行政の窓口が細分化されすぎな件
こないだ、近所の郵便局に行ったら、駐車場前の歩道の点字ブロックがはげて散乱していた。
とりあえず拾って元の位置に並べ直したけど、1枚足りないし、車の出入りできっとまたズレるだろうから、県の土木事務所に電話したところ「早急に現地確認を行なって対応します」とのこと。よろしくね。
ってか、足りない1枚、どこ行ったん…。
本題はここから。
今回はここが県道だと知ってたので、県道についての連絡先を調べて土木事務所の担当だとわかったんだけど、調べてる最中にたまたま大分市のサイトにこんなページを見つけた。
で、ふと思ったんだけど、市道・県道・国道でそれぞれ連絡先が違うの、なんとかならんのかな。
↑のページの「穴ぼこ110番」なんてタイトルだけ見たら連絡先が一元化されてそうな雰囲気だけど、全部バラバラ。110番でもなんでもないやんけ…
なので、市道なのか県道なのか国道なのか分からない場合は、まずそこから調べる必要があるってこと...?
いやぁぁぁ!めんどくさー!!
さらに、この件をTwitterでツイートしたら、別府市在住の友人から「横断歩道の白線が薄くなってるのを市に連絡したら、それは県警の担当って言われた」というリプライをもらい、「市・県・国だけやなくて県警まであるんかーい!!」ってなった…
道路に限らず、地方自治体と国で窓口がバラバラなものっていろいろあるし、そういうのをもう少し一元化して分かりやすくできないものか。
行政のIT化・デジタル化が進めば、こういうとこも改善できそうなんだけど。(河野大臣に期待。)
ちなみに別府市は、サイト・アプリで修繕の必要な道路の情報をお知らせできるらしい。(前出の友人からの情報)
市の管理外であれば適切な関係機関に依頼するとのこと。
↑これ、民間のサービスらしいんだけど、こういうのを全国の自治体がもっと活用すればいいのでは。
これを国が一から作るとなると、訳もわからず大手の代理店にぼったくられて、実際は孫請けとかさらにその下のひ孫請けとかのシステム会社が安い外注費とタイトなスケジュールで作らされて、結果的に使い勝手の悪いシステムが出来上がって税金の無駄遣い、ってことになりかねないので、こういう既存のサービスを積極的に活用すればいいと思うの。
国や自治体側としては、それぞれ適切な担当部署で適切に対応するために窓口を分けているのだろうけど、問い合わせする身としては細分化されすぎてて分かりづらいし、不便でしかない。
そして、こういう不満や要望や提案をお伝えしたくても、どこに言えばいいのかもわからないというオチ。
【追記】
その後、国交省のサイトに「道の相談室」という、国や地方といった道路の管轄を問わず道路についての相談窓口になっているところがあるという情報を複数の方からいただいたけど、大分市の穴ぼこ110番のページにも載ってなかったし、自治体がこの相談室の存在を知らない疑惑…。
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