約1年間オンライン上で250名のサポートをしたパーソナルトレーナーが言いたい3つのこと。
オンラインパーソナルトレーナーの原田です。
世界的なコロナショックで外出自粛となり、ここ数ヶ月でめちゃくちゃ注目されてるオンラインパーソナルトレーニング。
約1年前からやってきてて、2020年4月現在で250名以上のお客さまをサポートさせてもらいました。
今回はその経験をもとに言いたことを3つを端的にお話ししたいと思います。
1. オンラインはめちゃくちゃ面白い
普段パーソナルトレーニングを受けてくださってるお客さまのほとんどは同じ地域・県内の方だと思います。
ですがオンラインは「距離」という物理的制約をなくします。
県外の方でも、海外の方でもトレーニングのサポートができることって、、
トレーナーとしてすごく夢のような話しですよね。
実際に過去にアメリカやオーストリア在住の方のサポートをした経験もあります。
今のご時世、SNSで繋がってる人たちって、国内外問わないじゃないですか。
顔も知らない、本名さえもわからない。でもSNSではわりと深く繋がってたりする。
そんな人たちがサービスを受けてくれたりするわけです。めちゃくちゃ面白い。
SNSとオンライントレーニングはすこぶる相性がいいということです。
2. オンラインなのにオンタイムでいいのか?
ここがわりと伝えたい部分。
普段のパーソナルトレーニングをオンライン化するだけでは勿体無い。
もちろん今回のコロナショックによる一時的な対応策としてのオンライン導入ならば致し方ない。(準備時間なんて無いくらいのスピードで世の中変わったので)
ただ、どう考えてもパーソナルトレーニングというサービスをオンライン上かつオンタイムで行っても確実に商品価値は下がると思っています。
トレーナーの手ってそれだけ重要だと考えている。
それにオンラインという時間軸を変えられるフィールド上でLIVEをするとなると、普段のパーソナルトレーニングと時間拘束がまるで変わらないということに気づいていただきたい。
要するに①の面白さの部分しか旨みがないということです。
否定ではなく、あくまでビジネスとしての観点で考えます。
この騒ぎが落ち着く前に、次の一手を考えておく必要があると思っています。
3. オンラインでのメニュー作成の需要が高まる
自宅時間が長くなっていることで、今ダンベルやヨガマットなど自宅トレーニングツールが引っ切りなしに売れているのをご存知でしょうか。
これはアフターコロナのスポーツクラブ離れとも考えられます。
あれだけ国にスポーツクラブを名指しされればですね…。
といっても一時的なものだとは思いますが、少なくとも半年近くはスポーツクラブの新規入会は厳しいような気がしてます。
ということで必要最低限の器具を揃えた自宅トレーニーが増えることが予想されるのですが、いかんせん初心者がいきなりダンベルを買ったところで使い方や種目のバリエーションなんて限界がありますよね。
きっとYouTubeで検索しまくると思います。5Gですし。
そこである程度のトレーニング方法を習得した初心者が次にぶつかる壁が「自分にあった情報の取捨選択」です。
ダンベルの使い方はある程度分かっても、それが自分の目標・目的にあっているのか、現在のメニューのままでいいのか?という疑問が必ず出てくると思います。スポーツクラブだとスタッフさんに聞けるけど、自宅ですので。
という流れから「私にあったメニュー作成をしてほしい」という流れが確実に起こると思っています。
オンライン上で受注し、オンライン上にメニューを作成し、オンライン上で納品する。全てオンライン完結です。
「距離」という物理的制約にくわえ「拘束時間」という概念さえないことがオンラインで活動する最大のメリットだと考えています。
アフターコロナに控えて次なる一手を考える材料になれれば幸いです。
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