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365日のレシピ  ・・・せっかく、まいにち食べるなら

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#旬

たけのこの姫皮の梅肉和え

たけのこを自分でゆでると、楽しみなのが姫皮です。 姫皮は、たけのこの皮の、下のほうのやわらかい部分のこと。 お吸い物にしたり、和え物にしたりして食べます。 市販のゆでたけのこには、たいてい姫皮はついてないですから、 生のたけのこが出回る春だけの食材、と言っていいのかもしれません。 1 たけのこの姫皮は食べやすい大きさに切る。 たけのこの皮と姫皮の境界線を見つけるのは難しいですが、 包丁で力を入れずにすっと切れたところから下が姫皮で、 やわらかく食べられます。 2 梅干

たけのこの木の芽みそ焼き

薄味で煮たたけのこに、木の芽みそを和えるのも、もちろんおいしいです。 でも、せっかく自分でゆでた新たけのこなので、 たけのこの味をそのまま味わいたい。 とはいえ、やはり木の芽みそも捨てがたい。。。 そんな欲張りな気持ちから生まれた料理です。 1 たけのこの穂先は縦4等分に切る。 もちろん、穂先でなくてもかまいません。 2 木の芽10枚はすり鉢ですり、ペースト状になったら白みそ大さじ1と1/2、みりん大さじ2/3を加えてすり混ぜる。 木の芽の茎がかたければ、取り除いてく

たけのこと牛肉の甘辛炒め

すき焼きにたけのこを入れる感覚で、 甘辛い炒め物を作りました。 たけのこも牛肉も、甘辛味がよく合います。 ごはんのおかずやおつまみに、お弁当のおかずにもおすすめです。 たけのこをごぼうやれんこんに変えてもいいですね。 1 たけのこ7〜10センチは5〜7ミリ幅のいちょう切りにする。 2 しゅうゆ大さじ2、みりん大さじ2を合わせる。 合わせ調味料です。 3 フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たけのこを並べ入れて焼きつける。焼き色がつきはじめたら裏返し、牛肉6枚を

ほたるいかと根三つ葉の和風パスタ

ほたるいかのバスタは、どう作ってもおいしいですが、 組み合わせる野菜で、だいぶ印象が変わります。 今回は根三つ葉を選びました。 最後にしょうゆの風味をプラスした和風パスタです。 1 ほたるいかは目を取り除く。根三つ葉は5センチ幅に切る。にんにく1かけはみじん切りにする。パスタ200グラムは塩を加えた湯でゆではじめる。 口当たりが悪いので、ほたるいかの目は取り除きます。 2 フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらほたるいかを入れてさっと

ほかるいかと春野菜の酢みそがけ

ほたるいかには、うどを添えたくなります。 濃厚な味のほたるいかと、爽やかでちょっとりんごの香りも感じるうどを交互に口にしていると、延々に食べ続けられる気がします。 もちろん、冷酒も欠かせません。 今回は、菜の花とわけぎも添えてみました。 酢みそに合うもの大集合!のひと皿です。 1 ほたるいか10杯は目を取り除く。 目があると口当たりが悪いので取り除きます。 2 うど10センチは皮をむき、長さを半分に切って、縦半分に切り、2〜3ミリ厚さの短冊切りにする。わけぎ1本、菜の

新じゃがの粉ふきいも、木の芽みそ和え

春の食材ふたつで作るひと品です。 大人のポテサラといった趣。 新じゃがは粉ふきにしました。 ただゆでたじゃがいもよりも、和え衣がよくからむ気がします。 とてもおいしいので、ぜひ作ってください。 皮つきのままです。 粉ふきいもではなくなりますが、 ゆでずに電子レンジで加熱してもかまいません。 鍋底にじゃがいもの表面から落ちた芋粉(?)がこびりつきますが、気にしません。 粉ふきいもを作るときは、どうしてもそうなります。

うどの肉巻き

春ならではの肉巻きです。 甘辛の豚肉と、うどの爽やかな香りが絶妙です。 ごはんもお酒も進んでしまいます。 1 うど15センチは5センチ長さに切って皮をむき、縦半分に切る。 太めのうどを使っています。細いうどなら、縦半分に切らずに使ってください。 2 豚ばら薄切り肉1枚をまな板に縦に広げ、1のうどを手前からくるくると巻いていく。これを6コ作る。 きつめに巻いていくと、焼いているときにゆるみません。 3 ボウルにしょうゆ大さじ2とみりん大さじ2を合わせる。 合わせ調味

たけのこステーキ2021

以前に掲載した料理ですが、若干アップデートした新バージョンです。 たけのこ料理のなかで、実はこれが一番好きかもしれません。 1 ゆでたけのこ4.5センチは1.5センチ厚さの半月切りにし、両面に5ミリ幅の格子状に浅く切り込みを入れる。 できれば、自分でゆでたたけのこを使いたいです。 ゆで立てのたけのこは、まるでとうもろこしのような香りがします。 2 バットにしょうゆ大さじ1とみりん大さじ1を合わせ、1のたけのこを並べ入れる。途中上下を返して30分ほど漬ける。 ポリ袋で漬

たけのこごはん

春だけのお楽しみです。 いまは一年中、水煮のたけのこが手に入りますが、 たけのこごはんは、生のたけのこが出回る春先にしか作りません。 やはり、自分でゆでた新鮮なたけのこで作ると、香りも味も別格です。 1 たけのこは食べやすい大きさに切る。油揚げ1/2枚は7ミリ角に切る。 たけのこの先端部分は縦4〜6等分に、先端以外は3〜5ミリ厚さの輪切りにして4〜6等分のいちょう切りにします。 2 米1合は洗って炊飯器の内釜に入れ、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、顆粒和風

若竹煮

いよいよ、たけのこシーズンですね。 たけのこをゆでたら、まず食べたいのが若竹煮です。 先端のやわらかい部分を贅沢にいただきます。 ゆで立てのたけのこは、まるでとうもろこしのような香りがします。 なので、煮汁は薄味にして、たけのこの風味を存分に楽しみましょう。 ちょうど出回っている新わかめを、最後に合わせてさっと火を通しました。 1 ゆでたけのこは先端の1/3本を食べやすい大きさに切る。 若竹煮は、市販のものでなく、ぜひ自分でゆでたたけのこを使ってください。 味わいも香りも

カリカリれんこんチーズ

れんこんがおいしい季節ですね。 今日はそのれんこんを使ったおつまみをご紹介します。 ワインにビール、日本酒と、どんなお酒にもあいますよ。 1 れんこん1節は5ミリ幅に切る。 皮つきのままです。 気になる方はむいてください。 2 フライパンにれんこんを並べ入れ、サラダ油大さじ1/2を回し入れて弱火にかける。 れんこんは重ならないようにしてください。 弱火でじっくり焼いていきます。 3 こんがり焼き色がついたら裏返し、塩ひとつまみをふり、スライスチーズ1枚をちぎってれん

ブロッコリーやさやいんげんのオリーブ油和え

〈素材本来の味を楽しむ〉とは、まさにこの料理のための言葉。 写真を見ると、ただゆでただけに見えますが、 実はキチンと調味してあります。 サラダとしてそのままでも、肉や魚料理の付け合わせとしても大活躍します。 作り置きもできますよ。 1 ブロッコリーやさやいんげんはゆでる。 好みですが、おすすめは固ゆでです。 2 水気をきってバットかボウルに入れ、塩をふり、オリーブ油を回しかけ、よく混ぜる。 塩加減は、全体がおいしいく食べられそうなくらい。 オリーブ油は、野菜を和え

かぼちゃとくるみのサラダ

かぼちゃはそんなに好きではありませんが、これは好き。 今夜あたり、また作りたいほど。 和食・洋食どちらの副菜にもなりますし、おつまみにも、サンドイッチの具にもなるサラダです。 1 かぼちゃ200グラムは細かく切って、電子レンジでやわらかくなるまで加熱する。玉ねぎ1/4コは横半分に切って薄切りにし、水に10分ほどさらして水気をきる。 かぼちゃのレンチンは、600Wで4~5分くらいでしょうか。 2 かぼちゃをボウルに入れ、フォークの背などでつぶす。 なめらかにしても、少し

なべしぎ

なすとピーマンのみそ炒めです。 もう一品ほしいときや、作りおきのお惣菜としてもおすすめ。 ここに豚肉を加えれば、メインをはれるおかずになります。 そのときは、まず最初に豚肉を炒めてから、少し油を足して、なすとピーマンを炒めるという順番で。 ごはんにも日本酒にもあいますよ。 1 ボウルにみそ大さじ1、砂糖大さじ1、酒大さじ2を合わせる。 酒でみそと砂糖をよく溶かしてください。 2 なす1本、ピーマン2コは縦半分に切り、1センチ幅に切る。 ピーマンは種ごと食べてしまい