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【読書】10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著 2018年


はじめに

なぜ今、人生のグランドデザインを考え直すのか?

未来を想像して怯えるのは、暇人のやること
未来を想像したところで、その通り実現するなんてありえない。
今を懸命に生きることが大事。
インターネットが世界を狭め、グローバルになった今、「画一的な幸せのロールモデル」は存在しない

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

「未来を想像して怯えるのは、暇人のやること」は堀江さんの著書によくでてきます。「今」に集中しろ、長期的なことは変数が多すぎて、予測できないから考えるなということです。
また、情報収集して、未来が予測できるとも言っています。とくにテクノロジーの知識は未来予測として重要であると述べている著書もあります。

チャプター0 激動の時代を生きるあなたへ

AIに仕事を奪われても何の問題もない 堀江

仕事が奪われても問題ない。人間かやらなければならないことが減り、自由な時間が増えだけ。生活コストが下がり、無理に働かなくて良くなる。
空いた時間でひたすら好きなことをしていれば良い。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

好きなことに没頭すれば、いつかそれが仕事になる。仕事は「引き受ける」から「作るもの」に変わる。そもそも労働は、キリスト教において、人間に課せられた罰則。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

「好きなことに没頭する」もよく出てくるフレーズです。
正確には「没頭するから好きになる」という考え方になります。

激動の時代をいくあなたに伝えたいこと
権威はもう当てにならない。
「未来が不安」は暇人が言うこと。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著


チャプター1 すべてが逆転するこれからの働き方

AIで本当に仕事がなくなるの? 堀江

この先一番の鍵となるのは、AIが「手」を持った時。人間の単純労働が激減する。人間も手を使うことで文明を創ってきた。
AIを使いこなして「価値を生み出す」視座を持つ。使われる側、搾取される側になるな。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

「保育士問題」にみる、みんなが幸せになる働き方 堀江

CtoCサービス「キッズライン」 
仕事の「Uber化」
本当に「嫌ならやめろ」に尽きる
人手不足になれば市場原理が働き、給料が上がる、オートメーション化もすすむ

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

炎上覚悟で、本当に「嫌ならやめろ」と提言しています。
「嫌いなことで給料をもらう」ではなく、「好きなことをして稼ぐ」を一貫して提唱しています。

「収入源」という概念がすでにおかしい 堀江

遊びに没頭しろ
誰もが「遊び」で稼ぐ時代
「やりたくないことを仕方なくやる=仕事」が変わる
作業にハマる

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

自分の感覚を信じて、自分で方法を考え、自分で作ったルール、自分で立てたプランだったら納得感を持って取り組めるし、やらざるをえない。
自分でルールを作ることで、ものごとに没頭でき、好きになることができる
好きになってから没頭するものだと思いがちだが違う
没頭する境地を経て、好きの感情が芽生える
「思いを持って毎日発信すること」

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

「没頭」するために、自分でルールを決める、毎日発信することを提言しています。

言われたからやる、ノルマだからやるはダメ
収支など打算を捨てこと。なぜなら、それが仕事になるか、ペイするかなんて、未来になってみないとわからないから。
社会の慣習や常識にとらわれて打算に走りすぎることではなく、自分の好きという感情に、ピュアに向き合うこと。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

修行に意味はない研究しよう 堀江

寿司職人に修行は必要ないという定番のネタです。
苦労に価値はない。意味のある研究、アイデアに価値があると述べています。

チャプター2 なくなる仕事・変わる仕事

10年後になくなる仕事・減る仕事

経営者 不当に高給
一般事務
介護職 意外 人手不足
教員
公務員 窓口いらない
コンビニのレジ打ち お馴染みのネタ

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

介護職は意外でした。人手不足の業界ですが、今後なるなる、減る職業に入っています。
機械化がすすめば、人がやらなくていいという意味だと思われます。


チャプター3  生まれる仕事・伸びる仕事

代替不可能な価値は、仕事ではなく趣味で生み出せ 堀江

100万分の1のレア人材(藤原和博氏)
100分の1を3つかけ合わせて、100万分の1の人材を目指せという、英語の多動力でもでてくる、お馴染みのフレーズです。

「なくなる仕事リスト」なんて血液型占いくらいの精度しかない 堀江

今の常識が数年後には変わっている可能性がある
お金のために働くのではなく、好きなことでお金を得る方が大切
遊びのプロになる

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

個人経営の店
職人
クリエイター
観光業 そこでしかできない体験

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

チャプター4  お金の未来

お金を貯めずに、信用を貯める

お金を儲けて、どうしたいか
持ち家信仰 戦前は9割は借家
戦後の所得倍増計画の一環 経済循環のため
資材、設備、大工、生活費とお金が回る
買った瞬間に価値が下がる 
戸建ては20年で価値ゼロ
税金で賄う範囲を徐々に狭めるべき
簿記を学ぶ 貸借対照表 世の中の仕組み
お金を借りられる人が一番強い

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

チャプター5  日本の幸福と社会について

「欧米」は架空の概念、日本の「幸福」を見つけよう 落合

個人や社会という言葉も、明治時代に欧米を見習った
憲法は英米法がベース、刑法や民法はフランスやドイツがベースで継ぎ接ぎだらけ
「個人」という考え方は1860年以降
「自然契約論」に基づいて人は平等であると、日本人は思っていない
公平性ほ求めるが、平等ほ求めない
全員が、自分で意思決定する、ということを日本人は多分望んでいない
アジアの最大の到達点は、中国のような計画経済プラス資本主義なのかも。
トップダウンで物事が決まる体制だけを維持してきただけで、中身な普通の資本主義になっている。
江戸時代も同じで、幕府が物事を決めるけど、実質的に経済は自由で、商人が回している。
アジアの最も安定的な制度は、このようなスタイルかも。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

40代になって周囲の同世代がつまらなくなっていることに気づいた 堀江

人は歳をとると、意味で培った人脈や経験にがんじがらめになり、新しい刺激に身をさらせなくなる。下の世代は優秀になっていくのに、時代の変化に取り残されていく。 

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

堀江さんに、街中で見かけても声をかけないようにしましょう。
堀江さんの貴重な時間を奪うことになってしまいます。
ファンの人は注意しましょう。
ツイートで好意を伝えるてくれれば、リツイートできるとのことです。

チャプター6  ピュアな情熱に導かれた「自分の人生」を生きよ

AI時代に求められる、人生における幸福の再定義 堀江

副業はするな
なぜ本当にやりたい仕事で人生を満たそうとしないのか
中途半端な思いで打ち込む副業のクオリティは信用できない
「遊ぶ」「働く」「学ぶ」の三位一体の生き方
人生のすべてが遊び、仕事、勉強とも解釈できる
ニッチな市場でチャンスを掴め
面白くない仕事はしなくていい
食べていくために安い仕事にしがみつくな
いろいろな情報に接すること、自分の頭で思考する癖をつけ、毎日発信する

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著

とにかく今の自分を信じればいい 堀江

成功するかは、やってみないとわからない
小利口な奴は失敗することばかり考えて、結局リスクをとれない。 
違った帰り道、違う帰り方すらできない
過去を振り返るな、未来に期待するな
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一著


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