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ストレートネックと目線の関係

どうも高坂です。
今日は目線と肩コリ・首コリの関係についてお話します。
以前ブログに書いた肩コリの起こる原因でも少し触れたのですが、今日は目線に焦点を合わせて、より深く話していきます。

人間は視覚から様々な情報を得ています。
※得る情報の8割以上は視覚からと言われてます。

視覚から得た情報をもとに安全か判断したり、得た情報を脳で処理して身体を動かします。
※スポーツが上手い人はこの能力が高い

そして視覚から得た情報をもとに姿勢をコントロールする働きもあります。

片脚立ちをした状態で目を閉じると急に難易度が上がるのは、視覚からの情報がなくなり、その他の情報を使ってバランスを取ろうとするからです。

このように人間の姿勢は目線(視覚)によってコントロールされてます。

では何故それが肩コリ・首コリと関係があるかというと、現代はPCやスマホを多用することで目線が無意識のうちに下に向くからです。

この写真のようにスマホやPCを見るときは必ずと言っていいほど目線が下がります。

この姿勢が長く続くと筋肉が固まり、鳩尾の位置も下を向き、背中が丸くなってしまいます。

じゃあ街中を見てるとみんな下を見て歩いていますか?
※背中が丸まってる人は結構いますが……

答えはNOです。

何故なら前を見て歩かないと何かにぶつかったりして危険ですよね?

つまり背中が丸まった状態でも目線だけは前を見ているということです。

上の写真のように背中は丸いが顔は真っ直ぐになると首の骨の配列が真っ直ぐになってしまいます。

所謂ストレートネックという状態です。

人間の頭は全体重の約1割の重さがある部分です。
※イメージはボーリングの玉が首の上に乗っかってる

頭が前に突出するということはそれを支える首の後面の筋肉への負担が増加します。

<負担を受ける筋肉>

僧帽筋上部

肩甲挙筋

後頭下筋群など

特に後頭下筋群の周囲には後頭野に接続する神経や血管が多く、頭痛やめまいを引き起こす原因にもなります。

<ストレートネックの人の特徴>
耳が肩よりも前に出でいる
PC作業をしてると頭痛・めまいがする
枕が高くないと落ち着かない

<ストレートネックの予防>
動画はスマホではなくなるべくPCなどの大きな画面で見る
PCのディスプレイをなるべく顔の正面になる高さに設定する
キーボードやマウスはなるべく身体の近くに置いて操作する

ストレートネックの改善に関しては胸郭にアプローチすることも一つの有効な手段です。
※エクササイズは過去のくびれの記事に載せてます。

電車の移動時間に急ぎで書きました。
時間があれば首から後頭部につながる神経も書きたいんですが、そろそろ目的地に着くので今日はこの辺で

読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️



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