一生懸命にやった方が楽しい
運動会だった。
今年初めて保護者競技に出ることになったのだけど、「ゆるーく走ればいいのかな」という事前の目論見は大きくはずれ、1/4トラックを何年ぶりかの全力疾走するはめになった。
なぜそんなことになったのかと言うと、答えは簡単で、周りの保護者がガチで走っていたからだ。
「スタート」の掛け声と同時に、弾丸のように飛び出すお父さんたち。ついさっきまで子どもたちの徒競走を見ていたせいもあって、その迫力たるやとんでもない。
ああいうお父さんが、アキレス腱を切るんだよなあ。なんて心の中で呟きつつ、その場の空気に流されやすいわたしもしっかりダッシュしたわけだ。
たかが運動会で、という気持ちもあるけれど、それでもわたしは、ノリに流されつつも一生懸命にやるのも悪くないと思う。根が単純なので、わりと普通に楽しんじゃうタイプなのだ。
どうせやるなら一生懸命。手を抜いたり、ヘラヘラしたりしながらやるより、よっぽどいいと思うんだよね。その方が。
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