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JAL、3000億円規模調達へ コロナ禍長期化に備え 

 稲盛和夫会長が2010年から経営を再建されて以降、先手先手を打っているように映る。

 成田ーサンパウロ線でお世話になったなー。早く国際線需要が活発化しますように!

日本航空(JAL)は劣後ローンなどで3000億円規模の資金調達を実施する方向で検討に入った。2020年に公募増資で約1800億円を調達したばかりだが、再度の大型資金調達に踏み切る。

月内にも資本性が認められる劣後ローンのほか、普通社債の発行で調達するもよう。新型コロナウイルス禍による旅客需要の低迷が続く一方、脱炭素化などに向けた投資の必要性も高まっている。資本性のある借り入れで財務状況の悪化を抑えつつ、運転資金や投資原資を確保する。

6月末時点の自己資本比率は42.4%と、世界の航空大手の中でも高水準。一方で足元は資金流出が続いており、同社の6月末の手元資金は3570億円とこの3カ月で約500億円減った。7月の旅客数は国内線がコロナ前の19年比でおよそ4割、国際線は1割以下にとどまる。

JAL、3000億円規模調達へ コロナ禍長期化に備え

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