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動物にも気を使う 『ペットとの暮らし』

私は人に気を使ってしまう方で、それは動物にも同じ。

動物が好き。
でも、色々心配になる。

触ったら嫌じゃないか、怖がらないか。
楽しいか、嬉しいか、幸せか。

嫌じゃないかどうかがいちばん気になって、控えめな接し方になってしまう。

あとは、退屈じゃないかどうかも気になる。

小学生の時に飼っていたうさぎの話。
パンダ模様のうさぎ。名前はミント。
外のうさぎ小屋で飼っていた。

カリカリのラビットフードとりんごしか食べなかった。

人参食べないの?食の楽しみはあるのかな?

外のうさぎ小屋にずっといて、寂しくないかな?退屈なんじゃないかな?

たまに公園に連れ出した。

冬は寒くないように、うさぎ小屋を毛布で覆う。(外の景色が見えなくなるから心配だったけど)

名前を呼んで頭をなでる。 

暇じゃないように、藁やちぎった紙などを小屋に入れる。(ビリビリにしてあそんでいた。)

一度だけ、うさぎ小屋を脱走したことがあった。
近所を全速力で走っているうさぎが、うちのミントだった。

やっぱり退屈だったのかと心を痛めた。

うさぎを幸せにする飼い方がよくわからなかった。
うさぎの感情が読みづらくて、幸せなのか悲しいのか、よくつかめなかった。

でも抱っこしようとした時とか、嫌な時は暴れていたから、暮らしのほとんどは嫌じゃなかったのかな?

抱っこが嫌いなうさぎだった。
自由でマイペースで、穏やかだった。

うさぎ小屋を開けると、いつもクルクル回転して、嬉しそうだった。

指を差し出すと、ペロペロ舐めてくれた。

おそらく、幸せも感じてくれていたかな?

『幸せに暮らしてほしい』私の思いは伝わっていたかもしれない。

書いていたら、そんな気がしてきた。

動物に気を使うことは、いいことだ。
嫌がることをせずお世話するのもいいことだ。 

でも、気を使うのは、嫌われないための、自分を守る手段なのかもしれない。

私の正直な思いは、
心を通わせたい。明らかに私を好きでいてほしい。ということ。

犬を飼っても猫を飼っても、そう感じられたことがない。

飼い主が姉だったこともあるけど、
私は、好かれてはいるけど、無条件に大好きな存在ではないのかな…と感じていた。

嫌われないけど、どこか距離があるというのは寂しい。

またいつか動物を飼えるなら、幸せにしたい。
嫌がらせないだけじゃなくて、
遠慮せず、愛情をわかりやすく伝えたい。 
喜ぶことをしてあげたい。
私のことが必要で大好きでいてくれたらいいな。
一緒に楽しく暮らせたら嬉しい。
別れの悲しみが頭をよぎるけど、それでも。

そして、動物にも色々性格がある。
犬はこう、猫はこう、と一概に言えない。
飼っていた犬はお調子者だったし、
猫は犬みたいに従順だった。

とにかくそっとしておいてほしいタイプもいるかもしれないから、私の願いは叶わないかもしれない😿笑

その時はまた考えて学べばいい。

今度ご縁がある子はどんな子だろう。
楽しみにしていようと思う。

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