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成長は何に規定されるか?

生徒を指導するに当たり「成長」とは何に規定されるのかということを時々考えます.
以前、お世話になっている教師サークルの代表の先生から聞いた言葉は
「成長は実力でなく環境である」
とおっしゃっていました.
「個人の努力はたかが知れている.だからこそ環境を変えることによってのみ、人は成長できる.本を読んだり、人に会いに行ったりする.成長を規定するのはどれだけ環境を変え、ステップアップしてきたかである」
とご指導をいただきました.
自分の力だけでは力は伸ばせないから、本を読んだり、いつもと違う情報に触れたり、研修会に出たりする.
環境を変えるには、ほんのちょっとの決断力がいる.
だから、その決断をすることが大切なのだ.
とご指導いただいたのが昨年末のことでした.

そして、年があけて3ヶ月.
今年は、気がついたらだいぶ環境が変わっていました.
県外の研修に出ていたり、今まで出てこなかった研修に参加することが増えていたのです.
その結果、自分が成長したかは分かりません.ですが、指導していただいている先生の言葉に恥じない自分でありたいものです.

また、先日生徒に次のような話もしました.

人が成長するために必要なことは何か?
最近そんなことをよく考えます。
個人的な結論の一つとしては「憧れ」を持つと言うことです。
先日(20日)にバスケットボールの大会がありました。私は審判をやらなくてはいけなかったのですが、足を負傷してしまい審判ができなくなってしまいました。そんな時、他校の先輩に代理を依頼したら快く引き受けてくれました。その先輩は以前、一緒に学年を組んでいた憧れの先輩でした。
久しぶりに彼の審判を見ましたが、丁寧かつ凛とした立ち姿に再び憧れを抱きました。
わずかな試合でしたが、「かっこいいなぁ」と思わず思ってしまいました。
そんな憧れの存在を見つけること。そして、そうした憧れる存在になることがやはり成長への道につながるのだろうと思います。
さて、あと一月もしないうちに皆さんは進級します。後輩が新しく入ってくるのです。
新しく入ってくる後輩たちの「憧れ」の存在になれるといいですね。
そのためにも、日々一緒にどうしていけばいいのか勉強していけるといいですね。

この言葉に恥じないように、来年度も行動していきたいものです.
そういう決意も込めて今日はnoteを書いてみました.

(今日の一枚)

一月ほど前に撮影した林試の森公園の芝桜.
忙しくてなかなか記事が書けず今更のアップです.

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