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こんなに社会の変化速度が速くなったのに、子どもが自分と同じ受験勉強していて大丈夫?

VUCAという言葉があります。

VUCAはビジネス用語。Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字を並べたアクロニム。1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したが、2010年代になってビジネスの業界でも使われるようになった。(ウィキペディアより)

エクスポネンシャル(指数関数的)思考という概念も教えてもらったことがあります。

エクスポネンシャルというのは、これまでテクノロジーが1の次が2、2の次が3……と人間の経験則や直感に基づいてリニア(直線的)に成長していくと思われていたことに反し、1の次は2、2の次が、4の次が8という風に急速に成長していくこと。(エクスポネンシャル思考とは・意味)

世の中の変化速度は随分速くなった。そしてこれからの変化速度はもっと速くなるだろう。さらにどう変化するかも読めない。

そういうことだと思います。

一方で中学受験・高校受験・大学受験の変化速度ってそれと比べるとかなり遅いのではないでしょうか?

中学受験:進学塾に通う。塾についていくため家庭教師や個別指導塾を追加する過程もある。
高校受験:塾に通う。難関校を狙うなら進学塾、そうでなければ地元の個別指導塾。
大学受験:塾や予備校に通う。志望校や他の学生生活によって集団授業・個別指導・自立学習・映像授業がある。
共通:通信教育や家庭教師を利用する家庭もある。

30年前と比べると違いはあります。個別指導塾は全国に浸透しましたし、自立学習の塾も当時はほぼ無かった。

東進衛星予備校のような映像授業も無かったし、スタディサプリのようにどこでも気軽に授業動画が見られるサービスも無かったですよね。

それぞれの塾・予備校・家庭教師会社のカリキュラム・指導内容・体制なども改善されていることでしょう。

でも、業界の外から見たら、顧客から見たら、大差ないレベルじゃないでしょうか?

それでVUCAやエクスポネンシャル思考のスピード感に戻ると、自分の子どもに自分の学生時代と同じ勉強をさせることが急に怖くなりました。

そう考えるとEdTechを活用する、オンライン学習サービスを使うなどテクノロジー面で現在に合った学びをさせてあげたいと思います。

探究型学習、プログラミングなど学ぶ内容も先を行くサービスもあるので活用したいと思います。

BtoCのオンライン学習を広める立場にある者として、真面目に頑張ろうと思いました。


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