そのエレベーターはケバブ愛で上昇する
夢って見ます?
野望とか目標とかじゃなくて、寝てる時に見る夢の方ですけど。
ボクが今まで見た夢で一番くたびれたのは、土井たか子暗殺事件の真相をあと一歩で解明できるっていうタイミングでまさかの警察からの邪魔が入り、さらにはその警察に追われるってやつですね。必死に逃げているところで目が覚めたわけですが。
なぜ土井たか子?暗殺?
あまりに強烈な内容なので頭の片隅に残ってるし、Facebookに上げたせいで時折リマインドされるので思い出してしまう。ここに書いたからますます記憶が確かなものに。
まあ、これはいわば単発もの。火サス的な。
しかも視聴率が低かったのか、続編の気配は今のところありません。
ただ、中には同じシチュエーションが度々登場するケースもあるんですね。
好評連作特番よろしく、同じシチュエーションが夢で描かれる。
いろいろな事件に遭遇したりするところはそれぞれで、共通するのはその後の家。多分、自宅。
その家っていうのがですね、1〜3階が商業施設で4〜6階が家みたいなビルの最上階にあるんです。
で、エレベーターが商業施設用と居住階用で別れていて、家に帰りたいのに必ず1回は間違って商業施設用に乗っちゃう。
で、毎回「あ、こっちは3階までだ」って思って降りる。自宅じゃないのかよ。
そうそう、こっちこっちって思って向かうのはインド料理店的なお店。
店に入って右手奥に進むとエレベーターがある。
乗る。
行先階ボタンはなく、代わりに「ケバブは好きですか?」という謎の文言の下に右向きの三角矢印の形▷をした緑に光るボタンが。
それを押すとブワンと音がして上昇を始める。動きが止まったら、扉の右にあるスイッチ(部屋の電気をオンオフするような一般的なスイッチ)をパツンとすると扉が開く。
ちなみに、スイッチをパツンするのはいつも不機嫌な表情のインド人風のおじさん。
こんなもん、現実の世界にあったら困惑しか生み出さないけど、そこは夢ですから。なんか日常の光景的な扱いなんですよ。
で、1フロア1ルームの作りらしく、エレベーターのドアが開くといきなり部屋で、家族、というより同居人が何かしてる。非現実的な何か。
先日の回では、昭和のエアロビのレオタードみたいなのを着た若かりし頃のいとうあさこみたいなお姉ちゃんが一心不乱にアート作品みたいなのを作っていた。満面の笑みで。
でも、それに対しても疑問は抱かない。夢だから。
「今日は何ができたの〜?」とか呑気に聞いちゃったりしてる。
イメージとしては、何かしらの事件というか出来事をくぐり抜けて帰って来た自宅がここなんですね。変なの。
まあ、長々と書いたけど、そんなことあります?
夢によく出てくる場面。
これが何か示唆的なアレだったらすごいんだけど、そういうの感じないんだよなぁ。
さて、今夜は夢を見るのか?そしてどんな夢を見るのか?乞うご期待。いや、やっぱり期待しない。
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