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新生活

 4月というと、新生活。新しく何かが始まったという人が多いのではないでしょうか。1年のうち4月と1月の初めは「新たな〇〇」という言葉をよく耳にしますが、別に新たに何か始めなくても、世間は勝手に始めて、勝手に終えてくれますが、まぁせっかくなので何か初めてみるのも良いのではないでしょうか。始まったらしいので。笑

 そんな私は絶賛花粉に苦しめれ中で、1分に1回のくしゃみと常に目をしょぼしょぼさせながらこの記事を書いている、といった所です。春に対しても特に深い思いれも無く、昔好きだった人の名前に「春」という文字が入っていた程度です。そのため、私からすると「Spring」よりも、よっぽどその、「春」の名前がついた女性の方が思い出深く「Spring」の方の「春」にはめっぽう興味はありません。

 まぁ、しいていうのであれば桜。桜は眺めていて心地の良い存在ではあります。毎年桜が咲き始めると開花の報告がニュースに流れ、満開になるとまた報告があり、さらには散ったときですら報告されます。この時期のニュースはまさに桜一色、桃色ニュースとなりますよね。

 最近知ったのですが、桜があるのって日本だけじゃないんですね。海外にもあるようで、なんか少しがっかりした記憶があります。

 クラス替え

4月のビックイベントの一つに「クラス替え」が入ってくるのではないでしょうか。あの感じ、とても懐かしい。ペラペラの紙を渡され、そこには先生たち基準の「平等」になるように振り分けられた、新たなクラス。恐らく私は、先生基準の平等に振り分ける際、どこのクラスにも当てはまるC~Bランク的な存在だったのでないかと思われます。特にリーダーシップを発揮できるわけでも無く、足も早いわけでも遅いわけでも、ピアノが弾けるわけでも、友達も多くも無く少なくもない、クラスの中心的人物に育つ見込みもなく、かといって問題児でも全くない。このような存在の私を、先生は全く悩むことなく容易に振り分けることができたことでしょう。

 その先生基準の平等によって、生み出された新しいグループが出来上がった教室に入り「リーダーはあいつ」「好きな子」「苦手な子」などの自分なりの、数多くのチェック項目を一通り済ませそこから、このクラスで1年ないしは2年過ごすことに対して良くも悪くも悟り始める。

 思春期にとってクラスとはまさに国家であるので、その新たな国家では自分の立ち位置はどのあたりか、役割、グループ、など国家に馴染むには考えることが山積みです。仲間はずれにされたくない、イケてないグループに属したくない。これは過半数以上の学生が思っていることなのではないでしょうか。これを避けるために、先手先手で行動し、新たな国家で自分のポジションを築いていく。

新たな国家が最高なメンバーだった人、もしくは絶望だった人。両者の出だしには差がついてしまったかとは思いますが、これから何が本当にあるかわかりません。私の経験上、男子が原因でクラスの歯車がギシギシ言い始めることは少ないと思われます。原因はほぼ女子。女子の班決め、この女子内のミスマッチから生じるクラスの摩擦。これには本当に要注意です。班決めで泣き出す子や、喧嘩が始まる始末ですから女子がどこのグループに属すかという熱量は半端なものはありません。そんなことから、国家の主導権は大半女子が握っています。彼女たちの雰囲気がピリピリし始めると、クラス全員の緊張が一気に高まり、男子にまで銃口を向けられる可能性だって考えられます。これは由々しき事態、男子国家も国防に投資しなくてはなりません。

 おっと、なんの話だったけな


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