俺はもう、選手を引退したのか?
率直な思いと、これから僕自身が向かう目的地をここに綴りたいと思う。
もしかすると、これを読んだ方には、少し困惑し、ネガティブな気持ちにさせてしまうかもしれない。
ただ、ここで表現しておきたいと思った。
僕は今、
フットボールを商材に、
伝えること・成長に寄り添うサッカーコーチの仕事に、奮闘している。
いつかはやりたいことだったし、
いつかはやるんだろうなと思ってた。
サッカースクールを自ら立ち上げ、
毎日さまざまなアイデアを出しながら、0から作り上げていく感覚もまた、
大きなものに挑んでいるような気がして、やりがいがある。
何より、子供たちの力には本当に驚愕する。
2、3ヶ月という短い期間で、いつの間にか全く違う選手になっている。
正直、めんどくさい奴もいるが、それもたまには可愛い。
おしゃべりで、やけに熱弁しがちな僕が、
成長の黄金期を迎える彼らに、
自身の知見を伝え、それに反応して「人っぽさ」や「人が変化する」瞬間に携われるこの仕事は、間違いなく、「向いている」職業だと思う。
毎回毎回、振り返りたくなるようなエピソードがあって、こんな日々に満足している。
ただ、一つだけ、どうしても隠しきれないことがある。
先日、我が母校サッカー部とライバル校によって行われた伝統の一戦を観戦した。
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