THE CITY IN THE DEEP SEA
よこすか芸術劇場。伝統あるコンサート会場。昨晩ここで行われたのは、そう、ユーミンのコンサートツアー初日。
僕自身、コロナ禍になって初めて参加するコンサート。NEW ALBUM『深海の街』がテーマとなっているこのコンサートツアーは、昨年の延期を経て、1年越しの開催。どれだけのファンがこの日を心待ちにしていたのだろうか。
会場に着くと意外にも長い、入場待ちの列。コロナ禍でもユーミンのコンサートなのだと改めて感じました。
そして、顔見知りのファン同士なのだろう、『え!マスクしてて分からなかったけど、ますみさんじゃないの!元気ー?とか、今日、何列目ー?1階席?2階席?え!いいなぁー、1階席でぇ〜。』というようなやり取りが、案の定繰り広げられていて、いつも通りのその光景をいつもは少し苦手に思っていたのですが、今回はむしろそれを見てホッとしてしまいました(笑)
でもやはり場内に入るといつもとは違う、どこか寂しいような、何かが足りないような、そんな空気を感じました。
開演までの間は、入口で配られたフェイスシールドを組み立てようと薄暗い中、あーでもない、こーでもないと言いながら四苦八苦していたが、おかげであっという間に開演5分前。
開演に先立っての注意事項が流れる場内には、熱気というよりはむしろ、どこかで失ってしまったもの、欠けていった気持ちを束の間でも感じたい。そんな雰囲気がスモークのように漂い、立ち込めていました。
ライブは言うまでもなく素晴らしい!!また行こうと思います。いや、次はどこだっけな?
また次も行く予定なので。そしてライブはツアーを通して進化いくのもの。それを見るのも醍醐味の一つかもしれませんね。それではこの辺で。
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