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Green Talk 16: 最小単位の読書会

家族と、主に夫と読みたい本が被ることがたまにあります。小説系は全くないのですがビジネス書で。そうなると我が家に1冊でよいねって話になるのですが。

二人とも読みたい時期が、かさなったりします。平日は私で休日は彼、などやってみましたが。最近、読書会をはじめてみました。二人なので最小単位ですね。

休日のちょっと落ち着いた頃。お昼終わった後や、土曜日の夕飯の後など。

好きな飲み物とちょっとつまむものを並べて。マッキーと紙を手元に置いて。同じ本の1章を半分に分けて、それぞれが読みます。
そしてお互いに、「何がそこに書いていたか(感想ではなく事実)」を相手に伝える。伝えるための要点は紙に書く。我が家のテーブルに見やすく並べられるMax5枚まで。
結果、二人で1章を読み終えることができるという、そんな週末読書会です。時間は1時間もかからないくらい。

私が昔、参加していた読書会は、全員で1冊の本を読み感想をのべたり議論をしたりするものでしたが。今回はそれは目的ではなくて。

今回の目的は、私たちがタイムリーに同じ本を読みたいということを叶え。ビジネス本なのでまずはその内容をちゃんと掴みたいということを行う。
そして何より、ビジネス書の分厚いあの心折れる感じ苦笑、読みきりたいね、というところからきた発想なので。
アクティブ・ブック・ダイアローグという手法を参考にさせてもらい、この形になっています。

相手に説明するので、流し読みとか適当読みとかにはならずに済みますし。分厚い本も半分の量を読んだら一冊分になるし、まえもって準備もいらない。相手の声に耳を傾ける楽しさもあります。
終わった後や普段の会話にも、そういえばあれってさ、ということも出てきました。

やるごとに互いにいい感じに進むように形を変えるのも。
私が速読タイプなので、彼は平日ちょこちょこ読んでメモをするほうが良いかもと言ってくれたり。本質をずらさず必要なら工夫工夫を繰り返して、これからも形を変えるとおもいます。

買ったお野菜は廃棄しないでしっかり食べきる。
気に入って買った道具はメンテナンスをしながら長く付き合う。
同じように、ご縁のあった本も大事にページを最後までめくりたいなとおもいます。