに助けを求めます。

魔界へ、ヴァルハラへ、デビチル新たなる冒険の始まりです。

説明書から改変

「炎の書」のジン、
「氷の書」のアキラの
ふたりが
協力して戦うぞ!


※前作の評価

 シリーズ作品ということで、前作との比較を主軸に語っていきたいと思います。
 そのため、前作の評価を簡単に要約しておきます。

◎親しみやすいデビルたち
 全体的にデフォルメされていて親しみのある、多彩なデビルたち。
◎独特なシステム
 簡略化されつつ継承されている、女神転生シリーズの“交渉”や“合体”というシステム。プラス、独自の合体やアイテムによる新システム。
◎引き算による独特な空気
 女神転生シリーズのよさを残しながら、子供向け要素やアレンジが多いことなどから、また違った魅力が漂う作品。

×親しみにくいデビルたち
 好きなデビルを育てて活躍させることが非常に厳しい、親しみやすさと相性の悪い根本的なシステム(それがシリーズ全体の魅力でもあると思うのだが……)。
×厳しいシステム
 同時にできないレベル上げとこうしょうを両立しなくてはならず、サクッと進めないという、敷居の低さと相性の悪い根本的なシステム(改変による弊害も?)。
×引き算による物足りなさ
 子供向け要素が強いことなどから、ストーリーの薄さを感じてしまうことが否めない(シリーズの入口としては秀逸な作品だったのかも)。


◎斬新なシステム転換


 本作の最大の特徴は、なんと言っても、今まで一般的なRPGというジャンルだった「デビルチルドレン」シリーズがリアルタイムシミュレーション(RTS)ゲームに変わったことでしょう。
(過去にはパズルゲームも出ていますが……)

 まず、RTSゲームについてざっくり説明しましょう。

 一般的なRPGのバトルはターン制で、コマンド選択によって戦闘が進んでいくと思います。
 1ターンごとに“たたかう”・“まほう”・“どうぐ”などのコマンドから行動を選び、行動を全て選び終わると戦闘が自動で展開され、ターンを重ねることで戦闘が進んでいくという流れのことです。
 「ドラゴンクエスト」「ポケットモンスター」の基本シリーズなどによく見られる、一般的なRPGのバトルシステムですね。

 これに対し、RTSゲームはその名の通りリアルタイムで戦闘が進んでいきます。
 マップ上にいる敵が行動する中で、プレイヤーは自分や味方の行動を選択して戦うのです。選択中も時間が流れているので、敵は移動もしますし攻撃もしてきます。
 また、こちらが選んだ行動も、基本的にはリアルタイムで反映されます。

 状況をみながら素早く行動を選択することが重要になってきますし、時には待機することが有効になる場面もあったりします。

 ある種、アクションゲームに近いのかもしれません。
 ターン制コマンドバトルとアクションの中間とイメージすると、わかりやすいでしょうか。

 「デビルチルドレン」も前作までは、一般的なターン制コマンドバトルのRPGでした(パズルゲームは除く)。

前作「氷の書」より

 それが、今作になって急にRTSゲームに変わったので、当時、たしか小学生だった私はびっくりしました。
 ――そもそも、中古ゲームショップで見つけて「続編出てたの?!」と驚いた記憶があります。

 リアルタイムでの判断が必要になるので、慣れや集中力が必要ですし、比較的マイナーなゲームシステムだと思うので、好みが分かれるとは思いますが。
 戦略を練ったり工夫することが好きで、腰を据えてゲームをされる方なら、楽しめるジャンルなんじゃないかと思います。

 本作のシステムはとても簡単で、通常の「こうげき」やデビルごとに一つある「まほう」を駆使して戦います。
 「まほう」はデビルによって、攻撃魔法だったり回復魔法だったり、属性や効果範囲が異なります。
 また、ステージによって地形の違いや仕掛けがあるのですが、浮いているデビルは水上や地面のない場所も移動できたり、ダメージを受ける床の影響を受けなかったりという個性もあり、ある程度の戦略性もあります。

 シリーズの流れをぶった切った斬新なシステム変更には驚きましたが、その分、シリーズを通して遊ぶと新鮮で面白いと思いますし。
 ゲームシステム自体も簡単ですがしっかりしているので、単体でもちゃんと楽しめると思います。


◎朝アニメのような物語


 ゲームボーイアドバンスで発売された「デビルチルドレン」シリーズは、「真・女神転生」シリーズ全体の要素である“悪魔”と“戦争”というテーマこそ感じられたものの、ストーリーはかなり薄味に感じられました……。
 それらと比較すると、今作はだいぶストーリーに比重が置かれていたように思います。

 RPGのようなマップ上の探索がなく、「解放されるステージを選択することでシナリオやバトルが始まり、ゲームが進行していく」というシステム的な都合もあるのでしょうが……。
 ストーリーも普通に読み応えがありました。

 ノリとしては日曜の朝にやっているアニメのような雰囲気で、ギャグシーンなども多く、全体的に前向きな内容という印象を受けました。
 もちろん、悪事を企む帝国軍との戦いの物語ではあるので、シリアスな場面もあり、普通に面白かったです。

 また、続編ではあるものの、これまでのシリーズとは相違点が多く繋がりが薄いので、今作単体で楽しめる物語になっていたと思います。


◎健在で新鮮な魅力


 システム変更やストーリーの雰囲気など、違いが目立つ今作ですが、従来の魅力もしっかり健在です。

 全体的にデフォルメされていて親しみのあるデビルたち。

 “合体”という女神転生シリーズを象徴するシステム。

 女神転生シリーズのよさを残しながら、子供向け要素やアレンジが多いことなどから、また違った魅力が漂う「デビルチルドレン」の作風。

 大きな魅力はどれも健在であり、その上で斬新なシステム変更が行われたことにより、これまでとはまた違った楽しみ方のできる「デビルチルドレン」に仕上がっていたのではないかなと思います。

 また、今までは主人公やストーリーなどが異なる2バージョンを同時に発売するという販売方法をとっており、セーブデータは一つでしたが。
 今作では途中で主人公を選択し、1本で2人分のストーリーを遊べるようになっています。
 なので、そのような理由によるデビルと登場マップのちぐはぐさなども解消されています。
 またセーブデータが複数あり、周回プレイでパートナーのランクアップ分岐を全てデビタスに載せることも可能になりました。
 これにより、遊び応えが上がった部分もあると思います。


×時代を感じるシステム


 前述の通り、システム自体はとても簡単でわかりやすかったです。
 致命的な操作性の悪さや穴もなく、ゲームバランスもよく出来ていたと思います。

 ただ、やはり2004年発売のゲームボーイアドバンスのゲームであるということを感じられる部分はありました。

 リアルタイムでバトルが進行するので、やはり操作性のよさを求めたくなるのですが、そこはゲームボーイアドバンスのゲーム。

 ボタンの多いゲーム機や、最近ではすっかり浸透したタッチ画面、親切な機能の多い昨今のゲームに慣れていると、やはりストレスを感じてしまう部分はありました。
(購入当時に感じた記憶はないです)

 また、AIのレベルの低さ。
 これは今回プレイし直して、結構ストレスを感じました(笑)。

 このゲームの“いどう”は移動したい地点を選ぶと、そこにオートで移動するようになっています。
 また、“こうげき”や“まほう”は、近くに対象がいれば自動で攻撃したり回復したりするようになっているほか、対象を選択するとそこまで行って行動を行うようになっています。

 ただ、このAIのレベルがけっこう低く、変な遠回りをして敵に見つかってしまったり、目的地に向かうルートが算出できずに延えんと右往左往したり、ということがよくおこります。
 この辺りも、最近のゲームに慣れ親しんでいると、ストレスを感じるポイントになるかなと思います。

 まあ、この手のゲームはそういった操作性やAIのクセ込みで戦略を練るものであって。限られた手札でどう立ち回るのが最善かを模索し、リアルタイムで選択をしていくというのが醍醐味だいごみだとは思うのですが……。

 難易度の高さは感じました。
 子供向けだと思って軽い気持ちでやると、痛い目を見る気はします。

 他にも、使ってみないと魔法の内容がハッキリわからなかったり、細かな点で不便なところがいくつかあります。


×デビルの少なさと詐欺


 今回は、今までのシリーズと比べて非常にデビルの種類が少ないです。

 ゲーム中のデビタス(デビルの図鑑)を確認すると、104種類しか登場しないように見えます。
 これには、姿かたちに違いがなく、能力値だけが異なるというデビルも何体か含まれていまるので、実質90種類くらいしか登場しないように思えます。

 多彩なデビルはこのシリーズの大きな魅力の一つだと思うので、とても残念に感じます。
 ただ、これは今回のゲームシステムを考えると妥当なようにも思えます。
 他にも魅力はありますし、今作ではこれくらいでも充分なのかなとは思えるのです。

 しかし!

 このゲーム、箱の裏の説明には「登場デビル650種以上!」と書いてあるのです。
 光の書・闇の書の「360体以上!」を越え、炎の書・氷の書の「450種類以上!」も越え、そこから一気に200種類も増えた「登場デビル650種以上!」という表示!

 攻略本などは手元にないのですが、プレイした感じだと、どう考えてもそんなにデビルが登場するとは思えず……。
 これは明らかな詐欺です(笑)! そこが、残念なところです。

 ただ、これについては事情が想像でき、問題だとは感じるものの、個人的には責める気になれないところがだいぶあります。
 最後の「感想」で、もうちょっと詳しく触れたいと思います……。


×変わってしまったデビチル


 本作は、前々作「光の書・闇の書」と前作「炎の書・氷の書」と主人公が同じで、続編という位置づけにはなっているのですが。
 主人公たちのキャラがテレビアニメ版よりになっていたり、他のキャラクターも設定が異なっていて、初対面になっていたり……。
 システムだけでなく、ストーリー面でも相違点が多く見られます。

 なので、デビルチルドレンシリーズのファンにとっては違和感があり、続編としては受け入れ難いという人もいると思います。

 また、根本的なゲームシステムが大きく変わったことでなくなったり変わってしまった部分もたくさんあります。
 例えば、女神転生シリーズの特徴である「交渉」は、バトルシステムに合わせて、ほとんど交渉らしい要素がなくなってしましました。
 また、やりこみ要素としてあった「バトルネット」もないですし、前述の通りデビルが減ったことで「合体」のパターンも大幅に減少し、収集要素もだいぶ縮小してしまったと思います。

 もちろん、そもそもゲームシステムが根本的に違いますし、仕方がないとは思うのですが。
 これまでのシリーズを楽しんで来た人にとっては、期待外れだと感じる場合もあるだろうなと思います。

 とはいえ、発売当時シリーズを追っていた小学生の私は、特に気にせず楽しんでいましたし。
 個人的には今回のプレイでも、特に気になりませんでした。

 また、これについてはシステムが大きく変わったからというだけでなく、制作側の事情も想像でき、なんとも複雑な気持ちがあります。
 最後の「感想」で、もうちょっと詳しく触れたいと思います……。


総評(最初と同じ)

個人的評価「親しみやすい女神転生ライト版・RTS」
 ★★★★☆ (4.5)

 歴史ある人気ゲーム「女神転生シリーズ」の子供向け版、といった印象。「デビルチルドレン」としては6作目に当たるはず。
 「闇の書・光の書」から続くシリーズの続編的な内容だが、RPGではなくリアルタイムシミュレーションゲームという決定的な違いがあり、キャラクターなどの設定にも相違点が見られる。
 「闇の書・光の書」から続くこれまでのシリーズと比べると、ストーリにかなり比重が置かれている印象。シリアスな要素もあるが、全体としては朝アニメのような前向きな内容になっている。
 シリーズ特有の“合体”システムは健在で、これまで同様に世界観やデビルがとっつきやすくデフォルメされているので、シリーズ全体の入口としての秀逸さを感じる。
 ――女神転生シリーズの魅力を残しつつも、親しみやすい独自の魅力を放つ作品。特に今作は、ゲームシステムの特異性が目立つ。



感想(ネタバレ注意)

【⚠ネタバレ注意⚠】

 このゲームは、小学生の頃にもプレイしており、思い出深いゲームです。
 シリーズの他作品をプレイし直した流れで、再プレイしてみました。

 「ファイル1」と「ファイル2」は小学生の頃のデータなのですが、1のLVを見るとけっこうやり込んでいたことがうかがえます。
(クリアでLV25、何したらレベル上がるんだ……?)
 登場デビル104種類中90種類以上は埋まっていたような気がします。

 改めてやってみて、「×時代を感じるシステム」で述べた通りだいぶイライラもしましたが(笑)、かなり楽しめました。
 最近、DMMのタワーディフィンスゲームにハマっていたので、余計にでしたね。

 ――楽しめたのもそうなんですが。
 タワーディフィンスゲームもリアルタイムだけど、キャラの位置は固定だから楽だし、少なくとも私がプレイしたものはステージ全体が見渡せる(しかもパソコンでやってるから画面も大きい)ので、ストレスを感じたのはその影響も大きかった気はします。

 デビタスは全データで共有されるのですが。
 パートナーデビルは最終形態が3パターンずつあり、ほぼ1周しないと埋まらないのですが、今回の再プレイで1周ずつして残り1体まで埋めました。最後の1体は、またいつかかなぁ……。
 後、それぞれのステージは初回のみ戦闘が評価され、ランクに応じてデビルがもらえるのですが。Sランクだと姿かたちは同じだけど能力値だけ高いデビルが貰えて、入手できていなかった3体くらいを集めて埋めました。
 後、終盤に1度だけ出てくるデビル(合体とかでも手に入る?)を仲間にして、残り2体分の謎枠が残っています。
 たぶん、ゲームクリアー時の総合評価でSを取ると、それぞれの主人公につきラスボスか何かが貰えるのかなぁと予想していますが……。評価基準がよくわからなくてとりあえず挫折です。

 まあ、けっこうやりこみましたし、楽しかったです!


制作背景とその後


 『Wikipedia』の情報なのですが――。

当初はアトラスから発売予定だったが、2004年2月に発売中止が発表され[1]、その後、ロケットカンパニーが発売元となって同年11月に発売された。『女神転生』シリーズでも数少ないアトラス以外から発売されたゲームソフトである。また、本編の開発会社であるマルチメディア インテリジェンス トランスファーも関わっておらず、本作の開発はウィルが担当している。

真・女神転生 デビルチルドレン メシアライザー - Wikipedia

 ――なんだそうです。

 恐らく箱にあった「650種以上」も、元もとは本当の予定だったのでしょう。それが、ドタバタで(もしくはそれに乗じて)そのまま印刷されてしまったんだと思います……。
 新たに増えるはずだった200種類くらいのデビルがいたのだとすると、そのデザインがかなり気になりますね……。既にあったのならもったいないなぁと……。

 システムの大幅な変更や、ストーリーの相違点も、どこまでが最初から企画されていたものなのかはわかりませんが……。
 前作がクイズゲームだったことを考えると、ジャンル変更やテレビアニメの設定の流用も、元からだった可能性は充分あり得ると思います。

 まあ、よく出来ていたと思いますし、ロケットカンパニーさんやウィルさんが手掛けて下さったからこそ、こうなったという部分もあったとは思うので。
 それはそれでよかったとは思うのですが……。
 どうしても、大本の制作会社さんが力を入れて作っていたらどうなっていたのかなという興味は尽きないですね。
 発売当時、シリーズを通してプレイしていただけに……。

 これ以降、「デビルチルドレン」シリーズは新作が出ていません。
 発売中止の件を考えれば、本作の時点で、もう打ち切りだったのだとは思います。

 それを別会社さんからでも発売して下さったことは、もう充分にありがたいことだと思います。
 単純にゲーム自体もとても面白かったなとは思います。
 それは確かです。心からそう思います。

 でも、元のシステムで大本の制作会社さんが作っていたら、どんなゲームだったのかなぁ……。集大成が、最後の作品が別会社さんかぁ……。
 という気持ちは、このゲームへの感謝や評価とは別に、どうしても存在してしまいます。

 しかも、前作クリアー後。
 いきなり主人公たちがプレイヤーに向かって、「デビチルをありがとう!こらからもよろしくね!」みたいなことを喋り出すメタネタをやってたんですよね。
 それで、そのまま衰退してRPG形式の続編は出ずに新作が出なくなってしまったのも、なんか胸にくるなぁと……。

 「デビルチルドレン」シリーズは、小学生の頃にハマった思い出深く思い入れの強いゲーム作品の一つなので。
 とても、複雑な気持ちがあります……。

 俺が続編を書くか、という気持ちにも今なっています(笑)。
 書きたい構想はいっぱい溜まってるんですが、二次創作で完全新作「デビルチルドレン」書きたいな、という気持ちが今すごく高まっています。
 ゲームボーイアドバンスで出たシリーズと、ゲームボーイカラーで出たシリーズは主人公とか話が全然違うので、そういうノリで。
 2タイトル同時連載。話題になって、ゲーム化! ……(笑)。
 愛が伝わって話題になって新作が出るなら、別に俺の「デビルチルドレン」がゲーム化しなくても全然いい!
 まあ、私はこだわりが強いので、自分が形にしたものを他人にいじられるのには強い抵抗がありますし……。
 なんて、現状 見向きもされてない私が言ってもダサいだけですね。

 とりあえず、未クリアの「赤の書」と「白の書」をやり直してクリアして、再プレイクリア済みの「黒の書」と合わせてレビュー記事書きたいと思います。
 もしも書くなら、それからですね。何の書がいいかなぁとか、もう考えちゃってるんですけど……(笑)。

 「にちの書」・「げつの書」で羽豚・角兎がパートナー、主人公の父親は…その恋は…、コンセプトは…だからラスボスはあの2柱で、だからパートナーも…、小学校とそれが合わされば…、現実世界があっちにあっちこっち…、コロナじゃなく…くるくるして…化けるアデノ…、ああ構想が……!

 だいぶ暴走しだしたので、この辺にしておきたいと思います。


 最後になりますが、この場をお借りして――。
 ロケットカンパニー株式会社様を始めとする、『真・女神転生 デビルチルドレン メシアライザー』に関わる全ての皆様。
 素敵なゲームを、ありがとうございます。

 そして、この記事を読んで下さった方。
 ありがとうございます。
 不快でしたら、申し訳ございません。

 皆様の行く末が、幸せなものでありますように――。