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365日のレシピ  ・・・せっかく、まいにち食べるなら

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2021年4月の記事一覧

ポークステーキ、オニオンソース

肉をがっつり食べたい! そんな欲求に応えてくれる厚切りの豚肉。 ただ塩こしょうして焼くだけでもおいしいですが、 ごはんがもりもり食べられる玉ねぎのソースで仕上げました。 少しにんにくも入っているので、スタミナ満点です。 1 豚ロース肉は筋切りする。 筋切りは、豚肉の脂身と赤身の間に走っている膜(筋)を、包丁で断ち切るように数カ所切り込みを入れます。 焼きむらを防ぐためです。 筋切りをすることで焼いても反らないので、均等に火を入れることができます。 2 玉ねぎ、にんにくは

たけのこの木の芽みそ焼き

薄味で煮たたけのこに、木の芽みそを和えるのも、もちろんおいしいです。 でも、せっかく自分でゆでた新たけのこなので、 たけのこの味をそのまま味わいたい。 とはいえ、やはり木の芽みそも捨てがたい。。。 そんな欲張りな気持ちから生まれた料理です。 1 たけのこの穂先は縦4等分に切る。 もちろん、穂先でなくてもかまいません。 2 木の芽10枚はすり鉢ですり、ペースト状になったら白みそ大さじ1と1/2、みりん大さじ2/3を加えてすり混ぜる。 木の芽の茎がかたければ、取り除いてく

かきとゴボウとセリのみそ汁

世の中には、どれかひとつでも欠けると、成立しなくなる、 というものがあります。 このみそ汁が、まさにそれ。 かき、ごぼう、せりの3つが揃わないと、まったくもって物足りません。 かきとごぼうだけでも、かきとせりだけでもダメ。 いわんや、ごぼうとせりだけなど、あり得ません。 ぜひぜひ、3つの食材を揃えて作っていただきたいのです。 1 かき6~10コはよく洗い、水気を拭き取る。ごぼう15センチはささがきか、縦半分に切ってから斜め薄切りにする。せり2本は4~5センチ幅に切る。 2

たけのこと牛肉の甘辛炒め

すき焼きにたけのこを入れる感覚で、 甘辛い炒め物を作りました。 たけのこも牛肉も、甘辛味がよく合います。 ごはんのおかずやおつまみに、お弁当のおかずにもおすすめです。 たけのこをごぼうやれんこんに変えてもいいですね。 1 たけのこ7〜10センチは5〜7ミリ幅のいちょう切りにする。 2 しゅうゆ大さじ2、みりん大さじ2を合わせる。 合わせ調味料です。 3 フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たけのこを並べ入れて焼きつける。焼き色がつきはじめたら裏返し、牛肉6枚を

ほたるいかと根三つ葉の和風パスタ

ほたるいかのバスタは、どう作ってもおいしいですが、 組み合わせる野菜で、だいぶ印象が変わります。 今回は根三つ葉を選びました。 最後にしょうゆの風味をプラスした和風パスタです。 1 ほたるいかは目を取り除く。根三つ葉は5センチ幅に切る。にんにく1かけはみじん切りにする。パスタ200グラムは塩を加えた湯でゆではじめる。 口当たりが悪いので、ほたるいかの目は取り除きます。 2 フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらほたるいかを入れてさっと

ほかるいかと春野菜の酢みそがけ

ほたるいかには、うどを添えたくなります。 濃厚な味のほたるいかと、爽やかでちょっとりんごの香りも感じるうどを交互に口にしていると、延々に食べ続けられる気がします。 もちろん、冷酒も欠かせません。 今回は、菜の花とわけぎも添えてみました。 酢みそに合うもの大集合!のひと皿です。 1 ほたるいか10杯は目を取り除く。 目があると口当たりが悪いので取り除きます。 2 うど10センチは皮をむき、長さを半分に切って、縦半分に切り、2〜3ミリ厚さの短冊切りにする。わけぎ1本、菜の

新じゃがの粉ふきいも、木の芽みそ和え

春の食材ふたつで作るひと品です。 大人のポテサラといった趣。 新じゃがは粉ふきにしました。 ただゆでたじゃがいもよりも、和え衣がよくからむ気がします。 とてもおいしいので、ぜひ作ってください。 皮つきのままです。 粉ふきいもではなくなりますが、 ゆでずに電子レンジで加熱してもかまいません。 鍋底にじゃがいもの表面から落ちた芋粉(?)がこびりつきますが、気にしません。 粉ふきいもを作るときは、どうしてもそうなります。

うどの肉巻き

春ならではの肉巻きです。 甘辛の豚肉と、うどの爽やかな香りが絶妙です。 ごはんもお酒も進んでしまいます。 1 うど15センチは5センチ長さに切って皮をむき、縦半分に切る。 太めのうどを使っています。細いうどなら、縦半分に切らずに使ってください。 2 豚ばら薄切り肉1枚をまな板に縦に広げ、1のうどを手前からくるくると巻いていく。これを6コ作る。 きつめに巻いていくと、焼いているときにゆるみません。 3 ボウルにしょうゆ大さじ2とみりん大さじ2を合わせる。 合わせ調味

さわらのソテー、木の芽みそソース

「鰆」と書く、春を代表する魚さわらを、やはり春になると若葉が芽吹く木の芽のソースでいただく一皿です。 ふっくらした白身と木の芽の香りはよく合います。 冷酒と一緒に召し上がってください。 1 さわら2切れは塩少々をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。 表面に出てきた水気は臭みの原因になるので、キッチンペーパーできちんと拭き取ってください。 2 フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、さわらを皮目を下に並べ入れる。皮がこんがり焼けたら弱火で焼いていく。 裏返さずに、皮目か

たけのこステーキ2021

以前に掲載した料理ですが、若干アップデートした新バージョンです。 たけのこ料理のなかで、実はこれが一番好きかもしれません。 1 ゆでたけのこ4.5センチは1.5センチ厚さの半月切りにし、両面に5ミリ幅の格子状に浅く切り込みを入れる。 できれば、自分でゆでたたけのこを使いたいです。 ゆで立てのたけのこは、まるでとうもろこしのような香りがします。 2 バットにしょうゆ大さじ1とみりん大さじ1を合わせ、1のたけのこを並べ入れる。途中上下を返して30分ほど漬ける。 ポリ袋で漬

たけのこごはん

春だけのお楽しみです。 いまは一年中、水煮のたけのこが手に入りますが、 たけのこごはんは、生のたけのこが出回る春先にしか作りません。 やはり、自分でゆでた新鮮なたけのこで作ると、香りも味も別格です。 1 たけのこは食べやすい大きさに切る。油揚げ1/2枚は7ミリ角に切る。 たけのこの先端部分は縦4〜6等分に、先端以外は3〜5ミリ厚さの輪切りにして4〜6等分のいちょう切りにします。 2 米1合は洗って炊飯器の内釜に入れ、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1、顆粒和風

若竹煮

いよいよ、たけのこシーズンですね。 たけのこをゆでたら、まず食べたいのが若竹煮です。 先端のやわらかい部分を贅沢にいただきます。 ゆで立てのたけのこは、まるでとうもろこしのような香りがします。 なので、煮汁は薄味にして、たけのこの風味を存分に楽しみましょう。 ちょうど出回っている新わかめを、最後に合わせてさっと火を通しました。 1 ゆでたけのこは先端の1/3本を食べやすい大きさに切る。 若竹煮は、市販のものでなく、ぜひ自分でゆでたたけのこを使ってください。 味わいも香りも

鴨ロース肉の和風ソース

以前、鴨ロース肉の赤ワインソースのレシピを書きました。 鴨肉の焼き方は同じですが、今回は和風のソースです。しょうゆとバルサミコに、みりんの甘みをプラスしています。 鴨肉には甘酸っぱいソースがよく合います。 鴨とねぎも、やはり相性がいいので、万能ねぎを添えました。 パンはもちろん、ごはんと食べてもおいしいですし、丼にしてもいいかもしれませんね。 1 鴨ロース肉1枚は室温に戻し、皮目に7ミリ間隔で斜めに切り込みを入れて塩こしょうする。にんにく1かけは半分に切る。万能ねぎ1

かれいの煮つけ

かれいを濃いめの煮汁で照りよく煮て、日本酒をちびちび楽しんでいたら、 途中から白いごはんが食べたくなってしまいました。 食べすぎ飲みすぎに注意したい“おかづまみ”です。。。 一緒に煮る豆腐も、たまらなくおいしいですよ! 魚の皮に切り込みを入れると、火の通りがよくなりますし、食べやすくもなります。 切り込みは、バッテンでも真っ直ぐでもお好みで。 かれいは黒い皮目を上に入れます。 火加減はずっと中火ですが、煮汁が溢れそうになったら火加減してください。 「きょう食べたい!」