ギャンブル依存症を語ってみる 前編
こんにちは、スナオイロのナオコです。
今『ギャンブル依存症』が話題になっています。
わたしは元夫がギャンブル依存症だったことをきっかけに、自分の共依存症に気づき、自分自身と深く向き合うようになりました。
その自分自身の体験から得た気づきや学びを、元セラピストの経験なども織り交ぜながら わかち合いをしています。
そんな わたしが今、ギャンブル依存症を含めた依存症に関して思っていること、わたしが感じている その本質などについて少しお伝え出来ればいいなと思っております。
ただ、事実がはっきりとわかりませんし、結局のところ精神的な深い部分からくるもの(とわたしは思っている)なので、たぶん本人でさえどうしてこんなことになるまでやってしまったのかなど、わからなくて混乱している状態かなとも思います(頭ではわかっていても)。
ということで この内容は、あくまでわたしの勝手な推察を含む私見、経験上からのわかち合いになります。
予めご理解の上、ご覧くださいませm(__)m
依存の仕組みが崩れていく象徴的な出来事
春分を迎えてすぐに世の中に伝わった世界的なこのニュース。
不謹慎と受け取られる方もいらっしゃるかと思いますが、わたしは新時代の幕開けという感じがしています。
なぜそんなことを思うのかというと、わたしは今この世の中が依存の仕組みで成り立っていると思っているからです。
それは、精神的自立がしにくい世の中だということでもあります。
依存というのは、『ギャンブル依存症』『アルコール依存症』などといった、依存対象がはっきりしたものだけではなくて、日常の中に蔓延した固定観念や愛情・正義の名のもとに隠れていて、依存だということが見えにくくなっている、わたしのような『共依存症』もあります。
2024年は固定観念が覆されていく?
今年2024年からは本格的に時代の流れが変わっていくとされていて、今まで権威の都合によって隠されてきた様々な情報や偽りが明るみになっていく時代になり、衝撃を受けるようなことも多くなるかと思います。
それは、今まで自分が疑うこともなく信じていたもの、正しいと思っていた思考パターン・常識などが実は思い込まされていただけで正しくなかったということに気づかされるような事象です。
(「正しくなかった」というのは善悪の判断というより、かえって自分を苦しめるような、本来の自分の意に反する道を進んでいたことに気づかされるといった感じです。)
支配や依存という、囚われの仕組みの中で生きていたということにも多くの人が気づいていくようになり、こういった仕組みも崩壊していくだろうと何となく思っていましたが、それが春分になってすぐのこのニュースで、個人的には ほぼ確信に変わりました。
👇2024年について、ざっくりですが書いた記事があるのでよかったらご覧ください
依存症の人は純粋。嘘つきでもある。
依存症のことについて話すとき、だいたいこのことに触れるようにしているのでしつこいかもしれませんが、最初にちょっと知っておいてほしいことを書いておきますね。
それは、依存症の方々、その周囲にいる方々を批判・軽蔑することなくいていただきたいという想いと、
「最悪だな」「かわいそう」「はめられているんじゃないか…」などという噂話的なことよりも、本質的なことに焦点を当てることが大事だと思っているからです。
とはいえ、批判・軽蔑をするのも個人の自由ですけどね☺
生きていくための嘘
わたしは、依存症の人は基本的に根が純粋でやさしい人が多いという印象を持っています。
悪事にも手を染めてしまう人も、多くが本当はピュアなんだと思います。
不良になってしまう人とかもそう。
それは、条件付けの愛のもとで育った人たちが、不安や恐れを源にした思考パターンで生きていることによるものなのです。
そのような状況下のこどもたちが、潜在的に自分を守るために身につけていったのが嘘をつくようになるということ。
でも、それは矛盾しているようだけど、自分自身に対しても嘘をついている状況になるので、とても苦しいです。
依存対象が、その苦しみから逃げられる場所というか、ある意味救いの場所みたいになってしまっているのかなと思っています。
癒しは「知る」ことからはじまる
だからと言って、純粋だったら何をしてもOKということではないんですけど、わたしたちは人を善か悪かで判断したがります。
これも依存のシステムであると思っています。
その流れに気づき、依存症の仕組みを知っていくと、実は自分も同じような苦しみを抱え、同じような生き方をしていたんじゃないかと気づく人が出てくると思います。
癒しは「知る」ことからはじまります。
そうするとみんなの痛みがわかり、批判や軽蔑などのネガティブなエネルギーが自分の中に生まれにくくなって、放出もされにくくなります。
そういうのが本当の平和なんじゃないかなと、わたしは思っています。
依存症者 本人だけではなく、わたしたちも自身を癒していく必要があるのです。
みんなの問題
依存症は依存症者1人で悪化していくことはほとんどないと わたしは思っています。
依存症者1人だけが悪者で、その周囲の人が困らされているという図式が出来上がっているように感じるけど、そうではありません。
多くの人がこのような思考でいるのであれば、今後も依存症や心の問題に苦しむ人が多発していくでしょう。
わたしたち一人一人が意識していく問題、乗り越えていく課題です。
外側で起こる事象を、自分自身の学び・成長の機会と捉えていきたいですね。
👆後編も良かったらご覧ください☺
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