豆腐屋のひとり言 鯖街道をドライブ
朝目を覚ますと素敵な秋晴れ。こんな日はのんびりとドライブでも楽しもう。鯖街道を朽木まで、美味しい蕎麦を食べに行こう!
京都市内から大原、途中を経て滋賀県朽木へ、色付く山並みを眺めながら車を走らせること1時間ほどで到着。早速お蕎麦をいただく。
蕎麦も美味しいが栃餅の揚げ出しが最高。調子に乗ってニシン蕎麦まで注文してふと考えた。
鯖街道は若狭と京の都を結ぶ街道で塩鯖を運んでいたので名前がついた。
若狭で塩をした鯖が京に着く頃にちょうど良い塩加減になったらしい。
京は海が無いのに海産物が名物になっているのが多い。鯖寿司やニシン蕎麦、祇園祭は別名鱧祭りとも言う。鯖やニシンは塩干物だが鱧は生命力が強いので瀬戸内から京まで生きたまま運べたらしい。
京都の人って昔から美味しい物に執着していたんだなぁと、どうでもいいようなことを考えながら色づく山を横に帰路についた。
お土産にはもちろん鯖寿司を買いましたよ。秋の日の豆腐屋のひとり言。
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