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「川根本町型教育」に寄せる期待(前編)

こんばんは、佐々木です。
うーん、きょうは少し寒いですね。
いよいよお茶のシーズンが始まり、心身ともに大変な日々に突入する方も多いと思いますので、くれぐれもご自愛くださいね。

先日、あるお茶農家さんのお宅にお話に伺った際、ご家族・親戚総出で茶工場の掃除をわいわいやっているところでした。
ばたばたと忙しそうながらも、古き良き農家の活気を感じられて、温かい気持ちになりました。

私の両親の実家は父方も母方も米農家で、毎年この時期、GWには田植えの手伝いにいきました。
苗を運んだり、田植え機で植えられない田んぼの端っこの方に手植えしたり、子どもには子どもなりの役割があって、文字通り"家族総出"で田植えをした思い出がありますし、その思い出が故郷の愛着に繋がっている確かな実感があります。懐かしいなあ。

「愛着は思い出によって作られる」
私の実感からくる、町づくりにおいて大切にしている考え方です。

今日は、川根本町の教育について。
とはいっても、難しい話ではなく、私の所感を気楽に書いていきます。
結論から言うと、今後がとっても楽しみ!という話です。


4/22(土)、今年度から開校した三ツ星小学校の授業参観日。

三ツ星小学校の渡辺校長とお話をする中で、「授業参観があるのでよかったら」とお声掛けいただいたので、開校直後の子どもたちと先生と保護者の生の雰囲気を感じに伺わせていただきました。
《三ツ星小学校の授業参観の時間は午後からだったんですが、本川根小学校は同日午前であったと当日知りまして、残念ながら本川根小学校には伺えませんでした。(午前中は本小の先生方のお弁当を作っていました。笑)
次回はぜひ伺わせてください。》

一年生から六年生の授業の様子を見させていただきながら、何人かの保護者の方にお話を伺ったり、CS(コミュニティ・スクール)の推進員の方と話をしたりしました。

どの学年も落ち着いていながら、活気のある授業をしていたように思います。

学校再編前に見学させていただいた授業の人数の三倍の子どもたち。
戸惑いもあるようですが、楽しく学校生活を送っているようです。
男子は高学年でもすでに打ち解けているのだけれど、女子はまだ再編前のグループが残り気味だそうで、「ああ、わかる気がするなあ」と少し懐かしい気持ちになりました。

同じタイミングでお隣の中川根中学校でも参観日ということで、こちらにも伺いました。
中中に入ったのは初めてだったのですが、校舎の作りがオープンスペースのゆったりと開放的な作りになっていて、創造的な空気を感じました。
こちらもどの学年も活気のある授業でした。

来年度には、三ツ星小学校と中川根中学校がひとつの学校となり、『義務教育学校』になる見込みです。

二つの校舎も渡り廊下で一つに繋がり、授業の内容によって二つの校舎を行き来することになります。

一年生から九年生が混ざり合う学校というのは、すごくおもしろい、ランダム要素の多い、刺激的でクリエイティブ、まさに活きた学習ができる教育環境だと思います。

教育内容も、着々と「川根本町型」に向かって進んでいることが、教育委員会の方や各学校の校長、現場の先生に話を伺っているとよくわかりますし、聞くほどにわくわくします。

そして、聞いているだけではなく、実際に現場に行ってみると情報量が段違いで、現場に行くことはとても大事だなあと実感します。現場がほんとうに面白い。

なにをもって「川根本町型」なのか、そして、町が目指す教育の姿とは、など、その内容をもう一歩踏み込んでお伝えしたいところなのですが、今回はここまで。

というのも、それをお伝えするには【三ツ星小学校と中川根中学校が合わさってできる南部の義務教育学校】と、【本川根小学校と本川根中学校が合わさってできる北部の義務教育学校】のそれぞれの目指す特色を書くことがよりわかりやすいと思うからです。

一層の理解を深めるために、今週の水曜日に本川根小学校の校長にお話を伺いに行ってきます。

私の中で、町全体の教育環境のイメージがより具体的になった段階で、後編を書きたいと思います。

川根本町の教育の未来がとても楽しみです。

また書きます。

熱く、楽しく、リアルに。
川根本町議会議員 佐々木直也


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