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今は「選ばない」を選んでいる

今日は下北沢にある本屋B&Bで開かれた、『あの日、選ばれなかった君へ』(ダイヤモンド社)刊行記念のトークショー『阿部広太郎×田中泰延「新しい自分に生まれ変わるための2人のメモ」』に出かけてきました。

オレは気付いたぜ、看板が、ね
パーテーションなくなった♪

「あの日、選ばれなかった君へ」を読んだ際のレビューになってないレビューはこちら。

改めてお話を伺って、本に書ききれなかった葛藤や迷いもたくさんあったのだろうなぁということがじんわり伝わってきた。

そして阿部さんも田中さんも、選ばれなかったあの日あの時をくぐり抜けて今、なお選ばれない、選べない苦しみや葛藤を抱えて、それでも前に進んでいるんだなということ。
そして、それでも前に進んでいるからこそ見える景色があるんだなと、改めて感じた。

そして、「選ばれなかった」から「選ばなきゃいけない」にフェーズが変わることの苦しみというお話。
田中さんであっても、やりたいけど今はやれないこともあるというお話も響いたなぁ。
(ひろのぶおじさんのチーズケーキを楽しみにしています!)

唐突に自分語りになるけど、居場所づくりをしたい。でも踏み出せない。そんな自分が情け無い。ずっとその思いから抜け出せない。
「あの日、選ばれなかった君へ」の感想noteにもそれが滲み出てしまった。
その思いから抜け出せないのは変わらないけど、今は家庭の安定を優先している=選んでいるから、居場所づくりに踏み込むことを選べない…のではなく、選ばないのだ、と言い聞かせれば前向きになれるかも。

阿部さんには初めてお目にかかったけれど、文章から伝わる優しさそのままの阿部さんだった。レビューのこと、わかっていてくださって嬉しかった。
田中さんには久々にお目にかかったけれど、やはり楽しさと気遣いはいつもと変わらぬ安定感。私のことを覚えてくださっていて嬉しかった。

そして、会場には「スローシャッター」の田所敦嗣さんがいらしていた。

久々にお目にかかってご挨拶して、それだけで満足なはずが、顔を覚えてくださっていて恐縮し、以前noteに書いた記事から少年野球トークに花が咲いて感激してしまった。
次は飲みに行けると思う(思わない)。

イベントのレビューなんだか、ただの自分語りかわからなくなってしまったけれど、「あの日、選ばれなかった君へ」は折に触れて何回でも読もうと思える一冊だと思う。

阿部広太郎さん、田中泰延さん、ひろのぶとのみなさん、本屋B&Bさん、田所敦嗣さん、今夜はありがとうございました。

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