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世界は本当に悪くなっているのか?

今日の話はわたしがただ言いたいだけなうえに、多くの人が興味がない内容だと思うのでスルーしてほしい。

日本に住むほとんどの人が知らないと思うが正直、今日本は絶望的な状態だ。

政治家は国益のための政治をしないし、スーパーの食べ物は全部添加物、水道は民営化されて害のある重金属だらけになり、土地は買い漁られて外国化している。

法律は勝手に変えられ、国民の意思は通らず、権力とお金を持った一部の人たちの利益のためだけに税金はびっくりするくらいずさんな使い方をされている。

高齢化社会で、医療費や介護費は爆上がりし、社会保障費はかさんでいるのだろう。こんな状況なんだから、税金が上がるのなんて仕方がない。政治家はみんな、一生懸命この国をよくしようとしているんだから。

わたしもそう思っていた。お金や銀行の仕組みをちゃんと勉強して知る数年前までは。そして、税金がどのように使われているのかを知るまでは。

この国にはお金がある。お金がないなんて嘘だ。「財源がない」というのは彼ら(政治家)の常套句であるが、この「財源」という考え方がそもそも嘘なのである。

もう一度言おう。日本には普通にお金がある。それどころか世界一だ。

「対外純資産」というのがあり、国がどれだけお金を持っているかのランキングがある。日本はずっと、世界でぶっちぎりの一位。つまり、世界一お金がある国なのだ。

日本国民は勤勉で、働き者で、労働力にまったく見合わないとんでもない安いお給料でせっせと働き、ものすごい利益を生み出しているから、こんなことができる。

自分の労働量の本当の対価を知っているだろうか?わたしが勉強したところによれば、今の3倍のお給料をもらっていてもおかしくないそうだ。



そんなに世界一お金持ちの国なら、なぜ税金は上がり続け、それなのに給料は少しも上がらず、わたしたちはいつまでたっても豊かさを感じられないのだろう。われわれが毎日一生懸命はたらいて、稼いだお金はどこに行ってしまったのだろうか?

海外である。

ほとんど海外へ都合の良い名目をつけて横流ししてしまう。国民へは全く還元されない。だからわたしたちは、世界一豊かであるはずの国に住みながら、自分で稼いだお金さえも使うことができず、ただただ働かされ続けているだけなのである。

国にだまされつづけながら。

国が、国民をだますなんてことを考えたことがあるだろうか?
国家運営というものは、本来国民がしあわせに暮らせるようにあるものなのにも関わらず、

日本はそれが機能していないのである。

消費税は無くさないのに、コロナ対策や防衛費に使う税金はどこからかいくらでも出てくる。

政治家は税金を私物化して、豪華な旅行や会食に使いたい放題なのに、わたしたちには「財源がない、だから増税しなきゃ」と言う。

普通に考えて、不思議に思ったことはないだろうか?

「どっから出てきてんだよ、その金」

「本当に、増税しなきゃいけないくらい、お金ないの?」と。

あるだろ。


本当にないとしたら、使い方が外から見える部分だけでもおかしすぎるのである。

国も政治家も信用できないしなんかおかしいけど、なにがおかしいのかわからない…という人は、元JPモルガントレーダーでお金のプロフェッショナルである大西つねき氏が、ものすんごく詳しく説明してくれているからぜひ見ていただきたい。

さすが専門家だけあって一般人にはわかりえないところまで説明してくれる。正直、こんなことまで包み隠さず教えてくれる人は他にいないだろう。

わかりやすいし、3時間もあるのにおもしろい。だが長いので、わたしのnoteすら最後まで読み進められないほどお金に興味のない人は見るのが難しいだろう。




3年前の動画だが、今見ても抜群におもしろい。

この動画を初めてみたとき、雷に打たれたみたいな衝撃を受けたのを覚えている。信じていたことがぜんぶひっくり返ってしまったような思いだった。

「ずっと騙されていたんだ」と思った。

でも同時に、いままで自分がずっと政治や社会に感じていたおかしさが「なるほどね」とつながったのだった。

細かいことなんか知らなくても、政治家なんかはじめから信用していないし、この国がどうなっても別にどうでもいい。関係ないし。

わたしは以前そう思っていたし選挙にすらいかないくらいの無関心さだった。でも選択することを放棄するのは自分の人生を他人に丸投げすることである。

丸投げした結果どうなったとしても文句言えない。だって選ばなかったから。だれかが決めた理不尽なルールでも、しかたがないから従う。そんな世界に生きていたいだろうか。

残念ながら多くの日本人はそんな理不尽な生き方を選んでいる。そしてそれが、この国を絶望的にしたのだ。

知って、嫌なものは嫌と言った方がいい。「ふざけるな!」「従えるか!」と言った方がいい。
わたしは少なくとも、自分の生きる国や世界のことくらい、自分で知って選びたい。

日本は実際のところ、瀕死だ。絶望的に悪くなっている。

なっているが、このまま悪いままではいかないだろうなとも思っている。

この世界がほんとうに絶望しかなくて、苦しむためだけに生まれてきてなんの意味もないのなら、わたしはこんなふうにだれかに何かを伝えたりしていないだろうし、毎日ごはんがおいしくてしあわせだなとか思っていないはずだ。

なにかの意味はあるし、よくなっていく。

そう思うからこんな誰にも読まれなそうなつまらない話題で、2000字を超えるnoteをしごと終わりの金曜日の夜に書いているのだ。

ちなみにお金の仕組みなんか序の口で、わたしたち日本人はことごとくだまされている。笑っちゃうくらい、人の良い民族である。

なんにも知らないで30年以上生きてきてしまったこの世界の絶望を知っても、ごはんがおいしいと思えて毎日を生きることは、わたしにとっては意味のあることだ。

大西つねき氏の動画で興味を持った方は、ぜひコメントいただければうれしいです。

では良い週末を。

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