Rewind AIのペンダントの将来性【ディストピアか希望か..】
こんにちは、田原です。
数年前まで無気力な中卒フリーターで、アニメ＆ゲームが世界の中心だった僕ですが、EAに出会ったことで金持ち世界に突入しました。
今は、いろんな案件を検証しながら月230〜300万くらいの利益が出てるので、経済的にはかなり余裕になりました。（上を見たらキリないけどねw）
まぁ、こうやって自由にやれてるのも、当時の僕が「投資」「自分で稼ぐ」という一歩を踏み出したのが全てなんですよね。
詳しくはこっちで書いてます、どうぞ↓
ということで、本題に入ります。
今回は、、
Rewind AIのペンダントの将来性【ディストピアか希望か..】
というテーマについてです。
少し前に、humaneのAI pinについての記事を書きましたが、オンデバイスタイプのAIプロダクトが増えてますね。
GAFAの中で生成AIに関する情報が少なかったappleも、Ferret AIを発表して話題を集めてます。
2024年はオンデバイスタイプのAIプロダクトが増えそうです。
ということで、今回はRewind AIのペンダントについて触れていきます。
まず、基本情報ですがRewind ペンダントは、会話を録音して文字に変換するウェアラブル デバイスです。
デバイス上で AI 処理を行うのではなく、スマートフォンにアップロードして処理するため、データを完全にローカルに保持することができると主張しています。プライバシー保護だね。
こんな感じのデバイスです↓
59ドルと値段も安いので、かなり買いやすいプロダクトですね。
詳しい説明はこの動画でされてます。
動画を見たら分かりますが、Rewind AIのペンダントのコアは、
「あなたが行ったすべての会話を記録し、文字に起こし、暗号化して携帯電話に保存するので、これまでに交わしたすべての会話を遡って見直すことができる」
というものです。
これは、Rewind社がラップトップ上で見たもの、聞いたもの、発言したものすべてを記録するソフトウェアを現在販売しているからです。
ラップトップ上からペンダントを使用することで、記録対象を現実世界に拡張させるわけです。
Rewind AIのペンダントがやばい？【ディストピアか利便性の向上か..】
Rewind AIのペンダントを使うことで、コミュニケーションの大きな変化が起こることが考えられます。
常に、相手との会話を録音してることを考えると、不用意なことは言えませんし、オフレコも通用しません。
文章化してくれるので、公的な場所で議事録を取るためには優秀かもしれませんが、それならわざわざペンダント型を採用する必要はありません。
仮に、爆流行りしたら可能性の１つとして
「こいつはAIペンダントしてるから建前だけで話そう」
みたいな現象が起こりそうですw
Rewind AIのペンダントが解決すべき倫理的問題
個人的には便利ならどうでいいんだけど、全員を会話を常に記録できるということは倫理的な問題が指摘されるはずです。
なぜなら、全員の発言を常に記録できて、それを簡単に見つけられるという機能は、「同意」「プライバシーの侵害」および、そのような記録の「潜在的な悪用」について多くの疑問を引き起こすからです。
例えば、ペンダントを身に着けている人が企業パーティーに出席することを想像してください。
Rewindのペンダントは、他の参加者には気づかれずに、パーティー中に話されたすべての言葉を記録しています。翌日、ペンダントの着用者は、機密のビジネス戦略、機密情報、または興味深いゴシップなど、正確に文字に起こした会話を悪意のある第三者と共有する可能性がありますよね？
他にも、第三者がハッキングやさらに悪いことに法的要請によって録音に不正にアクセスした場合、このシナリオはさらに憂慮すべきものとなります。
プライバシーどこいった問題になります。
こうなったら、「Rewind ペンダント」を付けてるやつはみんな信用できない状態になります。1984の監視社会みたいですね。ディストピアかな？笑
すべての会話をAIで記録するって正直どうなん？
１つ僕らが考えることは、「全ての会話を記録することの是非」です。
すべてを記録したとして、それを扱えるのか、という疑問もあるけど、会話の中で常に正しい記録を参照されたりするとシンドイよね？
便利にはなるかもしれないけど、人間同士の円滑なコミュニケーションは阻害されそうな雰囲気を感じる。
Rewind社は、録音時に相手の同意を得ると言ってますが、すべての会話の場面で..
「今から録音して良いですか？」
って聞かれたらうざくね？w
こいつ面倒だなって思われるし、商談で大事なことは言ってくれなそうでもある。時代次第で価値観も変わるから分からんけど。
ただ、人間が本来持ってる機能に目を向けておくことも大事。
忘れることもいいことだ【Rewind AIペンダントで全てを記録する是非】
忘れることの価値をちゃんと認識しよう。
僕らの脳は忘れることで、過去の出来事の痛みを軽減してくれることがよくあります。例えば、あなたが離婚したとして、
「私の結婚生活の何が問題だったのか？」
と尋ねたとき。
やたら正確な答えを提供してきたら嫌じゃない？笑
僕らは、常に学びたいと思ってるわけじゃない、改善したいと思ってるわけじゃない。嫌なことはスパッと忘れたいと思ってるはず。蒸し返されたらストレスでしかないよね？
記憶力が低下するかも【Rewind AIペンダントで全てを記録する是非】
人々が記憶保持のためにテクノロジーにますます依存するようになるにつれ、自然な記憶プロセスや個人の経験に関するものが損なわれる可能性があります。
効率的に脳のリソースを使えるという意見も分かるけど、僕のような凡人からしたらラクしたらラクするだけです。
研究者とか優秀な人であれば、記憶はAIなどの外部メモリに任せて、自分はクリエイティブなことを考えると思うかもしれませんが、僕らのような一般層は堕落するだけです。
というか、自分で考えるよりもAIに従った方が論理性が高く、失敗リスクも低くなっていくと..
「思考領域で人間がやることあるん？」
ってなるよね。
まさに、AIに行動を支配された人肉マリオネットと化すわけです。
これ楽しい？
どうなるかは知らんけど、暮らしを便利にする反面で、ディストピアのリスクも高まってるのは事実だよね。
SFに激ハマり中の僕としてはマジで楽しいですが、今の時点から変化に備えてないと淘汰されるのは確定。
僕らが生きてる時代であれば、どれだけ社会が変化しても、おそらく金は必要になるから収入源は複数確保しておきましょう。
では！
