絵本を読み聞かせた

昨晩、下の子が成長痛をひどく痛がってなかなか眠らなかった。少しでも気が紛れればと思い、KindleUnlimitedで適当に探した絵本を読み聞かせてやった。

子ども達がもう少し小さかった頃は、こうして毎晩、絵本を読んで聞かせたものだった。好きな絵本が違うので、ひとり一冊ずつ選ばせた。

ふたりが小学生になり、夜の寝かしつけからも遠ざかるようになって久しい。読む本も、絵本から児童書に変わった。いつの間にか読み聞かせはしなくなった。

しかし「昨夜、娘に絵本を読んであげた」話を聞いた上の子が、自分にも読んでほしいと言い出した。えっ、絵本を? と驚いたものの、まあいいけど、とまたKindleで探した絵本を読んだ。

布団の上で、わたしを真ん中にして、両隣の子ども達がわたしの手元を覗き込む。小さい子向けのハートフルなイラストを見ながら、あーだこーだと楽しげにツッコミを入れていた。

上の子はもう小4で、男の子だ。幼児向けの絵本の内容はきっと、読み物としては物足りなかっただろう。それでもなぜだか、楽しそうで嬉しそうだった。

たまにはこういう時間もありだなあ。

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