京都のおすすめカフェ・レストラン5選 vol. 1
今回の特集では筆者が京都に訪問した際に訪れたカフェについてまとめていく。
筆者が20代の前半に6年間住んだ街、京都。
京都に住んでいた時にもカフェ巡りはしていたが、この街を離れてみて、まだ行っていないカフェや自分が京都を離れてから新しくオープンしたカフェも沢山あることに改めて気づいた。
せっかくならばということで、訪問した京都のカフェ記録を残すことにしたのであった。
1. リグナム(岡崎)
こちらは平安神宮やみやこめっせなどが建つ岡崎エリアにあるベーカリーカフェである。
白いシンプルな壁の店内は、パンをテイクアウトすることができるスペースとイートインスペースに分かれている。
パンオショコラやカヌレ、パウンドケーキ、スコーン、シナモンロールなどが並ぶ。
カヌレはテリテリ。
席で座っている間もパンをテイクアウトする人がちらほら訪れていた。
あ
店内に飾られた植物はさりげなくてセンスが良い。
友人とランチメニューからサラダとアボカドトーストをオーダー。
サラダはアボカド半分にトマト、ビーツ、大麦、キヌアなどが入っていて食べ応えがある。
デザートとしてカヌレもオーダーしてしまった。
カリカリ、むちっと、期待を裏切らない、定番だけど美味しいカヌレであった。
雰囲気が良い場所でちゃんと美味しいもんを食べたいという希望を叶えてくれるお店である。
リグナム
住所:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町36−1
営業時間:9:00-18:00(火曜から金曜)、8:00-18:00(土曜日曜)、月曜定休
公式ホームページ:lignum-kyoto.jp
2. さらさ花遊小路(新京極通り四条)
さらさは京都市内にいくつかの店舗を構えるカフェ。
1984年に京都・富小路三条の町屋で一号店をオープン後、徐々に店舗を増やして行ったとのこと。
それぞれの店舗に特徴があるが、西陣にある店舗は銭湯を改装して作られておりとても趣がある。
今回紹介する花遊小路の店舗は、1984年にオープンした富小路三条の店舗が移転してできたもので、さらさの本店である。
新京極通りをちょっと入ったところにあり、秘密基地に入っていくかのようだ。
店内の至る所に映画や舞台のポスターが貼られている。
さらさには焼き菓子工房という焼き菓子に特化した店舗やコーヒーにこだわった店舗があり、お菓子やコーヒーは別店舗から提供されているとのこと。
『ジョジョの奇妙な冒険』の漫画(しかも文庫本じゃなくて単行本)がある飲食店はいい店だと思っている。
友人とお菓子とお茶をオーダー。
歯応えのあるビスコッティ、こういう焼き菓子とお茶の組み合わせが好きである。
友人がオーダーしたのはブラウニーであったが、他のケーキもボリュームがある印象であった。
この他にもボリュームのある食事メニューが有名とのこと。
お腹を空かせて訪れたいカフェである。
さらさ花遊小路 京極通りのレトロカフェ
住所:〒604-8042 京都府京都市中京区新京極通四条上る中之町565−13
営業時間:12:00-22:00(木曜から月曜)、12:00-21:00(水曜)、火曜定休
公式ホームページ:cafe-sarasa.com
3. Walden Woods Kyoto(下京区栄町)
こちらは京都駅近くの烏丸七条と烏丸五条の間、河原町寄りのエリアにあるカフェである。
筆者自身、京都を離れてだいぶ経ってしまったので、京都での道の説明が上手くできているかどうかは分からない。
白を基調としたシンプルな店内、大きな焙煎機が見えるように、自家焙煎コーヒーとお菓子を楽しめるお店とのこと。
焼き菓子はこちら。
カヌレもあるのだが、中にはカヌレの型を使って焼いたレモンケーキやバニラケーキなどカヌレではないものもあるので、カヌレが食べたい人は注意である。
可愛らしい見た目のソフトクリームも。
グッズもシンプルな白を基調としており、タンブラーやコーヒー豆などを扱っているようだ。
あ
2階のイートインスペースへ、カヌレとアイスコーヒーをオーダー。
すっきりとしたアイスコーヒーにカリカリモチモチのカヌレの組み合わせは最高である。
た
夏の暑い日、ゆったり休憩し、体力を温存してから店をでたのであった。
Walden Woods Kyoto
住所:〒600-8194 京都府京都市下京区栄町508−1
営業時間:9:00-18:00
公式ホームページ:walden-woods.com
4. 2éme MAISON(ドゥージィエム・メゾン 花と料理)(河原町五条)
こちらは河原町五条に2022年にオープンしたばかりのカフェレストラン。
すでに京都ではインテリアが素敵なお店として有名であったプルミエ・エタージュ(1er ETAGE)の二号店である。
焼き菓子やコーヒー、お酒に合う料理のほか、店内ではお花や雑貨も販売しているとのこと。
訪問した時は空腹ではなかったのでライムソーダをオーダー。
カウンターで歩き疲れた体を休める。
お客さんがいないところを狙ってカメラで店内を写したが、置いてある机や椅子、家具はどれもアンティークのようで素敵である。
雑貨と花の販売スペース。
移動時間が短かったら購入するのにと思わず思ってしまった素敵な食器たち。
インスタグラムの情報を見ると料理も本格的でとても美味しそうなので、ランチにお茶にディナーに訪問してみたいお店である。
2éme MAISON(ドゥージィエム・メゾン 花と料理)
住所:〒600-8029 京都府京都市下京区西橋詰町794
営業時間:12:00-23:00(火曜水曜定休)
公式インスタグラム:@2eme_maison
5. ニキニキ ア・ラ・ギャール(nikiniki à la gare)(京都駅)
最後に紹介するのは筆者一押しの八ツ橋屋さんニキニキ(nikiniki)である。
八ツ橋は300年以上前に京都で生まれた銘菓であるが、老舗八ツ橋専門店の一つ、聖護院八ツ橋総本店が新しい八ツ橋の楽しみ方を広めるというポリシーのもと、2011年に四条河原町で新形態の店舗としてオープンしたのがnikinikiである。
今回紹介するのは京都駅構内のニキニキ ア・ラ・ギャール(nikiniki à la gare)という店舗である。
因みに筆者は京都に住んでいた時には聖護院に住んでおり、ニッキの香りがする工場の前を通って大学に通っていたのを記憶している。
八ツ橋とシナモンの専門店をうたうnikinikiでは、聖護院八ツ橋に使われているものと同じニッキを使い、カラフルな八ツ橋やシナモンの風味豊かな焼き菓子を提供している。
ちなみにあん入り生八ッ橋が生まれたのは1960年のこと。
今では当たり前のようにいろいろな種類の餡が入った八ツ橋が販売されているが、発売当時、生八ッ橋と餡との組み合わせに多くの人が驚いたという。
nikinikiで一押しなのは、カレ・ド・カネール(carré de cannelle)という八つ橋の生地と餡を選ぶことができるものである。
ニッキ(白、ロゼ、アズール)、抹茶(緑)、黒胡麻(黒)の生八ツ橋と、
中に入れる餡をそれぞれ好きなものを選び、自分好みの八ツ橋を作ることができる。
因みに餡は通年のものと、季節のフルーツを使った季節限定ものがある。
その他にもカラフルな生八ツ橋を使った上生菓子や上用饅頭、焼き八ツ橋を使った洋菓子もある。
筆者が選んだのはアズールの生地にココナッツ餡、ロゼの生地に無花果餡である。
組み合わせるものによって値段は違うが一つ110円から頼めるのはお手頃で嬉しい。
このnikiniki、この京都駅構内の店舗と四条河原町の店舗の二つしかない上に、いずれも小さい店舗なのでゆったり長居できると言う感じではない。
これだけ可愛らしくデザインも凝っている商品を扱っているのならば、イートインスペースが十分にあるカフェがあっても良さそうなのだが、あくまでもこじんまりと、質の良い商品を確実にお客さんに届けるという姿勢を大事にする店舗の形態であることが分かる。
確かに余計なサービスにコストをかけすぎて商品の質が落ちるよりも、今のようなテイクアウトメインで、イートインはこじんまりとという形がベストなのかもしれない。
ニキニキ ア・ラ・ギャール
住所:〒600-8215 京都府京都市下京区東塩小路高倉町8−3、アスティ京都1階
営業時間:10:00-20:00
公式ホームページ:nikiniki-kyoto.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?