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がんばってもうまくいかない時
がんばってもうまくいかない時、ありますよね。
もしそれで落ち込むことがあったら、これを思い出して欲しいなー…と思うんです。
それは
「がんばったことが無駄なわけでも、がんばるあなたが悪いわけでもない」
ということ。
もともとがんばり女子だった私は、「なぜあの人より私の方がいいのに、うまくいかないの…?」そんなふうに思うことが多い人間でした。(今もまだまだあります)
”私の方がいい”というのは、自分の意見、仕事、作品、やっていること、などのこと。
その人の何かと比べて、自分の方が自信があるのに周囲の評価は逆であるとき、悔しさがこみあげてくるわけです。
「いやいや、私はそんな自信はない」
と思われた方もいるかもしれませんが、落ち込むというのは、やはり自分の何かに自信があったのだと思います。
そして「がんばってもうまくいかない」と感じるのは、「がんばった分を評価してもらえない」とイコールなんですね。
がんばった分=自分の人間性を表す部分(想い+姿勢)
これが「評価してもらえてない」と感じるのは、きついんです。
だって、自分の在り方を否定されているようなものだから。
そして追い打ちをかけるように、「そんな自分だからダメなんだ」と無意識に自分を責めだす。
だいたい、周囲から人気があるとか評価されているとかいう人たちは、本人がいいと思っていることを素直にアピールした結果、得ていることが多い。
それも込みで、なーんか空回りしている自分がかっこわるく、情けなくなってしまうんですね。
でね、だからといって
「がんばらなくていい」とか「人の評価を気にするな」と言う言葉を鵜呑みにするのは、逆効果
だということに気づいたんです。
がんばりたくてがんばった、評価を得たくて考えつくした、これって、人として普通だし、仕事で役立つこともあるから。
じゃあどうすればいいのか…?ということですが、
「今、何の目的のためにこれをやっているんだっけ?」
「どういう結果を手に入れたいんだっけ?」
「今回結果が手に入らなかった理由はなんだろう?」
「そのための方法は他に何があるんだろう?」
シンプルにゴールを再確認して改善していくだけなんですね。
私は自信過剰なところがあり、それでしばしば周りが見えなくなることもあります。
が、そういう自分を知って、どう活かしていくかに目を向けるようになったら、必要以上に自分を責めたり変えようとしたりしなくなりました。
がんばりたいものは、人に無駄だと言われようとがんばればいいんです。
周りの目が気になることを、気にしないようにしよう、と気にしなくていいんです。ややこしいから。
だから、いつも答えはシンプル。
「これで何を手に入れたいんだっけ?」
そう問いながら進んでいくこと。
がんばってもうまくいかない時、
がんばらなかった時よりずっと前に進んでいるから
大丈夫です。
ライフキャリアコーチ 森山ナオ
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