お題「プライド」(掌編小説)

ダンスが下手で、メンバーにもマネージャーにも嫌われてる。
「自分で自分のダンス見るのに金払える? プライド持てないなら辞めな」
歌には自信、あるんだよ。
「踊るの辞めます。歌います」
そう言ったら、作曲家が爆笑した。
「じゃあ歌ってみ」
そんなこんなで、プロの歌手、プライドもってやってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?