富田 直宏|マーケティングアカデミア

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富田 直宏|マーケティングアカデミア

株式会社マーケティングアカデミア代表取締役。MAツールの運用支援サービス(https://ma.mkt-ac.jp)、小中高生のオンライン学習探し「みらいスタディナビ」(https://miraistudy.jp)を運営しています。

最近の記事

こんなに社会の変化速度が速くなったのに、子どもが自分と同じ受験勉強していて大丈夫?

VUCAという言葉があります。 VUCAはビジネス用語。Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字を並べたアクロニム。1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したが、2010年代になってビジネスの業界でも使われるようになった。(ウィキペディアより) エクスポネンシャル(指数関数的)思考という概念も教えてもらったことがあります。 エクスポネンシャルというのは、これまでテクノロジーが1の次が2、2の次が3……と

    • 学習の習熟順 わかる→できる→使いこなす→究める

      EdTechと鬼滅の刃EdTechの仕事をはじめたとき、学習において「わかる」と「出来る」は違うんだと教えてもらいました。 先生の授業で「わかる」ようになる。宿題や演習をこなすことで「できる」ようになる。言われてなるほどと思いました。 振り返ってみると難しい話ではなく当たり前のことなんですけど、学習にもプロセスがあるということを実感できました。 時は変わって先日。 鬼滅の刃を読んでいたら挿絵のページにこんなことが書いてありました。 「できること」と「使いこなすこと」

      • 「更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません。」エックスサーバーのREST APIが原因だった件 (Gutenberg・独自テーマ利用)

        WordPressを使っているとけっこうあるバグのようですが、こちらの対象にしばらく苦戦しました。 いつもどおりに記事を作成・編集していると突然のメッセージ。 「更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません。」 下書き保存や更新ができなくなりますが、ページを離れて再訪すると保存されていない更新として作業内容は残っています。 記事の変更が反映されず困りました。非エンジニアなのでいろいろなブログを見ても理解も追いつかず、とにかく苦戦。 情報収集すると

        • 家庭での(toC)オンライン学習は4タイプに集約されていく

          この記事は子どものオンライン学習に興味がある方、オンライン学習サービスを新たに立ち上げる方、オンライン学習サービスを既に運営している方にむけて。 オンライン専門みらいスタディナビは2020年7月28日にリリースし半年を超えました。 オンライン塾・オンライン家庭教師などの受験対策、プログラミングや英会話・探究型学習などのオンライン習い事、タブレットやスマホを使ったオンライン教材の生徒募集を支援しています。対象は小学生・中学生・高校生むけです。 半年このマーケットと向き合っ

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          与論島と奄美大島でワーケーション〜実情を学びつつ南の島に住みたい願望が強まった話〜

          奄美群島の自治体がワーケーションのモニター事業をしていたので参加してきました。 旅費が一定額まで補助されます。一人で参加すると、欲張らなければ満額に近い補助です。 寒さが苦手な自分にはうってつけと思い参加してきました。天気予報をみると最高気温は2月でも20度超え!楽しみです。 新型コロナウイルス感染対策について時節柄気をつけたのが新型コロナウイルス対策。 出発前に緊急事態宣言下での事業継続について問い合わせた上で参加しました。自治体側で万全の対策をしていただいているこ

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          MAツールはウェブ上で個別対応することこそが本質

          MAツール。マーケティングオートメーションツール。導入すると便利です。一斉にメールが送れたり、個別のアクセスログが見れたりします。 他にも色々な機能があります。シナリオを作成してメール送りまくったり、ホワイトペーパーを登録してリード獲得したり、サイトに訪問した企業が分かったり。 色々あるから便利なのですが、逆にだんだん分からなくなってきます。「これって何するツールだっけ?」と。 原点に立ち返るとMAツールの本質は「ウェブ上でお客さんごとに個別対応」です。原点通りのことが

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          toBインサイドセールス・新規営業のリード獲得で忘れがちな「最後のところ」

          この記事はインサイドセールス・新規営業のアポ数を増やしたい人に向けて。 20年前は新規営業といえばテレアポと飛び込み営業でした。「ビル倒し」なる用語があって一つのビルを最上階から1階まで(またはその逆)順番に飛び込みます。 この頃は企業も牧歌的な雰囲気がありました。大したセキュリティ対策もなくドアをくぐれば受付カウンターで事務の方が応対してくれるのです。 たいていは冷たい対応ですが、20社に1社・50社に1社担当者につないでくれると信じてガンガン攻めます。 4月は新卒

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          学校でベテラン先生に教育アプリを使ってもらった経験 〜DX 現場の動かし方〜

          この記事は学校にソフトウェアを導入したい方・DXを推進する方の参考になればと思います。 DX!DX!とバズワード化していますが実際は大変。すべての現場で行動変容させるわけですから。 中でも大変なのがベテランの方々。これまで仕事でITリテラシーを求められなかった&キャリアが終盤に差し掛かっているのでIT・DXを避けて通っても痛手が少ない。 「DX?そんなこと俺が引退してから勝手にやってくれ」と。さすがに直言しませんが本音これだとおもいます。 じゃあどうしたら動いてもらえ

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          公立学校(小学校・中学校・高校)に営業する方法 教育系ソフトの場合

          EdTech!DX!GIGAスクール!と教育業界もデジタル化されつつあります。自社でアプリやソフトのある方、SaaSの方は学校を売り先として意識することでしょう。 「toBで売ってるけど、少しカスタマイズすれば学校でも売れるんじゃない?」 そう思っている方のため、新規市場として学校を狙う道しるべをここに残します。ここにいう学校とは小学校・中学校・高校です。 学校という市場そもそも小学校・中学校・高校は何校あって何人いるのでしょうか? ■学校数 計35,327校(うち私

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          クリティカルシンキングって結局何?目的・使い方・注意点

          クリティカルシンキング。「批判的」思考。なんだかものものしい表現ですよね。喧嘩売ってるのかと。 クリティカルシンキングと書いてあるビジネス書を読むと、色々なテクニックが書いてあります。論理構造をチェックしてみよう、様々な立場からものごとを多面的に見よう、時間軸を変えてみよう(短期⇔中長期、過去⇔現在⇔未来)、などなど。 実際、それらは確かにごもっともでクリティカルシンキングのカテゴリに含まれるものなのですが、あらためて総体的に眺めると、結局クリティカルシンキングとは何者な

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          クリティカルシンキングとロジカルシンキングの違い〜緻密でロジカルな人が苦戦するクリティカルシンキング習得の壁〜

          チェックが得意で、他人の成果物をフィードバックすると色々な指摘をくれる。そしてその内容は「確かに」と思える。ミーティングでのディスカッションも得意。色々な人の過去の発言を逐一覚えていたり、ヌケモレがあると指摘できる。 トータルの印象として、細かさと厳しさが強い印象になる。そういうタイプの人、近くにいませんか?頭の良い人に一定割合いる印象です。 こういうタイプの人、実はクリティカルシンキングが苦手な傾向にあるように思えます。 ・現在の ・目の前に存在する ・文字・数字・図

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          おすすめ本6冊|競争戦略・事業戦略・ビジネスプラン

          戦略に関するビジネス書は多数出ています。正直、どれを読んだら学びになるのか全く分かりません。さらには「戦略」という言葉を何となくカッコイイから使っているというケースも多数あり、よく読んでみると全然戦略について書かれていないこともあります。一つの企業や起業家をとりあげたストーリー形式のものとソフトカバーで文字の大きい(=とっつきやすい)本に多い傾向にあります。 そこで、きちんと戦略について理解したい方におすすめできる本をご紹介します。(ビジネスプランの作り方、事業計画の作り方

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          おすすめ本10冊|マネジメント・チームビルディング・メンバー/部下育成

          メンバー・部下を持つ役割になり、チームとしての目標を達成することが求められるようになると、一人で仕事をしていた時とは見方・考え方を一気に変えなくてはならなくなります。自分が常識と思っていたことが通用しない、やって欲しいことがやってもらえない。しょっちゅうですよね。 そんなわけで皆が困っているカテゴリなので、本がたくさん出ています。とすると、今度は玉石混交すぎて何を読めばいいか分からないという…。というわけで、おすすめ本を紹介し、少しでもお役に立てれば幸いです。 マネジメン

          おすすめ本10冊|マネジメント・チームビルディング・メンバー/部下育成