シェア
nao
2022年1月27日 23:01
ゆえあって、古いフランス映画を見た。エミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』(1867)を、あの『天井桟敷の人々』のマルセル・カルネが映画化したものである。とても面白かった!というわけで、何がどう面白かったのかを書いていく。 小説の紹介からしておこう。ゾラは、アデライード・フークという女性がマッカールと愛人関係にあって二人の子どもを、ルーゴンと結婚して一人の子どもを産んだ、という設定で、その子孫