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こんがらがった糸は何を意味しているのか

『zoomで話そう』のセッション、ご利用いただいた皆様、ありがとうございました!

現在のところ、13名の方達とお話させていただきました。
利用する人いるかな〜?と思いきや、案外「前から話してみたかったんです!」と仰っていただくことが多くて驚きました。

zoomでお話するようになってよく感じること。
例え話ですが。
お悩み相談はこんな感じで始まります。

「糸がこんがらがっちゃって、何度やっても、ほどき方がわからないんです」

ーーー初めはそう言われるのですが、お話を聞くうちに、
実はその糸は

『糸』ではなく、
『ひも』だったり、
『ヘビ』だったり、
『針金』だったり、

解決の方法も「ほどく」のではなく、
ハサミでカットしたり、
そもそも一本の糸ではなく2本の糸だったり
ということが分かってきます。

また、問題は糸ではなく、そもそも自分がケガをしていることに気づいていないということだったり、自分の糸ではなく他者の糸を握っていることすらあります。

私の役目は、悩みの答えそのものを提示するというより、
その糸(悩み)が一体なにを意味しているのか?
というのを、視点を変えて見てみたり、物事の捉え直しのお手伝い、
悩みをカスタマイズし直すお手伝いといったようなイメージです。


何か悩み事や困りごとがあると、現代はネット検索したり、自分を解き明かす本を探したりということが出来ます。

そして大抵、「こういう時はこうしたらいい」とか「◯◯な人は、△△すべきだ」という答えに行きついたりするのですが、この答えは大衆向けであることも多く、一人ひとりバックグラウンド(ドラマ)が異なる人生には、必ずしも当てはまりきらないことも多くあります。

例えば、太っていることをずっと気にしてダイエットと挫折を繰り返して苦しんでいるような場合、問題は『痩せること』ではなく、もっと根本の『心の安心感』にあったりするのですが、そこに気づかないまま、一生懸命ダイエット情報を追っていたりすると、苦しい状態から抜け出すことがより難しくなっていきます。

でも、こういった話は対話をするからこそ導かれてくるもので、
人類学者の磯野真穂さんの言葉を借りて例えるならば
「壁(対話する人)があるこそ、ボールを投げた時に自分に跳ね返ってくる、それを繰り返すうちに自分の道を見つけることができる」
ということらしいです。

壁の無いところにボールを投げても、ボールはただただ遠くに飛び、戻ってくることはなく、落下していく物体になるものね。

それに、投げてもないのに家の中にいきなりボールが飛び込んできたら危ない。


なんてことを書き綴っておきながら、私があなたにとっての適切な壁になりえるかどうかは、やってみないとわかりません。人間だもの...
でもね、少なくとも、自分1人で抱え込むよりは、一緒に考えられると思います。

お申し込みの記事は、今週末また改めて作りますが、希望日時などあればTwitterでもご相談可能です。
今週のお茶会のレポ(楽しかった!)も改めて書きますね。

とりあえず寝ます〜(午前1時の私より)


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