見出し画像

連想ゲームのためには情報をタグにする必要がある仮説

こんにちは。今日は「会話」について。


会話とノートについて書きます

今日も昨日に引き続き「会話」の話をしたいのですが、今回は前回以上に人を選ぶ内容になりそうです。

多分人によっては今回の内容を脳内で半自動でやっていたり、そもそもやり方が噛み合わないなどの可能性があるからです。

まぁ、ノート取りにはこんな効果もあるのか、と思いつつ見ていただければと思います。

「会話」をテーマにしつつなぜ真っ先にノート取り? と思う人もいれば、逆にこの時点で私の出した結論が見えた人もいるかもしれませんね。

連想するためにはタグ付けが必要である

昨日は「会話は連想ゲーム」と書きましたが、この連想ゲームをするためにはある程度の下ごしらえが必要です。

例えば「最近4人でカラオケに行ったんだ」と話を切り出されたとき、私の脳内ではこんな感じのことが起こっています。

「カラオケだったら何かしら歌ってるはずだから、音楽系で話を進めよう」
「この人はどんな曲を歌ったんだろう、それと周りの人はどんな感じで、何を歌ったんだろうか」
「カラオケに行くってことは最近ってのは土日かな、もしかしたら華金の夜とかだったかも」

これがどういうことかというと、「カラオケ」という単語に「歌」「音楽」「歌える曲」「時間の余裕」「自分も好きなこと」などの検索用のタグが(意識・無意識で)ついている状態、ということになります。

タグ付け・あるいは情報がタグ化されていることは意味を知っていることとはちょっと違います。

タグは複数の要素に同じものが付くこともありますが、意味は基本的に単語それぞれで違ってきます。

よって、相手の話から深掘り・派生をする「連想ゲーム」をする際に有用なのは、タグ付け・タグ化が済んでいる情報だと思うのです。

タグ付けはアウトプットにより行われる

さらに言えば、効率的なタグ付けのためには一度頭の中から関連情報をアウトプットする必要があるとも思います。

「カラオケとは時間のあるときに自分の好きな歌を歌いに行く場所で、友人と行くとより盛り上がる」などの情報をまな板に載せ、「歌」「場所」などのタグとして切り出していく……個人的にはマグロの解体ショーのようなイメージをしています。

ですが「会話のためのタグ化にはアウトプットが必須」としてしまうと「そのアウトプットが難しいからできない!」という話になってしまいますね。

ここで冒頭で触れた「ノート取り」というアウトプット手段が出てくるわけです。

ノートやメモ取りなら空き時間に一人でできるはずです。そこで自分の好きなことはなんだろう、その好きな理由は何だろう、などを言語化して書き込んでいく。

マインドマップやアウトライナーアプリなど手法は色々ありますが、ひとまず外に書き出すことは、会話を進める下準備として有益だと思います。

性に合わない人はいるとしても

私にとってはこのnoteとて同じことです。

note執筆を通して、その日の悩みや考えたことを外出しし、内省を深めたりタグ付けして引っ張り出しやすくするなどができていると思います。

もちろんこのやり方が合わない人もいるでしょうから、その場合は別の方法の検討が必要だと思います。

ただし、私が話している内容の半分くらいはこの手法に助けられていると思っています。興味があったら試してみてもいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?