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パリのおすすめカフェ・レストラン 5選 vol. 13

第13回目を迎えたこのパリの特集、買いていくうちに筆者もパリの地理を頭に入れることができてなかなか楽しい。

今回もパリの素敵なお店を紹介していきたい。


1. カフェ・リーヴル(Cafe Livre)

こちらは、シャトレ駅近く、サンジャックの塔の前にあるカフェ。

店名の通り、店の壁一面には本が並んでいる。

猫カフェというわけではないのだが、お店の看板猫が常在しているようである(猫好きな方はラッキー、アレルギーの方は要注意)。

カフェといいつつも、結構しっかり目な食事のメニューもあり、ディナーに来ている人も多かった。

食事メニューは大体15-20ユーロくらい。

マキアートをオーダーし、待ち合わせまでの時間を過ごした。

中心部にありながらも、とても落ち着いた雰囲気の店内で、しかも営業時間も長いのでゆったり過ごしたい人におすすめである。

カフェ・リーブル(Cafe Livre)

住所:10 Rue Saint-Martin, 75004 Paris, France

営業時間:9:00-23:00(月曜から金曜)、10:00-23:00(土曜)、10:00-19:00(日曜)


2. ル・プティ・マルセル( Le Petit Marcel)

こちらもシャトレ駅とポンピドゥーセンター近くのカフェである。

このカフェがあるランビュトー通り(Rue Rambuteau)は素敵な飲食店が立ち並んでいる。

いかにもパリの典型的なカフェという感じの外装・内装、メニューはこちら。

コーヒー(エスプレッソ)は2.5ユーロと、パリでは普通の価格。

ちょうど朝ごはん(Petit Dejeuner)の時間に訪れたので朝ごはんのメニューを出してもらった。

このお店はなんといっても内装が華やかで可愛らしいことがポイントである。

ちょっとした宮殿のようなデザインに気持ちが華やぐ。

窓際の席も素敵、一人でご飯を食べに来ている人も見かけたので、海外では貴重なおひとり様にも優しいお店である。

天井も壁も可憐な装飾が施されており、ついつい何枚も写真を撮ってしまった。

天井に飛んでいる鳥も可愛い。

頼んだのは、エスプレッソとタルティーヌ(バゲッドとバター)のセット4.7ユーロ。

タルティーヌのみだと2.2ユーロという安さ。

このキャンディー型のバターはいつも美味しい。

なんてことのないバゲッド、パン屋さんで購入すれば一本0.7-1ユーロほどで買えてしまうものをわざわざお店で食べるという贅沢な感じもまた良い(日本で言ったらわざわざお茶漬けを外で食べるみたいな感じ?)。

SNSで流行っているような今風のコンセプトカフェも良いけど、せっかくパリにいるならばこんな感じの古典的なパリのカフェも開拓したいと思っているところである(そのようなカフェは公式ホームページがなかったり、Google Mapの評価もあまりついていなかったりするのだが)。


ル・プティ・マルセル(Le Petit Marcel)

住所:65 Rue Rambuteau, 75004 Paris, France

営業時間:8:00-24:00(火曜定休)



3. コントワール・ドゥ・パンテオン(Comptoir du Panthéon)

こちらはパンテオンの目の前のお店。

コントワール(Comptoir)とはバーのカウンターのことであり、このお店にももちろん大きなカウンターがある。

シックな内装。

メニューは、一般的なパリのカフェにあるものは大体揃っている。

筆者はエスプレッソ、友人はカフェ・ヴィエノワ(café viennois、ウインナーコーヒーのこと)をオーダー。

夕方に入ったカフェだが、混雑しているわけでもなく、ゆったり過ごすことができたので、ソルボンヌ大学やパリ5区に用事がある方におすすめである。


コントワール・ドゥ・パンテオン(Comptoir du Panthéon)

住所:5 Rue Soufflot, 75005 Paris, France

営業時間:7:00-24:30


4. カフェ・ラペルーズ(Café Lapérouse)

こちらは、コンコルド広場前のオテル・ドゥ・ラ・マリーヌ(Hôtel de la Marine)内のカフェ。

もともとこの建物は、18世紀終わり頃から2015年までは海軍省が使用していたが、マクロン大統領の命により海軍省は別の場所に移転。

こちらの建物は、修復工事を経て、2021年6月、一般の人々にも公開されることとなった。

3月の終わり頃に撮影した写真だが、建物によって切り取られた空が美しい。

メニューはこちら。

このカフェは、パリの6区にある創業1766年の老舗レストラン・ラペルーズ(Lapérouse)の姉妹店。

またその内装やテーブルコーディネートを手掛けたのは、ディオール・メゾンのアーティスティックディレクターを務めるコーデリア・ドゥ・カステラーヌ。

本店のレストラン自体が、ラペルーズという航海士の名前に由来していることから、こちらのカフェも海をモチーフにしたデザインとなっている。

貝殻や南国の椰子の木など、色々な海のモチーフが散りばめられており、それを探すのも楽しい。

イメージとしては、南国の島に辿り着いた航海士が、思わぬ宝の山に出会ったというような感じで、海とは言っても、全体的に煌びやかな仕上がりになっている。


友人と頼んだお茶・コーヒーとお菓子たち。

食器も可愛らしいのでついついはしゃいでしまった。


貝殻モチーフの椅子や籐の椅子などどれも素敵でこんなものを家で使うことができたら良いなと思ってしまった。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの博物館の常設展の方もフランスの歴史を学ぶことができる充実したものとなっている(日本語のオーディオガイドもあり)。

またセリーヌがこの建物でショーを開催したこともあるので、セリーヌファンの方にもおすすめな場所である。


カフェ・ラペルーズ(Café Lapérouse)

住所:2 Pl. de la Concorde, 75001 Paris, France

営業時間:8:00-11:00、12:00-25:00

公式ホームページ:cafelaperouse.com

参考:「コーデリア・ドゥ・カステラーヌの世界をカフェ・ラペルーズで。」『madame FIGARO. jp』(2021年7月27日付記事)




5. ラ・メゾン・ミリ(la Maison Milie)

最後に、こちらはところ変わってモンマルトル近くのカフェである。

友人と歩いている時にふらっと入ったお店であるが、パンペルドゥや卵料理やクレープなどのフードメニューが売りのお店のようである。

カラフルでポップな店内はとても可愛らしい。

食事やおやつというには中途半端な時間帯とお腹の空き具合だったのでオレンジジュースをオーダー。

歩き疲れた体に染みる搾りたてのオレンジジュース。

他、手作りのお菓子も色々あったのでまた近くに寄ったら訪れてみたいお店である。


ラ・メゾン・ミリ(la Maison Milie)

住所:19 Rue la Vieuville, 75018 Paris, France

営業時間:9:00-19:00(月曜から木曜、日曜)、9:00-21:00(金曜土曜)

公式ホームページ:maison-milie.com



今回も美味しくて素敵なお店を色々紹介した。

このシリーズは定期的に更新していくつもりである。

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