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特別支援とは

4歳で自閉スペクトラム症の診断を受けたわが家の長男。
学校とのやりとりで思ったことを書き留めておきたくて、久しぶりにnoteを開きました。


長男7歳のこと


わが家の長男は現在7歳。
地域の小学校の支援学級に在籍しています。

苦手なことは、集団行動。
小学校は、登校してしまえば楽しんでいる様子ですが、
毎朝登校を渋り、毎朝校門前で、校内へ入りたくないけど、入らなきゃ…と葛藤する姿を見守る日々。

1学期は毎日4時間目で早退。
2学期も運動会の練習が始まったあたりで、登校への拒否感が強まり、
週に2回の6時間授業のうち、1回は早退させてもらっています。

宿題にとりかかるまでが大変


そんな長男は、宿題をするにも一苦労。
学校が終わって帰宅すると、やりたいことが盛りだくさん!

・YouTube
・タブレットでゲーム
・録画しておいたお気に入りの番組鑑賞
・おやつ

これらが全て終わって、やっと宿題に取り組むことができます。

最近の宿題は、カタカナやひらがなで単語を書いた後、それを音読するというもの。
とっても簡単なものですが、音読が苦手な長男は、それを拒否。

やらなくていいか…と、拒否する長男に無理に音読をさせるのが面倒だったわたしは、
長男の意思を尊重しようかとも考えましたが、
再度、長男に音読を促すと、「恥ずかしい…」と言いながらも、耳打ちで音読をしてくれたのです。
翌日も同様の宿題が出たので、音読を促すと、
今度はとても小さな声で、復唱し合ったら、音読をしてくれました。

「これは、がんばった…!」「先生に共有したい!」と、連絡帳に書きました。

長男の作品。足も一緒に撮っちゃうところが愛おしい♡

先生…そりゃないぜ…


翌日、先生からの返事が、
「学校でも音読を嫌がることがあります。気分だと思います」と。

き、気分…!?
先生からの返事に、少し驚いてしましました。

確かに、気分だし、やれる時とやれない時があるのは、発達特性があるから、しょうがないことではある。毎日言っている「4時間目で帰りたい」は、もはや口グセになっていて、先生もだんだん取り合ってくれなくなってきた。

けども!!!
「気分」と片づけられてしまっては、支援とは…?と思うわたし。

気分で、できるできないが左右されてしまうからこそ、気分関係なしに、楽にできる方法を考える、なぜ「やりたくない気分」になるのかを考えて、その気分になってしまう前段階の問題を解消することで、できる方法を考えるのが支援なんじゃないかなーとわたしは思っています。

だからこそ、「気分です」と片づけて欲しくなかった。

先生も一つ一つの困りごとに全部は対応できないだろうし、学校では問題がなく、家での長男の様子だけを見て、「これは困りごとだ!」と、わたしが捉えてしまっているのかもしれない。だからわたしの受け取り方の問題かも…と、思いつつも情報共有だと思って先生には長男との細かなやりとりも結構たくさん伝えてきた。

学校とのやりとりが苦手


幼稚園に通っていた時もそうだし、小学校に入ってからもですが、療育に通っていたと圧倒的に違うのは、普段の様子から困りごとを見つけてもらえるかどうか。

集団で求められる力や年齢相応の行動、本人の発達段階などを的確に見極めて、個別の支援計画を作ってくれていた療育とは違って、

今はどこにゴールを設定できているのか自分でもハッキリしなくて、一体息子が何をできていたらOKなのかがわからなくて、わたしが不安になってしまっているなーと、ここまで書いてやっとわかりました。

それに、人の顔色を必要以上に伺ってしまうわたしの性格が事をややこしく捉えてしまっている気がして、ますます不安になってしまいます。

一度、目指すべきところを書き出してみるのも必要なのかもしれないなー、とも思ったし、そういった不安があるんだと、先生に相談してみるのもアリなのかなー、というなんともグダグダな結びですが、わたしのそのままの気持ちを記してみました。

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