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【議会だよりじゃ伝わりきらない!】令和5年6月定例会における一般質問の真意を説明します。(前編)

こんばんは、佐々木です。
8月に入ってからお盆の期間の期間が終わる昨日まで、やることが山盛り過ぎて、noteの更新が二週空いてしまいました!
おかげさまで、家族含めて、なんとか元気にやっております。

InstagramFacebookには書いたのですが、8/6~8/9で山口県萩市に行って、全国から集まっての教育指導者研修のスタッフとして参加してきました。
去年も最高でしたが、スタッフとして参加すると、また一味違う経験値。
この研修に参加をしているのは、ある大きな目論見があるからなのですが、それについてはまたの機会に書こうかな。
〽夢なんか語りだしたら みっともないよネ
 叶いだしたときに 言い出せるくらいかぁネ
と所さんが歌っていたので、叶いかけたときに、言い出します。


本題に入ります。

今回は、毎度おなじみ
議会だよりじゃ伝わりきらない、一般質問の真意を書いていきます。

まずは質問の一つ目、「町内2ヶ所の道の駅について」です。

その前に、、
前回の3月議会でも「道の駅」について一般質問してますので、その振り返り記事を。
テーマを定めて、連続して一般質問をすることが議論の充実やゴールの具体化に繋がると思っていますので、前回に内容を受けての今回の質問になっています。


道の駅の"役割"は時代とともに変遷

1991年から実験的に始まった「道の駅」。
設置の条件は3つ
<休憩機能><情報発信機能><地域連携機能>
ですが、2013年に国交省が道の駅の<目的地化>を掲げました。(第二ステージ)
そして、2020年~2025年にかけて、さらに<地域創生・観光を加速する拠点><地域との交流促進><防災拠点>という機能を追加しました。(第3ステージ)

町内2カ所の道の駅について、このような求められている機能を十分に果たせているかというのが最初の質問。
町長の答弁は「十分だとは言えない状況である」

‐町長が描く道の駅の理想像は?
町長答弁「目的地となるような賑わいの施設にしたい」

-そのための具体的な方策は?
町長答弁「音戯の郷については、行政改革推進委員会の意見を踏まえ、令和7年度までに附属機関で協議する。茶茗舘については、農林農村振興対策委員会から、農業・商工業・観光業が連携し、道の駅としての充実を図ることが必要との意見が出されているので、組織内の連携を一層図りながら施策を講じていく」

というようなことが主なやり取りで、ここを"議会だより"に載せさせてもらいました。
ここで大事なのが、音戯の郷の今後の方向性をいつまでに決めるということを具体的に引き出せたことかなと思います。
期限が決まれば、逆算してアプローチができます。


行間には沢山の情報とやりとりがある

このやり取りの間には実はたくさんの発言があります。

まずは全国の道の駅の成功例や、その共通点。
それはつまり、世の中の人が"道の駅に求めていること"の理解の助けになることだと思いますので、参考に何例か出しました。

つぎに、道の駅が地域にとってどういう役割となり得るか、について、これも全国の事例をベースにお話しさせていただきました。

こういうことを考えるときは、ぜひ、全国の成功例を"実際に"見てほしいと思っています。
調べればなんでもわかったような気がする世の中ですが、生の空気はやはり一味違います。

会議室であーでもないこーでもないの話し合いだけじゃきっと視野が狭い。
ぜひぜひ現場の空気を感じに、あちこち行ってみましょう!
まずはそこから。


「道の駅」について調べていると、かなり奥が深く、うまく活かせたときの町全体への恩恵が素晴らしいことがわかってきました。

時代とともに変遷し、求められていることが増え、重大な役割を担う「道の駅」について、今こそ積極的な再解釈・再定義をするべきだと思います。

これは私がいつも言うことですが、あらゆる事業について独立したものとして考えるのではなく、町全体の有機的なつながりの中で"役割"として、町づくりのために明確な目的をもった事業にしてもらいたいのです。

それぞれの「道の駅」単独であれこれ考えるのではなく、町全体としての明確な目的・理想をもって、再解釈・再定義をしていただきたい。

うまくマッチすれば、町として武器になる。大いに、魅力化や愛着に繋がると想像に難くありません。

そんなふうに考えると、「道の駅」の今後の利用法というのは、なかなかに面白いテーマだと思います。

学校の利活用との兼ね合いもあるでしょう。

考えることや、課題は山積みですが、すべては伸びしろでありポテンシャル。
理想の町づくりにむけて、しかめっ面ではなくわくわくしながら話していければと思っています。

「道の駅」については、今後も注目していきます。

熱く、楽しく、リアルに。
川根本町議会議員 佐々木直也

来週は後編。
川根本町の教育・学校についての一般質問について書いていきます。


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