【1st semester 振り返り- #LSC115】
2020.2.9 飯泉の留学日記
LSC115 Current Challenges in Planning, Design and Management
Lecture/Discussion/Field Work/Essayで構成。
Lead Drとサポートの先生2人
週一時間のlecture
隔週Field Work
隔週Discussion
計4回のessay/assignment
Final Submission
Lecture
lectureは、Landscape- Design/Management/Planningで構成。
3回のゲストスピーカー(主にランドスケープ学部の別の教授)
ケーススタディや参考文献からベースで概念を学ぶ感じ。
Lead Dr がアメリカ人のため、アメリカの文献・例が多めだった。
lecture以外
lecture以外は、
Garden/Park/ Walk/Street/ Infrastructureに分けて構成。
Field Work
Field Workは、lectureの後に隔週で。
Garden/Street/Infrastructureは、sheffieldの市街地へ。
Park/Walkは、sheffield郊外・Peak Districtへ。
大体4-5時間。昼挟むからお弁当必須。
Discussion
Discussionは、フィールドワークがない週に、lectureの後に一時間。
40人弱の学生を3つのグループに振り分けされた。
振り分け方法は、誕生月。
Discussionに参加するために、
Reading Listの中から2つは読む必要がある。
Readingの内容自体が難しく、
内容を理解することで精一杯。
それを元に自分の意見とか考察とかを見出すことが難しく、Discussionにあまり参加できなかった。
実際、他の学生も、discussion自体に参加してなかったり、
自分から発言できずにいる学生もいた。
先生もファシリテーションするのが難しそうだった。
Essay
Essayは、
実際の場所を自分で選んで、
自分の考察と、Drawingと
Reading Listの中から3つreference引用してessayを書く。
- 1.Garden
自分の身近にある庭を選んで、それについて考察。
私は、寮の中庭に。
encolsureの概念
landscape-elementの関係性
Garden内のMovement
Gardenは、Natureか
対象のGardenはどの程度Natureと言えるか
これらを450-600のエッセイにまとめる。
あと、GardenのPlan(見取り図)とそこに印をつけて、
Gardenの特徴を最も示している写真6枚をIndesignで注をつけてレイアウト。
- 2.Park
Parkのリストから一つ選んで、自分でフィールドワーク。
3つのポイントを選んで、そこからのviewshedとfeelingをメモ
Prospect/Refugeの概念
Parkの性質(ecology/aesthetics/use)
Viewshed
enclosureの概念
対象のParkの特徴
これらを450-600のエッセイでまとめる。
プラス、
Park全体のPlan と 各Pointからの写真をレイアウト
PointごとのViewshedとfeelingを一言。
- 3.Walk
これは、グループワーク(2-3人)
実際に、10-15kmのwalk routeを設定し、歩く。
そこで、landscapeの違いを記録。
私たちは、4人でwalkし、2-2に別れ、
Walk routeは、先生にも相談して、
川沿い/ダムからPeak Districtへのルートに。
実際に、Woodland-Moorland-Heathland-FarmlandにLandscapeが変化。
Section(断面図)と写真を変わるごとに記録。
主に、Vegetation/Topography/Waterの違いをもとに、考察。
プラス、
History mapを使って、Landscapeの歴史的変化を考察。
プラス、walk routeのPlan(見取り図)。
これらをポートフォリオ形式に。
私たちは、考察を共有して、
パートを半分に分割して、最後に統合。
- 4.Street
Streetリストから一つ選んで、自分でフィールドワーク。
まず、street沿いの建物が何なのかを記録(office? Restaurant? Shop? Education? Chain or Independent?)
Street自体を観察。lightなどのelementsを記録。
そして、2回のpublic life study。人間観察。
どこに人が集まってて、どの道を使ってて、など。
これを、私は、平日・土日で比較。時間は一緒。
昼と夜にしている人もいた。
フィールドワークの考察をもとに、
対象のstreetは'Great Street'と言えるかどうか。
それはなぜか、
どうすれば改善するのか。
その原因は何か、をエッセイに。
ここまでは、授業と並行で提出。
毎回、MarkとFeedbackがBB(blackboard)上で出してくれる。
このfeedbackをもとに、改善させて、
final submissionで一緒に出す。
Final submissonのための新たなトピックが、
- 5.Infrastructure
自分で身近にあるInfrastructure(川・運河・鉄道・電線など)を選んでフィールドワークします。
Holidayを挟むため、調査対象が地元や母国でも可に。
でも、私はずっとシェフィールドの為、トラムにすることに。
Infraなので、動いているトラムの本体ではなく、レールと架線が調査対象。
実際tramに乗っては降りての調査。
そこからポイントを3つに絞り込み、考察。
周りのLandscapeとどう関わっているのか、
その他Infraとの関わり、など。
ポイントごとに、
sectionと写真をレイアウトし、調査対象のMapも一緒にまとめる。
正直、このinfraはちょっとよくわからなかった。
しっくりこなかったというか…。
今までは、調査の途中の段階でtutorialがあったから確認しながらできたけど、
今回は、終始もやーっとしてて謎だった。
それらをポートフォリオにまとめて提出。
最終課題で何がきつかったって、
essayとかreferenceに対するフィードバックが多かったんだけど、
日本語みたいに、部分的に直すってことができなくて大変だった。
まだまだ、英語でスラスラ書けないのもそうだけど、
英語のエッセイってパラグラフごとにちゃんと構造がガッチリしてるから、
部分的に変えると、
パラグラフごと崩壊するのが難点。
でも何とか、直してレイアウトも変更して、
「完璧!」って思ってた矢先、
ポートフォリオの形式が
Landscape(横)ではなく、
Portrait(縦)ということを提出した後に知るというやらかし。
ちゃんと A4 Portrait format って書いてあったのに、
疑いもなく、A4横で作ってた。
でも、私の他にも何人か横でフォーマットしちゃってた人いるから、
何とかなるかな。
内容よね。
ごめんよ、ジョセフ(←Lead Dr.)。
まとめ
この授業では、
本当にいろんなことを学んだ。
自分で実際にフィールドワークをしなきゃいけないから、
どんな視点で見ればいいのか、
どういうことを観察するのか、
すごく実践的な形で学べた。
だから、
旅で新しい街を歩いたりすると、
目に入ってくる世界が全く変わったなって思う。
自然とこのParkは、視界が開けてる場所が多いなとか、
このGardenは、建物で完全にencloseされてるなとか、
streetの木やベンチの配置など、
考えてしまう。
今まで考えたこともなかった視点で街を観察してしまうようになった。
確実に、フィールドワークスキルは高まったと思う。
後、History Mapの扱い方。
Digimapっていう、イギリスのサイトがあるんだけど、
(大学のアカウントで閲覧ができる、英国のみ)
その使い方とか、活用方法を学ぶことができた。
これを知ってから、
他のプロジェクトでも
トビタテの実践活動の下調べでも、使ってて、
本当になくてはならないリソース。
1850年代のMapまで遡ることができるの。
すごいなって思う。
多分、日本じゃ無理じゃろ。
自然災害も多いし。
正直、この授業は結構しんどくて、
Reading やら Essay やら Discussionやら言語の壁が大きく立ちはだかる場面が多かったけど、
でも、3つの授業の中で、
確実に日本に帰っても使える経験ができたと思う。
授業自体が、文系よりだったのもそうだけど、
一番今後も確実にこのスキルが使えるなって想像ができる。
フィールドワークにしろ、
考え方、概念にしろ、
まず、トビタテのフィールドワークに使えるし、
日本に帰ってからの残りの大学生活、特に卒論にも使える。
就職してからも、
きっと役に立つ観点だろう。
まだ、成績出てないけど、ABCD判定で、B/B-くらいだと予測してる。
でも、履修してよかった。
LSC115これにて終了。
(最終評価、B+ / 68 でした〜)
nao
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