多様な価値観の時代

こんばんは。Nowです。本日は「多様な価値観の時代」というテーマで進めていきます。

①価値観ってなに?

まず、ほとんどの人が来たことがある「価値観」とはどういう意味なのでしょうか?いつもお世話になっているWikipediaさんによると

何に価値があると認めるかに関する考え方。 価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。 ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。という意味だそうです。

つまり、自分の中で様々な選択をする際の軸となるものだと言えます。例えば、何を食べるかにおいても、食事についての価値観(食事にどんな価値を見出すか)によって食べるものは異なります。食事は栄養摂取という価値観を持っている人は栄養を重視した食事をとるでしょう。おいしいモノを食べる事で幸福感を満たしたいという価値観がある人は「味」を重視した食事をとるでしょう。このように何かをする際に価値観はその選択に大きくかかわてきます。

②価値観の多様化

では、人それぞれの価値観に優劣はあるのでしょうか。現在はグローバル化が進展したことによって、日本という島国においても、外国の文化や考えに触れる機会が増えてきました。つまり、一つの国にいくつもの複数の文化や考え方が存在するようになったのです。これによって人々の選択肢は格段に広がったと言えます。

昔は日本人の多くはいわゆる「和食」を食べていましたが、現在では「洋食」、「中華」、「タイ料理」、「インド料理」など様々な選択肢があるのが良い例です。

もちろん何を食べるかは個人の自由であり、そこに優劣はありません。つまり、ある選択をする際の「答え」が増えたと言えます。

言い換えると、ある選択をする場面において正解が複数ある。これが価値観の多様化です。

③価値観の多様化と「他者尊重」の広がり

価値観が多様化した時代に「他者批判」をすることは自分の首を絞めることになると私は考えます。なぜなら、批判をすることで自分に与えられた選択肢を失ってしまうからです。正解が複数あるのに自分の選択以外を間違いと決めつけてしまい、他の選択肢を見向きもしないことにメリットがあるとは思いません。たしかに、自分の考えに責任や自信をもつことは大事です。しかし、「自分の考えに自信を持つ=相手の考えは間違いである」というわけではありません。

「自分の考えは正解であるし、相手の考えも正解である」。

このことを理解すると、物事を様々な視点から捉える事ができるようになり、格段に広がります。

正解が一つの時代ではないからこそ、私が教壇に立った際は「自分の考えが正しい=相手が間違っている」と決めつけてしまい、対立してしまう子どもではなく、

「自分の考えは正しい。また、相手の意見も正しい」とした上で、2つの意見を合わせてより良い考えだすを導きだすことはできないか。と考えることのできる子どもを育てていきたいと思います。

口で言うほど簡単な事ではありませんが頑張っていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?