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ミラノ・プラダ財団美術館「塔」(Torre):現代アートの見所がここに集結

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1. 2018年4月、塔(Torre)完成

ミラノのプラダ財団美術館は、晴れの日に行くのが良い。

それも、とびっきりの青い空の。

ちょっと白い雲が浮かんでいても良いかもしれない。

今回は、そう思わせてくれるようなプラダ財団美術館内の常設展時スペース「塔」(Torre)の魅力について語っていきたい。

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ミラノにてプラダ財団(Fondazione Prada)が、1910年代の蒸留所を増改築し、アート複合施設をオープンしたのは2015年5月のこと。

それはミラノがちょうどミラノ万博で盛り上がっていた時期であり、この頃にはアルマーニの美術館であるアルマーニ・シーロス(Armani/ Silos)も落成している。

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設計を担当したのは、オランダ人建築家レム・コールハース(Rem Koolhaas)の建築設計事務所OMA

こちらは敷地内を簡略に表した案内図。

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この図のように敷地内には、ホーンテッド・ハウス(Haunted House)、ミニシアター(Cinema)、倉庫(Deposito)など、様々な建物が並んでおり、それぞれ常設展や特別展、イベントの会場として使われている。


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2020年春、イタリアの首相令を受けて、プラダ財団美術館に限らず、イタリア国内の全ての文化施設・教育施設が閉鎖されていたが、2020年5-6月にかけて美術館・博物館は、予約制あるいは開館時間短縮などの措置を取りつつ再オープンした。

プラダ財団美術館も、6月には併設カフェであるバール・ルーチェも含めて営業再開していたが特別展のみの開放であり、常設展会場となっている24金でおおわれたホーンテッド・ハウス(Haunted House)と塔(Torre)は閉鎖中のままであった。


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(閉鎖中のホーンテッド・ハウス、またの機会に)


ところが2020年9月23日から28日の期間限定で、ミラノ・ファッションウィークの開催期間に合わせ塔(Torre)がオープンすると聞いて、筆者はこの美術館に向かった。

この塔(Torre)は、2018年4月20日、ミラノ・サローネ開催に合わせて常設展会場として一般開放されたものである。

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2015年のオープン以来、プラダ財団美術館には、建設中のため未公開の部分もあったのだが、この塔の落成によって、プラダ財団美術館は、その完全な姿を世に見せることとなったのである。


この白いコンクリートとガラスでできた9階建の塔は、長方形と菱形の階が組み合わせられてできている。

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設計者のレム・コールハースは次のようなコメントを残している。

「全体としてはシンプルだが、空間とそれぞれのアート作品との組み合わせが、外形に無限の可能性を与えたことによって、多様な空間が、息づいているのである。」

正面真下から撮影した見たが、その形の絶妙なアンバランスさは少し分かりにくい。

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この塔は、角度を変えて写真を撮ると全く違った表情を見せるため、それはおいおい書いていくこととしよう。

次の章からは、塔の中に設置される常設展示「アトラス」(ATLAS)について説明を進めていく。



2. アトラス(ATLAS):カールステン・ホーラー、ダミアン・ハーストetc...


2-1. 見晴らしの良いエレベーター

9階建(※日本式に表現すると10階建、以下、0階(Grand Floor)から数えるイタリア式の数え方で階を表現する)の塔には、エレベーターが2つついており、メインのエレベーターを使ってまず9階にある第6室(Sala VI)まで登った後、階段で降りながら展示を見るという流れになっている。

途中にレストランや、トイレ、クロークがあるため、実際の展示室は全部で6つということになる。

展示室のうち5室が、常設展示の「アトラス」(ATLAS)、残りの1室は、特別展のためのスペースとなっているとのことである。

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このエレベーターがまた凄いので是非乗っていただきたい。

その訳は...

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このようにエレベーターの半分がガラス張りとなっているため、上に上がるにつれて、ミラノの街を見渡すことができるからである。

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9階までくるとちょっと空が近くなった気がする。

エレベーターからの眺めをもう少し楽しみたいところであったが、エレベーターボーイのお兄さんの仕事の邪魔になるので速やかに降りる。

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実は筆者が一番最初にこの塔を訪れた2018年5月、エレベーターの存在を知らずに階段を使った記憶がある。

今思えば、という笑い話なのだが、降りてくる人はいるのに、自分のように登っている人はいないことを疑問に思いながらも、なんてハードな美術館なんだろうと思ったのを記憶している。

さて、常設展アトラスに話を戻そう。

この常設展は、PRADAの3代目オーナー兼デザイナーであるミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とイタリア美術史学者ジェルマーノ・チェラント(Germano Celant)との対話の中で生まれた。

後に作品の写真とともに紹介を進めるが、プラダ財団は、1960年から2016年にかけて制作された世界を代表するアーティストたちの作品を多数所有している。

それらが、塔という空間に設置されており、それはまるで現代アートの大祭典とも言うべき状態なのである。



2-2. カールステン・ホーラー(Carsten Höller)

ドイツ人アーティストのカールステン・ホーラー(Carsten Höller;1961-)は、「シンクロ・システム」(Synchro System)というタイトルのもと、2000年にプラダ財団の施設で展示を行っている。 

そこで展示された「逆さまキノコの部屋」(Upside Down Mushroom Room)が、この塔の9階の展示室にも設置されており、まず部屋に入るとくるくる回るリアルなキノコの傘のヒダに驚かされる。

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実は、この部屋に入るまでに真っ暗で曲がりくねった通路を手の手すりの感覚を頼りに通らねばならず、ようやく光が見えてきたと思うとキノコで意表を突かれるのである。

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誰も宙を歩く小人になって森を散策したことなどないはずなのに、この部屋にいるとまるでそんな記憶が自分にあったかのように感じてくるから不思議である。

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鑑賞者も作品の一部になったかのような錯覚を覚えることができるのも、カールステン・ホーラーのインスタレーションの魅力であろう。

(参考:Fondazione Prada過去の特別展記事より→



2-3. ジョン・バルデッサリ(John Baldessari)

同じく9階の次の部屋には、アメリカのアーティストであるジョン・バルデッサリ(John Anthony Baldessari;1931-2020)の作品が展示されている。

およそ2.5メートルの巨大な薄い板にプリントされた、ルネサンス期ドイツの画家ハンス・ホルバイン(Hans Holbein;1497/98-1543)作『墓の中の死せるキリスト』(c. 1521-1522)。

この板が、部屋を二つに分断するように立てかけられている。


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(John Baldessari, Blue Line, 1988)

そしてこのパネルのエッジは青で彩られている。

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実はこの展示室には、部屋を俯瞰するカメラが設置されており、そのカメラから見ると部屋は青いラインで2つの世界に分断されているようにも見えてくる。


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我々は、磔刑に処され血を流すキリスト、あるいは十字架から下ろされ聖母マリアに抱かれる死せるキリストを絵画の中でよく目にしているかもしれない。

ところが墓の中で虚空を見つめ横たわるキリストの姿を目にすることは、あまりないのではないであろうか。

この部屋に入りそのようなキリストの亡骸を見て、気持ち悪いと思う人もいるかもしれないし、死の恐怖を感じる人もいるかもしれない。

「メメント・モリ」(Memento Mori)とはよく言われていることだが、この展示室では、死を観賞する者と、死を鑑賞する者を鑑賞する者というちょっと複雑なパートを2つ体験することができるのである。

(参考:「米コンセプチュアルアーティストのジョン・バルデッサリが逝去」(2020年01月06日付 『Fashion Press』記事)



2-4. ダミアン・ハースト(Damien Hirst)

続いて、9階の第6室から8階へ降りると、第5室(Sala V)にたどり着く。

ここではダミアン・ハーストとウィリアム・コプリーの作品が展示されている。

ダミアン・ハースト(Damien Hirst;1965-)は、イギリス出身のコンテンポラリー・アーティストであり、「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト」の一人として世界中で絶大な人気を誇っている。

ホルマリン漬けや輪切りにした動物を使い、「生と死」をセンセーショナルな形で表現した作品が有名である。


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( Damien Hirst, Tears for Everybody’s Looking at You, 1997)

ダミアン・ハーストの"Tears for everybody's looking at you" では、一つの透明な箱の中に、超現実的な世界が収められている。

ぶら下がった傘の下には、二匹のガチョウ。

このガチョウたちは雨が降り注ぐ浅い池の中でぷかぷかと浮いている。

ダミアン・ハーストによると、この箱の中の世界は「なんだか危険そうに見えるものであるが、自分からは遠いもの」とのことである。

この作品は、アイルランド生まれのイギリス人画家フランシス・ベーコン(Francis Bacon;1909-1992)作” Painting” (1946)に影響を受けて制作されたのであった。



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ちなみにこちらは、この展示室から見下ろしたミラノの街。

よく目を凝らすと大聖堂(Duomo)のてっぺんのマリア様も見えてくる。



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(奥に見える黒いものは、Damien Hirst, The Last Judgement, 2002)

一見すると真っ黒の壁に見える“The Last Judgement”、実はこちらはハエの死骸で作られている(近付いて撮影する勇気がなかったが)。

何を言っているか分からないかもしれないが、何千何万匹ものハエの死骸一つ一つがこの黒い壁を作っているのである。

我々は一匹一匹のハエの死に涙を流すことなどないが、この世界に生きる全てのものは、いつかは死ぬという運命の下僕なのであるということを作品は語っているのであろうか。

 


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(Damien Hirst, Waiting for Inspiration (Red and Blue), 1994)

7立方フィートのガラス状のケースに、4立方フィートのガラスケースが入ったこちらの作品。

中には、光に誘われて感電した虫の死骸が、落ちており、それはまるで水玉模様を作っているかのようである。


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(Damien Hirst A Way of Seeing, 2000)

(参考:「ダミアン・ハーストの新境地は「桜」。パリ・カルティエ現代美術財団で「Cherry Blossoms」シリーズを披露」『美術手帖』(2020年1月30日付記事)



2-5. ウィリアム・コプリー(William N. Copley)

アメリカのジャーナリスト、美術品収集家、アーティストと様々な肩書きを持つ鬼才ウィリアム・コプリー(William N. Copley;1919-1996)の絵画もこの部屋に展示されている。

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(William N. Copley, Gathering of the Clan, 1974, Acrylic on linen)

ポップな色調ながらも、彼の描く作品は、男と女の対決を力強く、ユーモアを交えて表現しているという印象を受ける。

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(左:William N. Copley, Untitled, 1975, Acrylic on canvas/ 右:William N. Copley, Untitled(Yes/ No), 1981, Acrylic on canvas)


(参考:「プラダ財団 ミラノにて現代アート界の鬼才 William N. Copley(ウィリアム・N・コプリーの回顧展を開催」『The fashion post』(2016年10月31日付記事



続く7階と6階はそれぞれトイレとレストランになっているため、次の展示室である第4室(Sala IV)がある5階までは階段で降りる。

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階段もガラス貼りになっており、登る時に使ったエレベーターやプラダ財団美術館の敷地を見渡せるのもまた楽しい。

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動くエレベーターをカメラで追ってみた。

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3. アトラス(ATLAS):ジェフ・クーンズetc...

3-1. ピーノ・パスカリ(Pino Pascali)とマイケル・ハイザー(Michael Heizer)

5階の第4室(Sala IV)には、イタリアのアーティストのピーノ・パスカリ(Pino Pascali;1935–1968)とアメリカのアーティストであるマイケル・ハイザー(Michael Heizer;1944)の作品が並ぶ。

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(床に設置された展示:Pino Pascali, Confluenze, 1967, aluminum, water, methylene blue)

(左側の壁 Michael Heizer, Russian Constructivist Painting I, 1974, polyvinyl latex and aluminum powder on canvas/ Michael Heizer, Russian Constructivist Painting 3, 1974(1998), polyvinyl latex and aluminum powder on canvas)




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(右側の壁 Michael Heizer, Negative Steel Square, 1996 / Michael Heizer, Negative Steel Circle, 1996)

ネバダ砂漠を舞台にしたランド・アートの担い手として有名なマイケル・ハイザー。

1960年代末より、ミニマリズムを継承したアーティストたちが、スタジオや会場の枠組みに囚われず、土や砂などの自然の物質を用い、大地そのものを作品を設置する場として使い始めた。

このような動きを、アース・ワーク、ランド・アートとして、そこでは、作品とそれが設置される場のより直接的な関係が意識されるようになっていた。

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ここではこの「塔」(Torre)という限られた空間に作品は設置されているが、マイケル・ハイザーがその作品に使う金属は、どこかそれらが生まれた大地の力強さを想起させるものである。


(参考:

「ランド・アート(Land Art)」『artscape』(アートワードより)

”MICHAEL HEIZER”(Fondazione Prada過去のアーカイブより)


5階からの眺め。

柵があるせいでちょっと街の様子は見にくい。

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5階から4階へ降りる階段の途中にて。

金色のホーンテッド・ハウスがちらりと見える。

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4階の第3室(Sala III)は、特別展「磁器の部屋(The Porcelain Room Chinese Export Porcelain)」の会場となっていた。

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3-2. ウォルター・デ・マリア(Walter De Maria)

3階の第2室(Sala II)には、アメリカの彫刻家・音楽家であるウォルター・デ・マリア (Walter De Maria;1935-2013)の作品が展示されている。


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ウォルター・デ・マリアは、1960年代よりアルミニウムやステンレスなど、後のミニマル・アートの特徴となる素材を使い、創作活動を行った。


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いずれも1950年代に製造されたシボレー・ベル・エアー(Chevrolet Bel Air)に、金属の棒が貫通している。


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(Walter De Maria, Bel Air Trilogy: Triangle Rod, 2000-2011, Chevrolet Bel Air, 1955/  Walter De Maria, Bel Air Trilogy:  Square Rod, 2000-2011, Chevrolet Bel Air, 1955/ Walter De Maria, Bel Air Trilogy: Circle Rod, 2000-2011, Chevrolet Bel Air, 1955)



(参考:「《ライトニング・フィールド》ウォルター・デ・マリア
The Lightning Field, Walter De Maria」『artscape』(アートワードより)



3-3. ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)

いよいよ最後の展示室である2階の第1室(Sala I)まで降りてくると、ジェフ・クーンズとカルラ・アッカルディの作品が目に飛び込んでくる。

アメリカのアーティストであるジェフ・クーンズ(Jeff Koons;1955-)の代表的な作品には、バルーンを彫刻で表現した『バルーン・ドッグ(Balloon Dog)』などがあり、他の美術館で鑑賞したことがある人もいるかもしれない。


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アメリカのポップカルチャーをもとに、キッチュ性を表現することを得意とするジェフ・クーンズの作品は、高い評価を受けると同時に、それに厳しい評価を与える論者もいた。


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(Jeff Koons, Tulips, 1995-2004, painted stainless steel)



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鏡のようにピカピカに磨かれた彫刻、写真を撮っていると不意に自分の姿が写ってしまうことに気づく。


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ジェフ・クーンズといえば、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションで、モナ・リザなど世界の有名な絵画をプリントしたバッグシリーズをデザインしたことを思い出す人もいるのではないであろうか。

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プラダ財団美術館に設置されるのは、7色のチューリップの彫刻である。

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ついつい色々な角度から撮ってしまうが、彫刻に映し出された会場もまた面白い。

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(参考:「ジェフ・クーンズ」『美術手帖』



3-4. カルラ・アッカルディ(Carla Accardi)

カルラ・アッカルディ(Carolina Accardi;1924-2014)は、戦後イタリアの抽象表現主義の芸術家であると同時に、1970年代以降は、美術評論家のカルラ・ロンツィ(Carla Lonzi;1931-1982)とともにフェミニズム運動を牽引したアーティストである。

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(左からCarla Accardi, Verdenero, 1967, varnish on sicofoil/ Carla Accardi, Grande trasparente, 1975, sicofoil on wooden frame/ Carla Accardi, Giallorosa, 1967, varnish on sicofoli)


ここに展示される彼女の作品は、プラスチックや透明のビニールの素材、カラフルな蛍光色に彩られた木材を自由自在に組み合わせ、形を表現している。

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(Carla Accardi, Dieci triangoli, 1978, 10 elements, Sicofoil on painted wood)

(参考:「『アートはそもそもフェミニンである』アート界の常識を覆す未来へと向かうローマの女性たち: FEMME」『Passione』(2019年5月15日付記事)



観賞後の興奮も醒めやらぬまま、塔(Torre)を出て、ブックストアとカフェがある出口の方に向かう途中、北のギャラリー(Nord)の前を通る。

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プラダ財団美術館の敷地を歩いていると、緑が多いことにも気づく。

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また休憩用の椅子も設置されており、ゆっくりと木陰でこの空間を楽しむこともできる。

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プラダ財団美術館の観賞後には、併設カフェのバール・ルーチェ(Bar Luce)が欠かせないことは繰り返し書いているが、その隣にはブックストアがある。


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ここでは、開催中の特別展の図録だけではなく、過去数年間の特別展のカタログも販売されている。

また展示されている建築事務所OMAによる模型は必見である。



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以上、「塔」(Torre)の中で公開されている作品を一通り紹介したが、まるで戦後のアートについての教科書でも作れそうなラインナップである。  

ギリシア神話の「アトラス」といえば、世界の西の果てで天球を支え続ける神のことを想起する。

その姿が地図帳の表紙に使われた16世紀以降、地図帳のことをアトラスと呼ぶようになったという。

たった一人で世界を支えるという孤独。

この先世界経済に何が起こるかは、皆目見当もつかないが、よっぽどのことがない限り、このプラダ財団の施設は、ここ、ミラノにそびえ立ち続けるであろう(経営者が変わることはあるかもしれないが)。

時代や状況が移り変わっても、私たちは、1人1人がアトラスとして、学術やアートを守り支え、未来に伝えることができるのであろうか。

本展の名前が「アトラス」であることを考えた時、ふとそのようなことを思ったのであった。


プラダ財団美術館(Fondazione Prada)

住所:Largo Isarco 2, 20139, Milano, Italy

公式ホームページ:fondazioneprada.org

開館時間: 10:00-19:00(月水木)、10:00-21:00(金土日)、火曜閉館

※ チケット売り場は閉館1時間前まで営業/ 館内フリーWi-Fiあり

※「塔」(Torre)での常設展「アトラス」(ATLAS)は2020年10月現在、無期限休館中


入場料金:

常設展+特別展(大人15ユーロ/ 割引料金12ユーロ)

常設展あるいは特別展いずれか一方のみ(大人10ユーロ/ 割引料金8ユーロ)

※ 割引料金対象者:26歳以下の学生、15人から25人までの団体など

※18歳以下65歳以上の方、お身体が不自由な方、許可を得たジャーナリストは入場無料。

アクセス方法:

・地下鉄M3(黄色線)ローディ(Lodi T. I. B. B.)駅より徒歩8分

・ドゥオーモ裏側ピアッツァ・フォンターナ(Piazza Fontana)発着トラム24番の10駅目ヴィア・ロレンツィーニ(Via Lorenzini)停留所より徒歩5分


(文責・写真:増永菜生 @nao_masunaga

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