夢のメッセージ


今朝の夢に
4ヶ月前に他界したお義父さんが出てきてくれた話を書きます。


義母、夫、息子、私の4人でどうやら旅行の帰り。広い駐車場があるコンビニに寄り、家族が買い物を終え私はひとり出遅れて駐車場に停めていた車に乗り込んだ。

なんとそこに義父が座っていた。

(いつも私は助手席に座るんですが
この夢の時は後ろの席に乗り込んでた。)

黒っぽいスーツのような服に少し髪が乱れてていつものお父さんじゃない感じ。
お父さんは生前きっちりしたシャツを着て、髪も整えて眉毛も描いて
近所では有名なほどオシャレで格好良かった。でもこの時は髪も乱れ、白髪も目立ってちょっとだけ疲れてるようにも見えた。

え!お父さん?生きてる‥!
でも髪も乱れていつもと雰囲気が違う。

そしてそしてまずはどうやってここまで来たの?
そう問うても父は話を濁した。

父が居るのにみんな普通にしてる。
みんなには見えてないのか
それとも実は生きていて私だけが知らなかった‥そう思えるほど家族は普通にしていた。

生きてる‥と一瞬は嬉しくなったけどやっぱり亡くなってるはず。
「これは夢の中」と夢を見てる自分が夢の中の自分とごちゃ混ぜになって少し混乱した。


目の前にお父さんが居る。
会いたかった気持ちと夢に出てきてくれた嬉しさと、やっぱり亡くなってるという哀しさで夢の中の私はお父さんの横でわんわんと泣いていた。

やっと泣けた。

やっと、泣けた。

そう思えば思うほどまたわんわん泣いてた。

隣で寝てる主人に聞こえないかと
夢の最中に思うほど。


お父さんは直ちゃんなんで泣いてるの?と隣で不思議そうにしてる。
わんわん泣き続けていてもまだ不思議そうにしていた。



目が覚めて時計を見たら4:10

涙が本当に出てきて目を閉じながら布団の中でしばらく泣いてた。

あ、涙が流れてる。
鼻水も啜ってた。

お母さんの死でこのところいっぱいいっぱいだった。
でもふと、お父さんも居ないんだなと猛烈に寂しくなる事があった。

ちょうど昨夜、お父さんのお姉さんの書類を書いていたからだろうか。
独りのお母さんが心配なんだろうか。
実の母も逝ってしまい、可哀想に思い出てきてくれたんだろうか。


直ちゃん、ごめんな。後のことよろしく頼むな。と言われてる気がする。


お父さんの葬儀の時は全く泣く事がなく、逆に笑って送り出した。


夢に出てきてくれたことで
夢の中でも、目が覚めた現実でも
やっと泣くことができた。


義父の命日は私の誕生日でもある。
倒れて脳死状態になり、あと6時間ほどしかもたないかも、と言われていたのに30時間も頑張って私の誕生日が命日になった。


嫌いなら違う日を選んだと思う。
だから誕生日を命日と選んでくれたことがめちゃくちゃ嬉しかった。


血は繋がってないけど
家族になれたご縁
改めて感じ心が温まった。

心からありがとうお父さん!

今度は夢で一緒にお酒を飲みたいです。


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