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急成長したい

先日、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏の著書『渋谷ではたらく社長の告白』を読了した。非常に面白くスラスラと読めてしまい、かつ参考になる点も多かったので考えたことを残そうと思う。

藤田氏の半生が独白のように描かれるものであり読み物としても満足のいくものであったが、私は藤田氏の経営について2点興味が湧いた。

一点目は環境づくりである。

サイバーエージェントは立ち上げから一貫してオフィスや設備ににコストをかけ、言うなれば身の丈に合わない環境を創り出している。
その狙いとして、

①整えられた良い環境によってメンバーのモチベーションが向上すること。
②適正規模の環境にいることでその規模に満足してしまうという事態を防ぐ。
③訪れる人々に会社の勢いを感じさせること。

が挙げられている。
これは私は後付けが殆どではないかと想像しているが、環境を用意することで得られる効用に対しては肯定的である。出来る投資は最大限に行うべきと私も常々考えているが、藤田氏はここへの思い切りがやはり良い。
はっきり言って今の私のような凡人には到底出来ないような決断をやってのけること肝に憧れすら覚える。

私は現在就職活動という人生の一つの岐路に差し掛かっているが、この決断において、否この決断からよりリスクを取りより大きなリターンを目指せる人間になりたい。


さて、脱線してしまったが二点目に移ろう。
二点目は採用に力を入れる点である。

どんな組織でも新たに人を入れなければそれ以上事業規模を拡大させることはできない。
周知の事実である採用活動の大切さであるが、サイバーエージェントでは早期から優秀な若手社員の採用に成功し、士気の高い社員が競争力を生み結果が生まれるという、理想的なサイクルを生み出すことに成功している。

人はチームの力というように、優秀な人材を招き入れることはたとえ畑違いからの人材であったとしても、組織を強くする原動力となるのである。
今年はコロナの影響もありなかなか難しい部分もあるが、チームに立ち返り高い志をもつ人材を獲得できるように新歓の形を見直したい。

書評チックに文章を書こうと考えていたが、なかなかに時間がかかってしまい、個人的な思考について触れられなかった。
そんな反省もしつつ今回はこの辺りで終わりとしよう。

チームとは何か、どう運営すれば良いのか、チームが離れ離れになっている今だからこそ改めて毎日考え続けているが、一つのリーダーの形として藤田氏に学ぶところは多くあった。
ちょうど先ほども女子部主将とzoomでチームについて考えの共有を行なったが、とても良い時間だったと感じている。
いくつもある組織のあり方のなかでどこを目指すのか、これからも考え続けていくだろう。

それでは本日はこの辺りで。








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