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現場の二次災害

今回の自粛期間を終えて

少しづつ世の中が動き始めています。

そんな中

仕事をする上で見えてきたのは

仕事現場の【二次災害】?【二次被害】?


コロナウィルスの拡大当初『マスク』の品切れが大きな問題となり必要な方に届かない自体が起きたわけですが

今感じているのは直接ではないけれど

必要なのに届かない、物流は止まっていないのに届かない『モノ』の存在

今までもてはやされてきた

『無駄を省く』『適正在庫』という言葉の行き過ぎが目立つように感じています。

今、すぐ必要なものが無い、届かないために

今、提供できるサービスが出来ず、現場もその不足を補うために(在庫の確保や価格の設定、そのやりとりなど)多くの時間や労力を費やしています。

今、工場も再開し作っているけれど圧倒的に必要な分に届いていない状況が多く見られます。

わたしが目にしただけでも

マスクから始まり、トイレットペーパー、アルコール、建築資材、福祉用具の部品、飲食用の消耗品…

数々のものが少し待てば手に入るけれど

今、手元にないために『無い』という状況になっているのです。

いま、○○が不足気味ですと言おうものなら『ある』にもかかわらず欲しくなる人の気持ち(^_^;)それも加わり適正在庫のつもりが 『適正在庫』ではなかったことが明るみになってきたのではないのでしょうか?

今、の支払いを適正?最低に抑える事を重きを置きすぎて

ギリギリ不足気味の在庫で儲けを出してきたために

世の中のストップが一旦起こるとたちまち大きな打撃となります。

とは言え、作り手もいつ流通できるかわからないもののストックのためだけに

なかなか工場を稼働することはできません。公的な補助金をもらい従業員の給与の支払いをしたいと思うのは当たり前です。

ここで ふと思い出したのは

以前に『家庭むけの防災』セミナーで教わった

【ローリングストック法】について

家庭で防災備蓄するのに期間を決めて1週間ならば七日分の食糧を1日ずつボックスなどに収めてそれを消費しながら追加していく方法です。

なので、常に1週間分は食糧が確保できている状況なので、いざ 災害で外に買い物に行けない、手に入らなくても1週間は家にいて何かを食べる事ができるのです。(防災用の食料品でなくても日持ちする好みのもの、カップラーメンでも、カロリーメイトでも乾物が良い)


これを仕事の現場に取り入れることをこれからは必要になると思います。

ギリギリの在庫でなく一ヶ月なのか、2か月なのか?今回不便で、在庫の、確保に苦労した期間の在庫は常に有る状況を、作っておくことは

災害後の売り上げの、早期回復に繋がるのではないかと感じる出来事です。

今は災害中と思い必要なものを必要なだけ手に入れる事は大切で、ほかの必要な方への配慮となりますのですぐにとは言えないのですが

世の中が落ち着き復興?に向かう時少し頭の片隅に置いておくとスムーズなのかもしれません。

もう、コロナ前とは違う暮らし、未来になっているに違いないので😊

歴史ある美しい町並みと自然溢れる飛騨高山から発信ここちよいまいにちの暮らしをお届けします。