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元不登校が語る人生の歩み方~弱点~

元不登校が語るシリーズ
今回は弱点について

1.弱点

ゲームを遊んでいれば必ずこの言葉に遭遇する。

その弱点を突いて敵を倒したり、ゲーム自体の弱点を見つけて攻略していく。

弱点というと大体、ゲーム中では自分ではない相手に対して使われることが多い。

では私たちに弱点はないのだろうか?
現実を生きる私たちの話だ。

そんなことはない。
誰もが知っているはずだ。

そしてその弱点は直せるものなのか、克服できるものなのか。

2.直し方

弱点の直し方について

正直に言おう
そんなものは無い

仮に弱点の直し方があったとしよう。

誰もが弱点を直そうとする。
そして、弱点は完全に消える。

そんな人間っているの?
私はそんな人間を知らない
そんな人間は多分いない、いたらそれはロボットだ。

プログラミングしたとおりに動く、それ以外のことはしない。
感情はなく、ただただ与えられた課題を遂行する。

こんな人間はいないし、そんな人は面白くない。
感情を持ち合わせ、時に怒り、時に悲しみ、時に喜ぶ。
これが人間なのでないだろうか

弱点がない人間など、いない。
むしろ、人間に生まれたからこそ弱点があるとも言える。

だから大事なのは直すのではなく、どう付き合うか

ここがポイントになる。

3.付き合い方

弱点は弱点。
それを認めることから始まりだ。

やり方は弱点を悲観しないこと。

弱点は決して悲しむべきものではない。
なぜなら、弱点はあなたを構成する一部でしかないから。

良いとか悪いとかじゃない。
優劣でもない。
どれだけ嫌ってもそれはあなたから離れることはない。

弱点も含めてあなた自身だ。
それを受け止められたなら、もう付き合い方は自然と見えてくる。

そして、弱点よりも自分の長所を見つけることが大事だ。
弱点があっても、長所がない訳ではない。

自分の長所なにか。
案外、自分の得意なことや好きなことの中に長所が隠れているものだ。

長所を見つけることが出来たのならば、その長所の活かし方を考える。
知らないうちに弱点の補い方も見えてくる。

弱点しかない人間などいるはずもない。

4.もう1つの弱点

ここまで自分の弱点について話してきた。
では他人の弱点はどうだろうか?

誰もが弱点を抱えている。
そのことを誰もが理解しているはずだ。

だから弱点を隠さない事が大切だと思う。
弱点は弱点、それは変わらない。

無理をして、弱点をカバーしようと頑張ってもどこがで綻び始める。
だから隠さない。

苦手な部分は、誰かに任せる。
誰かの苦手な部分は自分がやる。

この言い方だと、互いの弱点を補い合うため負担が多く感じてしまうかもしれない。しかし、これは思っているより簡単なことだ。

互いの長所を活かし、互いの弱点を補う。
これだけの話だ。

自分の長所を誰かのために活かす事が出来れば、自分の弱点を後ろめたく思う気持ちも少なくなっていくのではないだろうか。

5.最後に

残念ながら今の世の中は、他人の弱点に厳しい目を向ける人が多い。
しかも、弱点にしか目がいかない人があまりに多い。
このままではとてもじゃないが生きづらい。

本当に平和な世の中とは、
弱点を隠すことなく、互いの長所を褒め合い、活かせることが誰もが幸せに暮らせるのではないだろうか。

出る杭を打つのではなく、杭を打たせられる世界でありたい。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
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