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「カンブリア宮殿」からの学び

テレビはあまり観ないほうなのですが、「カンブリア宮殿」は毎回録画して観ています。

色んな企業の経営者、政財界の著名人などがゲストに呼ばれ、インタビュアーである村上龍&小池栄子との対談を織り交ぜながら、ゲストがひきいる企業や団体の活動が紹介されるという内容。

ゲストの半生が紹介されることも多く、逆境にチャレンジする姿に勇気づけられたり、名言・金言からの学びもあるので、毎回楽しみにしてます。

最近の放送で印象に残っているのは、老舗しにせの料理道具店「飯田屋」の六代目社長、飯田 結太いいだ ゆうた氏の回。

飯田屋の特徴は「圧倒的な品ぞろえ」と「とことん寄り添う接客」であり、プロの料理人から一般客まで幅広い人気があります。

そんな人気店を経営する飯田氏ですが、かつては倒産寸前まで追い詰められたり、「従業員の集団離職」を経験したりと、経営者としての道のりはなかなかの波乱万丈ぶり、、、

どん底のとき、ある経営セミナーに参加したことがきっかけで、自分の仕事のやり方が間違っていたことに気づくことができた。
その後、「従業員を幸せにする会社」を目指したところから、変わることができたそうです。

番組のなかで、飯田氏がこんなことを言っていました。

お客様が求めるのは、キャベツピーラーではなく、おいしいキャベツの千切りなんです

このセリフに、飯田屋が人気店である理由が凝縮されていると感じました。

たんにキャベツピーラーを売る仕事なのではなく、「おいしいキャベツの千切りを食べて喜んでもらうための、キャベツピーラーを売っている」ということなんですよね。


先日、人気ストアカ講師のらんみかさんの記事で、イソップ寓話「三人のレンガ職人」を紹介されていました。
(正確には、青山フラワーマーケットの元専務さんについて紹介されていたのですが。)

らんみかさんの記事も、紹介されている青山フラワーマーケットの社長さんの記事もとっても素敵なので、ぜひ読んでください。

この、レンガ職人の寓話をざっくり説明すると、

「何の仕事をしてるのか?」と聞かれて、

「レンガを積んでるんだ」と面倒そうに答えた職人と、

「立派な大聖堂を建ててるんだ」と楽しそうに答えた職人では、

レンガを積んでいるという作業は同じでも、将来の仕事や功績が大きく違っていた、というお話し。

飯田屋も同じで、結局、何のために(誰のために)仕事をしているのか、という「仕事の目的」を意識しているかどうか。
これが大事なんですよね。

自分自身も、何のために働いているのか、常に考えていきたいな~と思いました。

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