見出し画像

災害時に情報で体調を崩さない方法

あまみです。
旧年中はnoteをお読みくださり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

被災された方には、お見舞い申し上げるとともに
無事をお祈りしています。

今回は「充電式で、生きていく。」ではなく
「災害時に情報で体調を崩さない方法」と題しました。

不安や鬱に関する持病をお持ちの方に対し、
少しでもメンタルを保つ助けになればと思っています。

被災された方については言うまでもありませんが、
ショックと恐怖は計り知れないものです。
スマホのアラームが鳴るたびに涙が出る、眠れない、
家族の様子にも気を配らなければならず、気の抜けない日々。
一日でも早く、穏やかな生活に戻れることを祈るばかりです。

ただ、不安や恐怖は被災者ばかりではなく、
ニュースやSNSでずっと情報を見続ける人にもやってきます。

私は友人とやりとりをしている、まさにその瞬間揺れ出しました。
揺れは軽度でしたが長く、大きな地震も経験していることもあり、
淹れたての熱いコーヒーを大急ぎで飲みながら揺れが収まるのを待っていました。

友人や家族と安否確認をし、とりあえずテレビをつけると女性キャスターが叫んでいました。現地の方へ避難を強く呼びかけるものです。
胸がざわざわしてきました。不安と恐怖がどんどん強くなってきます。
情報が気になるからしばらくつけていたものの、叫びをずっと聞くのに堪えることができずチャンネルを変えました。
それでも聞き続けるのが難しく、友人の勧めもあり数分でテレビを消しました。

夕方になると、避難できない方々の個人情報がSNSで流れ始めました。
胸のざわざわがまた強くなってきました。
自分には今すぐ助けにいくことができない。何もできないのに、何万ものリポストがついた状態で「生き埋め」「動けない」「道路が崩れていて避難できない」など流れてきます。
善意のリポストに違いないのですが、見続けていると明らかに不安症状が強くなってくるのです。

私は、がんがんリポストする人のリポスト表示をすべて消しました。

大人として、知っていなければならない。向き合わなければいけない。
そう思っています。しかし、きちんと向き合える心身ではありません。

ウクライナとロシアの戦争が始まった時もそうでした。
本を読んだり、いろいろなニュースを観たりした結果、
体調をひどく崩しました。

いったん情報から離れるべきだと、情報収集をストップしました。
なるべく触れないようにすると、少しずつ回復していきました。

今回の地震も、すでに不安が現れていたので、
なるべく見聞きする情報を絞ろうと思っています。

すごく無情な人のようでしょうか。
でも、自分の心身も大事です。
不安症状は誰でも起こり得ることですし、我慢することはないと思っています。
情報をシャットアウトすることで、少しずつ落ち着いてきます。

私の思いつく「体調を崩さない方法」は、以下のようなものです。
・テレビやSNSで災害情報を観ない
・周りとも災害についての話をしない
・家族や友人と一緒にいる、やりとりする時間を増やす
 (ひとりでいる時間を減らす)
・目を閉じて深呼吸する
・散歩をする
・コンビニやスーパーに行く(ちょっとだけ自分に何か買ってあげる)
・寄付や募金をする(ほんの少しでも、形にする)

ご自身が被災されている、周りに被災者がいらっしゃる方とは
また事情が違ってきます。

我慢をしてニュースを観ている
心配だから観ているけれど、自分も苦しい

そんな方の苦しみが、少しでも和らげばと思います。

長文失礼しました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?